寺社にまつわる不思議な話


魑魅魍魎

348 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/09/09 13:58

近所の坊さんから直接聞いた話。
その坊さんいわゆる寺無し坊主なんだが
(坊主の息子だと自動的に自分の家告ぐから良いが一般人が坊主になると自分の入る寺が無い)
上から言われて20年程空き寺になってた所の派遣住職やることになったんだと

んで、その寺へ行って20年ぶりにの本堂の扉を開けたら・・・半透明の魑魅魍魎(と表現していた)がうようようごめいていたらしい 漏れの理解力が足らないのかもしれないがイメージ的には空気の澱みみたいなもので99%が空気で残りの1%がもののけ成分みたいな・・・

そのときはその坊さんびびって暫くその場で固まっていて、最終的には扉閉めて逃げ帰ったんだそうな
んで、上には一年待ってくれと頼んでその一年間かなりきつい修行積んだんだって

そして一年後、完全装備(?)で再びその寺へ行き、今度は本堂で一晩中読経
明け方頃になると蠢いていた魑魅魍魎がすっかり消えていた・・・・
と、近所の寺の坊さん(本人)がにこにこと語ってくれた

あんま怖くないな、すまん


ポケモン?

389 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/12/08 14:24

母から聞いた話です。

母が中学生の頃、近所に住んでいた同級生(男子)が何かをしでかして、その子は怒った父親に神社へ連れて行かれました。男子は罰として、神社の奥にある、一本の木に縄で縛り付けられました。
そしてそのまま昼から夕方まで放置。

父親が夕方様子を見に行くと、その男子は泣きながら助けを求めていました。
縄で縛られていると、天狗が現れて、とても恐い思いをした、と父親に訴えたそうです。

母は、近所の誰かが天狗の格好で出できたんでしょう、と言っておりました。

395 名前: おっとう 投稿日: 04/11/23 09:58:04 ID:lMoHAOY7
先日、娘の七五三で筑波神社に参拝に行ったときの事
3歳になる娘がニコニコしながら空に手を振っている
梢にポケモンのバシャーモがいたとの事
その時は気にしなかったんだけど、ふと思い出してポケモン図鑑見たら

これ、おもいっきし 天狗じゃん・・・


どうじゃ、凄いじゃろう

670:元登山者 04/30(月) 16:37 GiPpx5540 
聞いた話です。 

友人から聞いた話です。 
彼の実家の近くに天狗がすんでいると言われいる山と神社があります。 
その山は今でも修験道とか山伏のような格好をした人が登ったりして 
修行をしにくる人がたまにいるそうです。 

年に一度、その神社では祭りがあり、祭りの日には天狗が山の隠れ家から出てきて神社に泊まっていくと言う言い伝えがあります。 毎年、彼は青年団として祭りを手伝っていて、その年も祭りの準備をしていました。 
そのお祭りは宵の口から始まって、終わるのは夜中と言う祭りなので 
準備は昼過ぎから始まりました。 

その日は朝から曇り空で、下手をすれば雨になるかもという様な天気だったので彼は祭りの準備をしながら空ばかりみていました。休憩の時、空を見上げた拍子に山の頂上が目に入りました。 
その山の頂上は岩がむき出しで、人がいると見ただけで分かるそうです。 
その山頂に誰かが立って空に向かい扇子のようなもので扇いでいました。 

続きます。 

671:元登山者 04/30(月) 17:03 /Y/LE9tN0 
近くにいた人に「あれ、何やってるんですかね?」と指差しても 
「あん?何もねえじゃねえか。」といわれ、「おかしいなあ」と思いつつ 
も作業に戻りました。 

準備も終わり、解散になったとき山を見上げると、まだ誰かが空を扇いで 
いました。「一体、何してるんだろ?」と気になった彼は、その人影を 
ずっと見ていたそうです。何本かタバコを吸って、いい加減飽きたなあと 
思い、帰ろうと回れ右をしたところ「これで大丈夫。」と声が聞こえた 
ような気がしました。辺りを見回しても誰もおらず、山を見上げても 
人影もいません。 

とりあえず、帰路につき、道々で空を見ると雲が薄くなり、少しばかり 
晴れ間が覗いていました。その年の祭りは天気もよく、盛況だったそうです。 
祭りの最中、一服したくなった彼は本殿の裏に回り、一服していると 
「どうじゃ、凄いじゃろう?」と上から聞こえた気がしました。 
見上げると赤い顔に長い鼻、山伏の装束のそのままの天狗が本殿の 
屋根に座っていたそうです。 

彼が、一瞬、瞬きをすると既にいなくなっていたそうです。 
「やっぱり、天狗っているんだよ。」 
そういって彼は話ながら興奮していました。 

天狗の話と言うことで書き込みました。 
私は見たことがないので、聞いた話で失礼します。 


タバコ

14 名前: 雷鳥一号 03/12/17 18:23

友人の話。

山の中腹にお寺があり、そこで休憩していた時のこと。
境内にはきれいな水が湧き出しており、たくさんのイモリが見えた。
ふと悪気が起き、タバコの吸殻をその中に投げ捨てたのだという。

その日の午後のこと。
水を飲もうと水筒を取り出し、口に運んだ。
すえた臭いが鼻をつき、たまらず吐いてしまった。
午前中に汲んだばかりの新鮮な水が、なぜか腐っていた。

それ以来、彼はタバコをむやみやたらと投げ捨てするのを止めたそうだ。


煩悩

482 名前: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 04/01/01 16:04

同僚の話。

ある年の大晦日、彼が檀家になっているお寺の鐘が、まったく響かなくなった。
撞いてみても、鈍くこもった音が短く聞こえるだけだった。

除夜の鐘は、人間の持つ百八つの煩悩を落とすためのものだという。
しかし煩悩が強すぎる者が鐘を撞いた場合、その煩悩が鐘に重く残るらしい。
結果、鐘の音が鈍くなることが稀にあるのだという。
明けた年初め、寺の住職さんが鐘の下でお経を上げた。
しばらくすると、鐘の音は元通り響くようになったそうだ。

一体その人たちは、どんな強い煩悩を抱いていたのだろうか。


見知らぬお爺さん

483 名前: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 04/01/01 16:07

友人の話。

彼は地元の神社の氏子の一員である。
毎年、大晦日から元旦にかけて、参拝客にお神酒を振舞うのだそうだ。

ある年、見知らぬお爺さんが社の中に腰掛けているのが見えた。
杖にもたれて参拝客を眺めては、ニコニコと微笑んでいる。
お爺さんは、彼がちょっと目を離した隙にいなくなってしまった。
社内にいたということは関係者であろうと思い、誰かと仲間に問うてみた。

お爺さんが見えていたのは彼だけだった。
社内には誰も入っていないはずだ、と皆に言われたそうだ。
信仰心が薄かった彼に、一体何が見えたのだろうか。
現在の彼は、氏子の行事に熱心に参加しているという。


山伏の団扇

484 名前: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 04/01/01 16:09

友人の話。

彼の所属する青年部では、毎年、初日の出登山というものを開催している。
元旦の前には、山頂の小さな祠に、当日晴天に恵まれるようお参りするのだそうだ。

一度、雲が多く天気が悪い年があった。
どうなることかとスタッフ一同心配していた。
日の出時間間近、彼は山頂の一番高い木に、何かが止まっているのに気がついた。
はっきりと見えなかったが、何だか山伏のようだったという。
それは分厚い雲に向かい、一生懸命に団扇のようなものを振っていた。
なぜか分からないが、彼も心の中で必死に応援したそうだ。

日の出寸前、雲の一部がぽっかりと口を開けた。
皆の口から歓声が上がり、無事にご来光を拝むことができた。
雲が切れたのは、ちょうど日の出の前後、十分くらいだけだったという。
いつの間にか木上の影は見えなくなっていた。

彼はそれ以来、年末のお参りには欠かさず参加しているそうだ。
今のところ、六年間無事にご来光を拝めているらしい。


こうじん様

522 名前: こむぎやき 04/03/07 01:05

厳密には山の話じゃございませんし、4年位前に一回 百話関連スレで
書き込んだことがあるので既読の方もいらっしゃるかと思われまつが、
まぁ山がの村のことってことで…。

友人から聞いた、そのまた友人Sさんの話。
私も今は山がに暮らしておりますが、SさんのところもT市とはなっているものの
負けじ劣らず似たような山の中にあります。

『こうじんさま』
Sさんの住む村の社では、ある社から御霊分けされた『こうじん様』が祀られている。
その『こうじん様』は、村の中・各家々の周りをぐるぐる廻っているそうで、
彼女の村では、玄関先などで何もないのに躓いたり転んだりすると
「『こうじん様』に引っ掛かった」という言い方をするのだそうだ。
実際、Sさんも何度か玄関先で「何故かわからないのに」躓いたり、転んだりした
ことがあるという。

以前、その『こうじん様』のお祀りが疎かになった時期があったという。
すると、村の年寄りが次々と亡くなるということが起きた。
いくら亡くなったのが年寄りとはいえ、一つの村から立て続けに何軒も葬式を
出すのは異様なことである。

相次ぐ葬式に村の人々も「何かの障りではないのか?」と思ったらしい。
そこへ『こうじん様』の本社(ほんやしろ)が、こんなことを言ってきたという。
「御霊分けしたはずの『こうじん様』が、こちらに戻られていますが、何か
あったのでしょうか?」…と。

早速、『こうじん様』のお祀りをし直したところ、あれほど続いていた人死にが
ぴたりと止まったという。


挨拶

81 名前: 59-60 04/05/16 12:22 ID:VBVvCAky

>>79で改行し忘れた…すみません。

親父の話し

うちは別に仏教徒というわけじゃないんだけど、
知り合いに、やたらと寺や神社の神主さんがいる。
親父が大学受験を控えた高校生だった頃、
いつもと違う環境で勉強しようと、
仲間3人と連れだって山の中にあるお寺に2泊3日で泊まりに行ったそうだ。
真夏だと言うのに、やはり標高が高いからか、気温は肌寒いぐらい。
食事が精進料理だったのが、育ち盛りだった親父たちには辛かったらしい。
寺に到着した、その夜。
本堂で勉強をしていた親父たちは、不思議な物音を聞いてしまう。
ヒタ、ヒタ、ヒタと、まるで石の上を裸足で歩くような音。
それが、さっきから、ずっと本堂の外から聞こえいる。
そういうものを一切信じてなかった親父は、
どうせ動物か何かだろうと勉強を続けていた。
ちなみに、後の2人はガクブルだったらしいけど。
しばらくすると、本堂と廊下を繋いでいる分厚く思い扉が
バンッ!と大きな音を立てて開いたかと思うと、
しばらくしてから、再び大きな音を立てて閉まったと言う。
その扉というのが、俺も一回見せてもらったんだけど、
そんな思いっきり開く事なんて出来るような代物じゃなかった。
建て付けが悪いのか、そう簡単に開く事もできないし、何よりもひどく重い。
3人はいたたまれなくなって、住職さんの部屋に飛び込んだ。
すると、住職さんは何度か頷いた後、
「檀家の方が先ほど挨拶に来られた。
 本堂に立ち寄ったのだろう。別に怖がらなくても大丈夫」
親父たちは、その夜は一睡もできず朝を迎えて、早々に山を下ったらしい。


掛け軸

15 名前:濃い味@天然カテキン400mg :04/08/26 00:42 ID:xh9GOUKO
私は子供のころ大分県のとある村に住んでいました。大変な田舎で、村の周りは山とうっそうとした
森に囲まれていました。
村の前から続く林道をしばらく行くと、山に続く分かれ道があり、そこをさらに登ってゆくと、山の
頂上に小さな廃寺がありました。ずいぶん傷んで不気味な寺なので、好奇心旺盛な子供たちもあえて
そこで遊ぼうとはしませんでしたが、あるとき友達何人かとその廃寺を探検することになりました。

建物の造りはいたって簡単で、中央に部屋がありその周りをぐるりと廊下が通っているだけのものです。
土間から入って廊下を進み、突き当たって右に曲がること二回で部屋に至りました。しかし誰も管理して
いない廃寺のこと、埃まみれな上取り立てて何があるわけでもなく、ただ壁に物憂げな女性の絵が描かれた
掛け軸がかかっているだけでした。そこで私たちはその掛け軸を戦利品として持ち帰ることにしました。


16 名前:濃い味@天然カテキン400mg :04/08/26 00:43 ID:xh9GOUKO
さて、外に出ようと、もと来たのと逆に廊下を進んで左に二度曲がりましたが、外に出るための土間が
ありません。「おや?」と思ってさらに廊下を進んで突き当たって左に曲がりましたがやはり土間に
出ません。私たちはみな血の気が引きました。誰からとも無く走り出しましたが、進んでも進んでも
出口がありません。

突然、掛け軸を持っている子が悲鳴を上げて掛け軸を放り出しました。先ほどまで悲しげな顔をしていた
絵の女の口元がこころもち笑みを浮かべていたのです。そのとき、一番年長の少年が「掛け軸を元に戻そう」
と言い出しました。私たちはもう生きた心地もせず、部屋に引き返すなどまっぴらだったのですが、一番
落ち着いていたその少年に従って、気味の悪い掛け軸を、絵の部分に触れないようにつまんで引き返し、
部屋の壁にかけ直して再び廊下に出ました。

突き当たって左、さらに突き当たって左・・・。するとこんどは土間に出ました。出口からは夏の日の光が
まっすぐに差し込んできています。私たちはわけのわからない叫び声を上げながら外に飛び出しました。
それ以来私たちは二度とその寺に近づこうとはしませんでした。


丑の刻参り

54 名前:濃い味@天然カテキン400mg :04/08/27 02:48 ID:2Jr+nUsO
>>15の続きです・・・

この廃寺は丑の刻参りの現場としても人に噂されていました。丑の刻参りとは、恨みを
持つ相手のつめ・髪などからだの一部をわらの人形に織り込み、それをご神木に五寸釘で
打ち付けることで相手に災いをもたらす呪の方法です。ただし、人を呪わば穴二つ、万が一
呪をかけているところを誰かに見られれば、呪返しといって、相手にかけようとしていた
呪いが自分に跳ね返ってくるのです。だからこそ他人の目に触れない深夜にこの儀式は
行われるわけですが、もし誰かに見られれば、「見られなかったことにする」…つまり
見た者を殺すことでしか呪者は呪返しから逃れることができません

私の母は子供のとき、この廃寺で丑の刻参りにまつわる恐ろしい体験をしました。

その日母は、友達と少し離れた町での夏祭りに行きました。祭りが終わった後も母と友達は
花火などをしてすごし、自転車をこいで村へ帰る頃には日付も変わっておりました。真っ暗な
林道を友達と一緒に黙々と進んでいた時です。廃寺へ続く分かれ道に差し掛かったとき、友達が
「何か音がする」といって立ち止まりました。耳を澄ませると、かすかではありますが、
カコン・・・カコン・・・、と、奇妙な音が聞こえてきます。なにぶん怖いもの知らずの
娘時分のこと、祭り後の覚めやらぬ興奮にまかせ、母と友人は肝試しでもするつもりで音に
導かれるままに分かれ道を廃寺の方へ向かって登って行ってしまったのです。
奇妙な音は寺の境内から聞こえてきました。20分ほどかけてようやく頂上に辿り着いた
二人は石階段の影に身を隠してそっと境内をのぞき見ました。すると、寺の前のひときわ
古い大木に、白装束の女が何かを打ち付けています。女が木づちを振るうたびに、
カコン・・・カコン・・・と、あの奇妙な音が真っ暗な山の中に響いているのです。


55 名前:濃い味@天然カテキン400mg :04/08/27 02:49 ID:2Jr+nUsO
「(丑の刻参りだ!)」
二人はすぐさま自分たちが見てしまったものが何かを悟り、わき目も振らず引き
返そうとしました。しかし、そのとき母の下駄が砂砂利を踏む音を立ててしまい
ました。女がその音に気づき、こちらを恐ろしい形相でにらみつけました。
母と女の目が合いました。母も友達も、射すくめられたように身動きが取れません
でした。
「お前たち・・・見たのか!!」
女が低い声で怒鳴り、こちらへ向き直ってまっすぐ歩き始めたとき、母は初めて
悲鳴を上げて友達の振袖をつかむと一目散に石階段を駆け下り始めました。女が
追ってきているかは分かりません。ただ無我夢中で階段をかけ続けました。

ようやく階段が終わりもとの分かれ道に辿り着き、そのまま村の方へ一目散に
駆け出したときです。
「この自転車、きみたちのかい?」
後ろから男の声がしました。振り返ると、村のただ一人の駐在がいました。
警邏中に林道の分かれ道でほったらかしにされていた自転車を見つけていぶかしんで
いたところだそうです。母と友達は駐在にしがみつくと
「おばけ、おばけ」
と泣き喚いたそうです。駐在は笑いながら村までついてきてくれました。すっかり
遅くなって帰ったことで母は祖父母にこっぴどく怒られましたが、母自身は
それどころではなく、そのまま布団にもぐりこむと恐怖のため翌三日間熱に
うなされ続けたそうです。


56 名前:濃い味@天然カテキン400mg :04/08/27 02:54 ID:2Jr+nUsO
今から5年ほど前に、この古木は、枯れて枝が落ちてくる危険があるために切り倒され
ました。その幹を調べたところ、丑の刻参りに使われたと思しき五寸釘が100本以上
出てきたそうです。


濡れた足跡

110 名前: 59-60 04/05/17 19:12 ID:3P9R08ZZ

親父が住職さんから聞いた話し

お寺関係で、おまけの話し。
>>81で書いた、動じない住職がいるお寺に関連して一つ。
ある雪の降る日、深夜は1時か2時を回った頃、玄関をノックする音がする。
住職さんが誰だろうかと出てみると、誰もいない。
ただ、雪の上に点々と足跡だけが残されて、その足跡は玄関の前で消えていた。
住職さんが「お上がり下さい」と言うと、濡れた足跡が玄関に入ってくる。
その濡れた足跡は、やがて廊下へ上がり、
まるで本当に人が歩いているかのような音を立てながら、本堂へ向かう。
その時、本堂の扉が勢いよく「バンッ」と開くのだそうで。
住職さんは、夜中にも関わらず、その目に見えない来訪者のためにお経をあげ、
お経が終わる頃には、その気配も消えている。
そして、翌朝、檀家の方が亡くなられたと連絡が入る。
そういう事は、よくある事なのだそうだ。
よくあったら困るけど。


おみくじ

9愛知県民:2006/01/14(土) 13:55:32 ID:qejgsz2p0
今日、豊川稲荷へ初詣に行ってきた。
うちでは毎年、豊川稲荷へ行くのが恒例になってる。
で、ちょっと思い出した話。

私が中学の頃(10年くらい前)、いつものようにお参りして、お札とか買う前に家族全員でおみくじを引いた。
その時、私は吉とかそんなものだったと思うんだけど(よく覚えてない)
父が「凶」を引いた。
父は嫌がって、もう一回お金を払っておみくじを引きなおした。
でも、それも「凶」だった。
もう一回引いても、やっぱり凶。
結局、5回連続で凶を引いた。
もしかしたら次は大凶が出るかもしれないと母や姉に止められて、結局そこでやめて帰ってきた。


10愛知県民:2006/01/14(土) 13:56:26 ID:qejgsz2p0
その年の3月頃、家族旅行に行く途中(運転手は父)、高速道路を降りる直前で事故にあった。
単なる自損事故で、ガードレールにこすっただけなんだけど。
結構衝撃があって、姉は頭をぶつけて一晩検査入院。(結局なんともなかった)
私は右の鎖骨を骨折して、完治に数ヶ月かかりました。
車も結構損傷したらしい。すぐに救急車に乗せられたから、見てないけど。

父は普段、そういうことをやらかさない人なんだよね。
まあ、お世辞にも運転が上手いとは言えないけどw
その時は、なんだかぼんやりして一瞬意識がどこかへいってしまったとかで、気がついたらガードレールに接触してたらしい。
結構トラウマになってるらしく、いまだにその話をされると嫌がる。

偶然と言えば偶然なんだけど、それ以来、豊川稲荷のおみくじをかなり信じるようになった。
ちょっとスレ違いかも。
あんまり面白くない話でゴメン。


お稲荷さんのよだれかけ

50本当にあった怖い名無し:2006/01/23(月) 23:09:04 ID:wxzhoDG/0

学生時代に体験した話。
稲荷公園で友人数人とこわい話で盛り上がった。
なかでも友人Tの話がインパクトがあって…

お参りしていたお稲荷さんのよだれかけが
ひどくボロボロだったのを見たTのおばあちゃんが
(かわいそうに…新しいのを作ってあげますからね)
と心の中で話しかけたそうだ。
ところが社交辞令的に思った事なので彼女はそのまま忘れてしまった。

何ヶ月かが過ぎたある日。おばあちゃんは原因不明の
高熱に倒れた。医者もお手上げの状態で、Tも最後のお別れにと
おばあちゃんの元を訪ねたとき、
「赤い布を持ってこい!!」と彼女が叫んだそうだ。
家族が布を用意すると高熱にもかかわらず大きなよだれかけを
作ってウンウン言いながら自分の足で件のお稲荷さんの首にかけに行った。
その日の晩にはおばあちゃんの高熱はうその様に引いたそうだ。


カラスとお稲荷さん

206前スレ59:2006/02/23(木) 02:50:37 ID:pHgXldtf0
数年前、地元のとある神社の神奈備とされる山に登拝した時の事。

山頂にも奥宮とされる神社があり、ハイキングコースでもある
その神社には人に馴れたカラスがいて、登山者に「カー君」と
呼ばれていた。ヒイヒイと息を切らせて山頂に辿り着いたオレの目の前に
いきなりカー君がバサバサと飛んで来た。
ピョンピョンと飛び跳ねてはこちらを振り返る仕草をするので
後をついて行くと、カー君はおもむろに地面を掘り始めた。
中から出てきたのは陶器のスノーマン。金縁でピカピカ光っている。
(さすがはカラス、光モノが好きなんだなぁ…)などと思っていると
カー君はそれをくちばしで咥えてこちらに差し出した。
「何?くれるの?ありがとう^^」と口に出して言うと、
再びカー君はピョンピョンと歩き出し、小道へと誘う。
再び後をついていくオレ。そしてそこに見たものは…

捨てられた陶器のお稲荷さんの山。

全身が総毛立つ、と同時に何故か泣けてきた。
するとカー君は木の上に飛び移り、社殿のほうに向かって
「カァ!」と一鳴き。

居ても立ってもいられす社務所に駆け込み、気がつけば
神職さんに「ちゃんとしてください!」と抗議しているオレがいた。
客観的に見れば単なる電波のウワゴトなのだが、それでも
神職さんは「わかりました」と言って下さった。

やり取りが終わる頃には、カー君はどこかに飛び去っていた。


八幡様

314本当にあった怖い名無し:2006/03/18(土) 00:02:27 ID:YZr9pn1KO
昔住んでた家の真裏に八幡神社があった。

子供の頃、親には反対されてたんだけど
どうしても犬が欲しくて、八幡様にお願いしに通ってたんだよねw
少ないながら、お賽銭用にお小遣い持って。
それを3日くらいこっそり続けてたら、
犬欲しいか?って親から突然言われ、ついに念願叶って飼える事になったんだよねぇ。
もう嬉しくて嬉しくて転ぶように走りながら、
早速お礼しに行ったなぁ〜。
ホントに神様っているんだって実感した幼少時の思い出でしたw

つまらん話ですまんです


湖の主

384本当にあった怖い名無し:2006/03/25(土) 15:50:09 ID:gbIcZ36/0

まぁチラ裏だが聞いてくれ。

俺の田舎には山に湖があるにも関わらず
何故か淡水ではない珍しい湖があるわけよ。
これだけで特定されるかもだが…

そんな田舎に住むおばさんの話。
おばさんが寝ていると夢を見た。
夢の中で、白い蛇が出て来て
『私が住んでいるところを直して欲しい』
と言ったんだそうだ。

目が覚めたおばさんは、白い蛇ってありがちな
話なもんだから、冷静に考えて、大きめな地震が
来る度に津波が来て、最近も床下浸水したからそんな
夢を見たんだろうと流していた訳。

で、また数日して寝ていると、今度は『此処だ』と
その白蛇に具体的な映像を見せられたそうだ。
んで、その映像がさっき言った湖のなかに、石造りの
見たことも無い祠。
おばさんは聞いた訳。
『貴方は誰ですか?』って。
そしたらその白蛇が『湖の主だ』って言ったらしい。
朝起きて、伯母さんが伯父さんにその夢の話をしたら
その伯父さんが『主だなんて言う主がいるのかWW』
なんて笑ったもんだから、伯母さんはむきになって
『湖の中に石の祠があるんだから、あんたもそれ見れば
少しは信じるだろうよ!!』
なんて食って掛かった訳。

続く


385384:2006/03/25(土) 16:04:28 ID:gbIcZ36/0
続き

でも伯父さんはそこに40年も住んでるけど
祠なんて知らない。
どうせ夢だろうと言ったんだけど、あまりに
伯母さんがしつこいので、伯父さんは持っている
手漕ぎボートを車に乗せて湖に向かった。
で、湖に着いてから伯母さんが夢でみた場所を
探していると、確かに夢で見た場所があった。

『ここ!!ここ!!』

伯父さんは伯母さんが指差す崖縁の下までボートを漕いで
へりにボートを着けて水中を覗いてみた。
何かあるが祠かどうかがはっきり解らないので、伯父さんは
潜って見てみたそうだ。
そうしたら、あった。
石の祠が。
伯父さんもパニクって、新しい祠を作らなきゃ!!
って事になったんだけど、役場に相談にいっても
デムパ扱い。
一緒に役場の人間も連れて確かめさせて、役場の
人間も驚いたらしいけど、どう申し立てをしたら
良いかの相談から始まったので、イライラした伯母さん夫婦が
『もういい!!自分達で作るから!!』って話になって、業者に頼んで
見てみて貰ったら、業者は『新しいもの作るよりはこれを綺麗に
した方が手っ取り早い』と言ったので、伯母さん達は業者に任せた。
その後祠がきちんと綺麗になってからは白蛇は夢に出て来ず、水害も
完全ではないが減ったみたい。
オチ無し・駄・長文でスマソ


霊験あらたか

447本当にあった怖い名無し:2006/04/02(日) 14:30:01 ID:lC944ZxA0
有名な某髪のお神社に行った時、参拝を終えて帰ろうとしたら
頭の部分だけ真っ黒な猫がお社の方から出てきた。
撫でようかと見てみると、何か違和感。
よく見ると黒い部分の毛質が普通の猫の毛とは違う。
長さといい、黒さといい、生えてる範囲といい、人間の頭髪がそこに生えてるとしか思えない。
これは神様の使いに違いないと思い、一礼すると、猫は顔を上げて
こちらを一瞥し、またお社の方に戻っていった。

親父の家系の男がみんな若禿なのに、今のところ髪の毛に不自由して
いないのは、あの時の神様のおかげだとひそかに信じている。
神様、猫様、ありがとうございます。


巨大な白蛇

507本当にあった怖い名無し:2006/04/19(水) 17:22:40 ID:DBEh9Jk90
大阪は堺にある、とある荒神社。
昨年末にお札をもらいにいってきた。
参拝、授札をすませた帰途のこと。
多少霊感のある嫁が言うには、
神社を囲むように巨大な白蛇がとぐろを巻いていた、とのこと。
白蛇が護っているのかね、その神社。
本当かどうかは知らないが。


氏神様

795本当にあった怖い名無し:2006/06/10(土) 00:35:54 ID:JAV0o95A0
バアチャンから聞いた実話。

氏神様の範囲って、学区のように道路一本から向こうは〜の
神社様って感じになるらしい。
ある町で大火事が起こり、かなりの家が焼け落ちる、という悲
劇が起こった。
しかし、その町の氏神様の一つを、そこの人は粗末にしてたん
だそうだ。
ところが、もう一つの氏神様は大切にされていて、猛烈な炎が
その氏神様のお守りされている地域に道路一本まで迫った
途端、氏神様の方向から強風が吹いてきて、炎が押し返され
て、その地域は一軒も焼けなかったんだそうだ。
道路一本向こうは、ほぼ全部全焼、という対比に消防の人も
しきりに不思議がっていたそうだよ。


神様?

677本当にあった怖い名無し:2006/09/26(火) 15:21:11 ID:4c2+1TTb0
不思議な体験があります

浪人生だった時分、俺が愛犬の散歩をしていて、近所の神社(100mくらいしか離れていない)の鳥居の前を通りかかった時。
季節も冬(確か12月末)で時刻も18時を回っていて、辺りはすっかり暗く、ライトを付けなくては道が見えない程だった。
突然愛犬がピタッと立ち止まって、ジッと境内を見ている。しまいにはその場に座り込んでしまった。

俺は「おい、行くよ。」とリードをグイグイ引っ張るが、一向に立つ気配もなく、しかも目は境内(性格には本殿)から離さない。
仕方がないんで、「誰かいるんか?」とライトで境内を照らすと、白い服を着て、烏帽子?みたいなものをかぶった人が見えた。
階段みたいなところに座って、こちらを見ている様子。口には横笛を咥えていたんですけど、音は聞こえない。
直感的に、神主かと思いましたが、その神社の神主さんは中年のおっさんで、しかも俺のよく知っている人物だったんだけど、
この人はどう見ても若い感じがして、雰囲気も何かおかしい。知り合いのおっさんだったら、向こうから声をかけてくるんですけど、そんな様子もなし。

犬の方も騒ぐ様子も無く、むしろ落ち着いている感じだった。
不思議に思い、声をかけようかとしたんですけど、その人はそのまま本殿の裏手に歩いていき、姿が見えなくなった。
その後、犬が何事もなかったかのように急に立ち上がって、いつものように歩き出した。
怖いという感覚は無く、むしろ清清しい気持ちになった。

その神社の氏子だったんで、何か縁みたいなものを感じたんだが、あれは一体何なのだろうか?

柏手

795 名前: さいたま右 ◆3vvI.YsCT2 [[( ゚∀゚)<sage] 投稿日: 2006/09/29(金) 21:32:48 ID:??? 
>>738 743 
 某田舎の大衆食堂で、偶々、隣に座っていた名前も知らないおっさんの話。 

昔、バブルの時に某東北の山間部にある何にも無い小さな村で、畑潰してホテルを 
建てるとかで、現場作業に行ったのだが、作業が終わった後、財布を現場に忘れた事に 
気づいて、慌てて、車で現場に戻った。そこで財布を発見したまではいいが、田舎の夜(しかも 
曇っているので月明かりなし。)と言う事で真っ暗な上、ほぼ完璧な無音。急におっか 
なくなって、慌てて戻ろうとしたところ、何処からとも無く柏手の音が。腰を抜かしそうに 
なりながらも、必死に音源を探ると、隣にあるちょい丘になっている神社から(まあ、 
隣と言っても、田舎なので100m先とかだったそうですが。)。車のエンジンかけて 
何時でも逃げられるようした後、そーと、20段ぐらいある石段を登って覗いてみると 
そこには、狐が一匹神社のまん前に佇んでいる。「なんだ?」と、思って、よくよく 
見ると、その狐が前足を叩く・神社に頭を垂れるを繰り返している。「・・・ヤバイもの 
見たな。」と思い、慌ててその場から立ち去ったそうな。 


白い顎髭の住職

253 :本当にあった怖い名無し :2006/12/12(火) 09:48:56 ID:sRfNwhMXO
知人Kの話 

その寺の存在を知ったのは小学校の社会の授業で、町の地図を 
見て、現地まで行くという課題を与えられた時だったという。 
Kは町の東端にある標高5〜600mのT峰の山頂付近に卍マーク 
を見つけ、日曜の朝から出発した。山道を闇雲に登って山頂を 
目指すという無謀な道程は想像以上にきつかったが、いざと 
なれば野宿だ!なんて冒険気分だった。幸い無事に着けたが、 
今思えば怖いことだと話していた。古寺は荘厳で、境内には 
清水の涌く水場があり、水を飲ませて下さいと声をかけると、 
白い顎髭の住職が笑顔で出て来たそうだ。 


254 :本当にあった怖い名無し :2006/12/12(火) 09:53:27 ID:sRfNwhMXO
訪ねた理由を話すと、地方に伝わる昔話や寺の謂れを聞かせて 
くれ、畑で採れた果物を御馳走してくれた。帰りは近道を 
教わりスムーズに下山もできた。Kは心地良い疲労を感じつつ、 
来週も訪ねようと思った。最近は訪ねてくる者もない…と話す 
住職が印象的だったのだ。野菜や水があり、食うに困らない 
とはいえ、不便なことは子供でも想像できた。次は住職が好物 
と言った饅頭を持って行こうと思った。家に戻り、寺の話を 
すると、父親が怪訝な顔で、その寺はずいぶん昔になくなり、 
町にあるJ寺が代わりに建てられた物だと言った。 


255 :本当にあった怖い名無し :2006/12/12(火) 09:56:49 ID:sRfNwhMXO
白髭住職はJ寺の先代で、寺の移転計画に反対だったそうだ。 
結局、移転は決定したが、妙なことに、それまでこんこんと 
涌いていた清水が見る見る枯れ、住職も家移りを待たずに 
亡くなったという。住職は、清水は山神様に頂いた大切なもの、 
昔、集落を干ばつの危機から救ってくれた命の水だと彼に 
話していた。Kの頭の中を住職の言葉が巡り、訳もわからず 
涙が溢れた。幽霊を見た怖さからではなく、住職が寺を守り 
続ける姿勢に子供ながら感動したそうだ。これは、実家が寺 
でもないのに僧侶になったKに理由を聞いた時にしてくれた話 


矢の行方

798 :本当にあった怖い名無し:2007/01/28(日) 17:58:05 ID:9NsByYAY0
あんまり詳しく書くと地域が特定されるので
端折って書く。

私の生まれ故郷は中国山地の近くの山村で、じいちゃん
もばあちゃんもその村で生まれて知り合ったらしい。
んで、ばあちゃんの家系は神主で神社を持っている。
毎年、秋には昔からの言い伝えにならって、ある祭りを行う。
去年の秋もその祭りをやった。
その内容は、武者姿をした若者が神社の境内から鬼門の方向にある
木のてっぺんに向かって弓を射る、と言った内容で、去年は
その弓矢を射る役目は俺がやった。ちなみに鏃は鏑で
「ギューーーン」って音が出るだけ。その矢を拾った人は
一年を無病息災で過ごせるって話がある


799 :本当にあった怖い名無し:2007/01/28(日) 18:07:42 ID:9NsByYAY0798の続き

それで、去年の祭りのとき。
鎧着て、烏帽子を被り、境内の真ん中で鬼門に向かって弓を射た。
「ギューーン」って感じの音がして鬼門の方向にある巨木の上を超え
境内の外にまで飛んでいった。
みんなが矢を拾おうと走って行くも、戻ってきた人の中にも拾った人
はいない。中には巨木の上を超えた辺りで消えてなくなった、って
言う人も出てきた。
なんともよくわからなかったけど、着替えのため社務所に行くと
その神社の神主さんをしている叔父さんが出てきて言った。
「木の上を矢が通ったとき、見えない何かに当たってドガって
音を立てて消えたんだ。きっと良くないものがいたんだろうな。」
って。
後々、聞いた話。その神主をしている婆ちゃんの家系は昔の中国地方の
大名の毛利の家系で、神社の神様は八幡様だって事だった。


801 :本当にあった怖い名無し:2007/01/28(日) 18:13:06 ID:9NsByYAY0

後日談

とりあえず、祭りは無事に終わって夜の打ち上げのとき。
総代さんってわかるかな?神社の世話を手伝ってくれる人
なんだけど、その人に「来年も弓取りよろしく」って言われた。
ちなみに、俺は霊感とかってものは殆ど無いけど、地元の祭り
で神楽やったり笛を吹いたりしてるから神様に好かれてるのかもな
って年寄り連中には言われる。
なんか、ありがたい話だった。


人を呪わば...

840 :本当にあった怖い名無し:2007/02/03(土) 14:47:30 ID:8QU9dQ9Y0
何年か前のある朝。
学校が休みで田舎に帰っていた俺は早朝、から
親戚が神主をしている神社の掃除に行った。
鎮守の森に囲まれた境内を掃き、箒目を付けようと一本の
木に基準を決め、その木に向かって行った。
そしたら、その木に何かがくっついている。「何じゃろ?」
と思ってよく見ると、両手に釘の打たれた藁人形だった。
腰を抜かして、社務所にいる叔父さんを呼びに行き、現場へ
連れて来ると、叔父さんは「八幡様の境内でこんなことしおって
、気にするな。どうせ、こんな事したからには罰が返る。」
そういって、藁人形を燃やしてしまった。
その後、ウチの近所で事故があった。原付で川に落ちた人がいた。
川も浅く、スピードも出ていなかったのだがその人は両腕切断の
大怪我。まあ、近所でも良くない噂の多い人で警察の事故調査で
こう言ったらしい「目の前に裃を着た侍が立っていたんだ。」
と、ちなみに、その裃に付いていた家紋と俺が祭りの時に着る
鎧櫃に書いてある家紋が同じだったそうだ。

駄文すんません


御祓い

856 :本当にあった怖い名無し:2007/02/04(日) 17:59:06 ID:U27Q/zYA0
親戚の神社で御祓いの手伝いをした時の話。
確か夏の頃だったと思う、一人の中年男性が社務所
に来た。その人が言うには、どこかの山に登って以来、女性
が付きまとうって話だった。ウチの地方は県内でも変わっていて
未だに、妖怪とか山の化生とかって話が多い。
神主をしている叔父曰く、「山女に魅入られたんかもしれん。」
との事だった。
確かに、その男性は憑かれた経緯を話している間も目が山の方
を見ていて、上の空で話しているような、なんとも気味が悪かった。
とにかく、御祓いをと言う事になった。
神前に榊とお神酒、お供え物をし、その前に男性に座ってもらった。
神主である叔父が御幣をささげてから、祝詞を唱える。
その間、俺は男性の斜め後ろで待機。何かしらの指示が出るのを待つ。
男性は頭を少し下げ、神妙に祝詞を聞いているように見えた。しかし、
しばらく後、頭が激しく振れ始めうめき声をあげ苦しそうだ。
「おい!抑えろ!」叔父に言われ、男性を押さえ込む。そうすると
物凄い力で暴れだした。なんとかかんとか押さえ込んでいると、叔父が
御幣を神棚から取り、男性の背中に当てサッと払う。
そうすると、背中の真ん中辺りから、長い、本当に長い黒髪の束が
バサッ!と翻った!「うわっ、出た!」と思った。

ちょっと分けます。


858 :本当にあった怖い名無し:2007/02/04(日) 18:37:27 ID:U27Q/zYA0
続き

その背中から出た髪の長さは1メートル以上はあったと思う。
その男性の背中から生えているのに、頭が付いていて暴れている
ようにバッサバッサと動いていた。
「おい!髪を引っ張れ!」叔父が怒鳴る。腰が引けていたけど、
両手で髪をつかんで、思いっきり引っ張った。大根とか根菜を
引き抜くような感じってわかる?そんな感じがして、急にスッと
抜けた。勢いあまって引っくり返ったけど、スグに起き上がって
両手を見ると、一束の黒髪があった。
「こっちに渡せ。」叔父に言われ、渡すと叔父は懐紙に包み、神前
に置いた。「あとで、焼いて清めんとな。女の髪は念が篭る。」
男性は気絶していた。男性に清め塩をかけ、御幣で払うと起き上がり
「体が軽くなりました。」と言う男性に叔父は言った。
「山女に魅入られたのですね、今度からは心を清めて入山してください。
あのままだと、貴方は山に魅入られて帰って来れなかったかもしれない。」
男性に髪の束を見せると、腰を抜かしていた。
その男性は礼を言うと、何度も頭を下げながらも帰っていった。
その後、叔父と俺は境内に小さな櫓を組み、清め塩とお神酒を
かけ、燃やした。
普通の髪は燃えると嫌な臭いがするけど、その髪は植物と土の臭い
がした。


巫女さん

907 :本当にあった怖い名無し:2007/02/10(土) 21:23:47 ID:0Y4xPsiy0
俺、先週離婚したんだ。
んで、生活力が無いからと子供も向こうに取られちゃって、もう何にも残ってないの。
んで、もうどうでも良くなって適当に死のうかと思って
ぶらぶらと家の近所を散歩しながら死ぬ方法考えてたんだ。
そしたら、いつも通ってる道なのに気付きもしなかった神社を見つけて
そこの木で首吊りしてみようかと様子を見に境内に入ったんだ。
入ってみると結構広い神社で、あーこの木なんか枝振りが良いなーとか
思いながら見て歩いてると、突然目の前に巫女さんが現れて、
泣きながら「ばかっ!」とか大声出して俺の事引っ叩いたんだ。
ワケわかんなくてボーゼンとする俺を
「死ぬ位ならなんでも出来るでしょ!」
とか泣きじゃくりながら怒鳴りつけ、建物の中に走りこんでいっちゃった。
しならくボーゼンとしてたけれど、いきなり涙が溢れてきて、そこでワンワン泣き出しちゃったら
神主さんが出てきて、家の中に入れてくれて色々と聞いてくれたんだ。
大分落ち着いてきて、段々と生きる気力が沸いて来て、
あの巫女さんにお礼を言いたくなったので神主さんに聞いてみると
そんな巫女さんはこの神社には居ないと言われた。
俺はなんとなく、この神社の神様が俺を叱ってくれたんだと思うことにしてさっき帰ってきた。
あの巫女さんに言われたとおり、明日からガキの頃諦めた夢を叶えるために頑張ってみようかと思う。
神様、巫女さん、神主さん、そして元嫁にも子供にもありがとうと言いたい。
俺、頑張ってみるよ。


大きな狐

122 :本当にあった怖い名無し:2007/04/12(木) 00:13:13 ID:VL9fs128O
今日聞いたばかりの親の知り合いの話。
その家の近くの稲荷神社で昔貰って来た、絵が描いてあるお札のような物があったそうです。
ある時、氏神様のどんど焼きに納めるお札を持って行き処分した夜、霊感のある奥さんの所に大きな狐が現れ、「間違ってはいないが出所が解っているのなら元の神社に帰して欲しかった」と哀しげに言われたそうです。
それで神棚を捜してみたらその絵がなく、どうやら処分するお札と混ぜてしまった事に気付き、悪い事したと思ったそうです。
携帯からなのと、元々文章へたなので読み辛かったらごめん。 ちなみにその人も宮大工さん。

湧き水

226 :元登山者:2007/09/30(日) 15:53:27 ID:G5fL1OpQ0
聞いた話 

田舎で聞いた話です。 
隣村の人から聞いた話です。 
その村には綺麗な湧き水のでる神社があります。 
私も飲んだことがあるのですが、とてもおししかったです。 
わざわざ、遠くから汲みに来る人も多いので、一人10リットルまで 
と制限しています。 
ある時、町から汲みに来た中年の夫婦がポリタンクやボトルを大量に 
持ち込んで制限を無視して汲んでいました。 
人が注意すると「あんたの土地じゃないからいいじゃないですか。」と 
全く聞く耳を持たなかったそうです。 
その夫婦は何度も来ては、長いこと水場を独占し、地元の人だけでなく 
他の利用者の迷惑にもなり、嫌われていました。 

続きます。 


227 :元登山者:2007/09/30(日) 16:04:00 ID:G5fL1OpQ0
続きです。 

ある日、いつものように大量に水を取り、帰って行きました。 
そして、翌日、またやってきました。 
しかし、どうも様子が違っていつものポリタンクも持たず、一升瓶と 
お供えらしき物を持って神社に行くと、拍手を打ち、お参りしている 
のです。 
不思議なこともあるものだ、と思い。 
「どうされました?」と彼が聞くと 
「昨日、持って帰った水が帰りの途中で全部、空になっていたんです。」 
「それに、夜中に水を返せ、水を返せって家中から聞こえて」 
とのことでした。 
彼はその話をしながら 
「境内の物は神様の物だからな、取り過ぎちゃだめだな。 
 まあ、山の神様のバチが当たったんだよ。」 
そう言っていました。 


白い鯉

767 :本当にあった怖い名無し:2008/08/18(月) 15:11:47 ID:6sDUDPQUO
うちは父方の爺ちゃんが出雲地方の神主の家系なんだけどさ、やっぱそのせいか子供の頃によく白い人を見ていた
初詣とか行くとさ、皆本殿に向かうじゃん、あれがとても不思議だったわけ
俺は大木の上からそれを見下ろしている白い人を見上げて、こっちに白い人がおわすのになんで皆本殿に行くんだろうと思ってた
神社以外でも飛行機から山脈を見下ろすと白い人がポコポコ座ってるのが見えたな、何もない山も多いんだけどね
春になると小さな草花の一つ一つに小指の先くらいの白いお爺ちゃんとかが座ってて、俺と目が合うとにっこり笑って口許に指当ててしーってすんのな
だから俺は「ああ、皆見えてないし見たことを言ってもいけないんだ」と思って笑い返して誰にも言わなかった
不思議なことは多かったけど、大人になるにつれそれらの優しい白い人を見ることもなくなった


768 :本当にあった怖い名無し:2008/08/18(月) 15:21:15 ID:6sDUDPQUO
で、普通の大人になったんだが、数年前に健康作りの為に早朝のウォーキングにハマってた時期があったんだが、毎日同じコースをただ歩くのも飽きて来たんで寺社仏閣巡りしながら歩くことにした
今川崎の住宅地に住んでるんだが、近所の神社の御神体の鏡が朝日にさらされる様子も見れたり、まあ結構得した気分になれた
ある日いつも登ってる小高い山を違うルートでおりた際、今まで気付かなかった小さな神社を発見した


770 :本当にあった怖い名無し:2008/08/18(月) 15:36:30 ID:6sDUDPQUO
そこは麓に近い本当に小さな神社で、崖に囲まれた少し開けたスペースの隅に祠がある程度の造りだった
合戦で亡くなった両軍の兵士と弁財天と水神を奉っているところらしい
大正時代に干ばつがあった際は土地の名士の息子がそこに三日三晩篭って雨乞いをして、見事水神の加護があり雨をもたらしたこともある、そんないわれも書いてあった
篭るったって社もないのにどこにだよwって思ってたんだが、お参りした祠の裏の崖に、入口は狭いが奥行はかなりありそうな洞窟があったんだ
多少気が引けたが好奇心に負けて祠の裏手に回って奥を覗いて見た


771 :本当にあった怖い名無し:2008/08/18(月) 15:46:42 ID:6sDUDPQUO
洞窟の内部は澄んだ水で満たされていた、池みたいな感じな
早朝ということもあってか奥の方は暗くてどこまで続いているのか分からない
真夏なのにそこだけひんやりと冷たくてダラダラかいてた汗が引いて来るほどだった
あー、奥まで見えないし結構深い水みたいだから入れねーな残念、帰るか、みたいな気分になってたら、奥の方からゆっくり泳いで来る白っぽい影に気付いた


772 :本当にあった怖い名無し:2008/08/18(月) 15:54:14 ID:6sDUDPQUO
俺のいる入口付近まで泳いで来たのではっきり見えたよ
それは大きな白い鯉だった
鯉に詳しくないからよく分からんが、俺は白い鯉を初めてみたんでつい見とれた
そいつは頭を俺の方に向けてピタッと動かなかった
あーやっぱ水神→竜神→鯉なのね、なるほどとか思いながら俺もじっと見てたのね


773 :本当にあった怖い名無し:2008/08/18(月) 15:59:14 ID:6sDUDPQUO
だんだん、一旦引いた汗がまた体中から噴出して来た
今度は暑くてかいた汗じゃなくて冷や汗とか脂汗みたいな感じ
体温がどんどん下がっていくのが分かった
その場所には俺と鯉の他にももう一対目があると感じた
頭上に視線を感じたんだ、俺を真直ぐ見下ろすような形で


775 :本当にあった怖い名無し:2008/08/18(月) 16:03:06 ID:6sDUDPQUO
酷くいやな感じだが顔を上げて見た
そしたら崖の上の木々の間に、真っ白い和服を着た女の人が立っていてこっちをジッと見てたんだ
顔は長い髪で隠れていてほとんど見えなかったけどおばさんかお婆さんみたいな感じだったよ


776 :本当にあった怖い名無し:2008/08/18(月) 16:07:32 ID:6sDUDPQUO
ヤベエ、祠の裏手に回って洞窟覗いちゃったから怒ってる?
俺、一応いい大人なんで、その付近の住民の方かと思って思わず「すいませんっ」って頭下げて謝ってその場を離れた
超速い競歩スタイルで


777 :本当にあった怖い名無し:2008/08/18(月) 16:13:34 ID:6sDUDPQUO
でもおかしいよな、早朝五時だぞ?
崖の上はほぼ直角に近い急斜面だし、和服みたいな動きづらい格好でそこにいれることがまずおかしい
それに年配の方っぽいから和服はまあ、有り得るけどさなんで着物も帯も真っ白なんだよ?
あの洞窟の鯉みたいな、白い人
全身が粟だった
もしかして俺また白い人見ちゃったのかな?


778 :本当にあった怖い名無し:2008/08/18(月) 16:20:51 ID:6sDUDPQUO
素晴らしいスピードで家まで帰ったので、その日の消費カロリーはなかなかのものだったと思う
白い人…白い人…白い鯉…ずっとそんなことを考えていたがとにかく凄い違和感があった
俺は純粋に恐ろしかった
あの白い人は、俺の知っている白い人と全く異質な存在だった
俺の昔見ていた白い人は呉服なんか着ていなかったし、威厳や畏怖を感じることはあっても、あんな体の芯から冷たくなるような恐ろしさを感じる存在じゃなかったからだ


780 :本当にあった怖い名無し:2008/08/18(月) 16:26:39 ID:6sDUDPQUO
まあ特にオチはないんだが、それきり俺はウォーキングをやめた
もうその山に近付くことは出来ない
川崎の久慈神社のある山の麓の洞窟だ
知ってる奴がいたら情報キボン

お陰で今はあの頃よりは微ピザっている
多分白い鯉の化身の呪いだと思う


繁盛の理由

845 :本当にあった怖い名無し:2008/08/26(火) 19:41:45 ID:Kfo7zSxA0
近所には、めちゃくちゃ繁盛している豆腐工場がある。
工場の前には無人販売所があり、アイスクリーム用みたいな冷蔵庫がある。
横にあるお賽銭箱に200円入れるとその冷蔵庫の中の製品を一袋、
何でも持っていって良い。
冷蔵庫の中には豆腐2丁パック、豆乳、湯葉、がんもどき、
そして当然の事ながら油揚げもある。
デパ地下で買えば500円相当の品もある。割安なので主婦が絶える事がない。

その無人販売所の裏手をみると、そこにはお稲荷さんの社が!
ここほどフレッシュで美味しい油揚げを大量にお供えされているお稲荷さんも珍しいだろうし、
沢山の参拝者がいる所もめずらしいだろうw


お稲荷さんの祠

547 :本当にあった怖い名無し:2009/01/05(月) 07:25:09 ID:mvEgkVoXO
友達から聞いた話です
もう10年位前ですが、伯母さんの家が火事になり、
古い家だったので火の回りが早く全焼。
家族はみんな外出中で、近所で散髪していた伯父さんが駆け付けたものの、
取ってこられたのはアルバムとか通帳とかほんのわずか。
庭の草木も黒焦げ。でも昔からあるお稲荷さんの祠とその周辺だけ“健在”。 
見えない力ってあるんだなって言ってました


お稲荷様の眷属

397 :本当にあった怖い名無し:2009/07/02(木) 00:05:41 ID:4w546dwgO
俺が昔都内に住んでた頃、家の近くに大きなお寺があった。そこの坊さんに聞いた話。

そのお寺には野良猫が多くいて、境内を我が物顔で日向ぼっこしたり昼寝したりしてるんだけど、
境内の一角に祀ってある、石造りのお稲荷さん(石造りの柵と何本かの木で囲んである)
にだけは野良猫は一切近づかない。木陰になって、石造りなので夏は凄く涼しい場所で
猫にとっては寛げる所なのに、一切そのお稲荷さんには近づかないんだと。

坊さん曰く、『お稲荷様の眷族の狐さんが結界を守ってるんでしょう。不思議とお供え物をしても
カラスも来ないんですよ』 との事。

俺は単純に、線香の匂いとかが嫌なんじゃね?とか思ったんだが、見えない狐の番兵が
神域を守ってる図の方がロマンが有って良いので、その物語を信じたいものです。

大してオカルトでも無いけど、このスレ来てから初めてスレタイに沿った話題提供をしましたw


今夜はお泊りか

237 :可愛い奥様:2009/07/15(水) 09:42:21 ID:tReyoJiE0
お寺話をひとつ。
実家の菩提寺は豊臣家に仕えた武将にゆかりがあるらしいんだけど、
そのお寺の檀家総代さんに聞いた話です。
総代さんはお寺の行事を手伝う為に本堂脇の部屋に泊まっていたそうです。
すると真夜中、足元の襖の辺りがぼうっと光り、がちゃがちゃと音がしたかとおもうと
鎧兜姿の人影が現われて「今夜はお泊まりか。」と言ったそうです。
翌朝、お住職さんと裏方さん(住職の奥さん)にそのことを話すと
「ああ、やっぱり(武将の霊が)来はりましたか。」
と、事も無げだったそうです。
総代さんはとにかく驚いたけど、不思議と恐くなかったと仰ってました。


猫神様

265 :本当にあった怖い名無し:2009/09/08(火) 06:55:06 ID:Y6tFIzV6O
うちは鎌倉後期から続く神社。
猫を守り神とし、代々猫を飼っている。
猫は絶えたことがなく、飼っていた猫が亡くなるとどこからかまた猫がやって来る。
しかも、不思議なことに何故か黒猫と白猫が交互にやって来る。
どれもメスなのだが、これまた不思議なことにどの猫も子を生まない。
皆大人しくいい子たちばかりで、先祖代々大切に育てている。
境内には猫塚という代々の猫たちの墓があり、亡くなった後も大切に供養している。
代々の猫たちは地元では猫神様と呼ばれて、参拝者にも可愛がって貰っている。
今日も現猫神様の黒猫は元気だ。


チビ蛇

453 :本当にあった怖い名無し:2010/01/06(水) 16:28:50 ID:axzLAV6K0
別になんでもない話なんだけど失礼します。

去年の話しなんだが、いつものように古くからある近所の八幡様に御参りに行った。
曇っていたけど、長い階段を登って境内についた頃には晴れてた。
御参りを済ませまた長い階段を下りてると、
先ほどは居なかった子蛇が階段中腹の真ん中くらいでとぐろを巻いて休んでいる。
自分に気づくと頭を上げてチロチロ舌を出すしぐさをする蛇。
逃げるどころか頭をなでさせる感じに差し出してきた。
頭をなでてやるとまた舌を二、三度出して最初のようにとぐろを巻いた形に戻った。
やたら可愛かったけどなんだったんだろう、あの蛇は。見た目は普通のシマヘビだったが。
因みに去年は本厄な上、一度もお払いに行かなかったにも関わらずやたら運が良かった。
八幡様が守ってくれたと思ってる。

長文スマソ

キツネさん

324 :本当にあった怖い名無し:2010/07/29(木) 08:48:40 ID:nRSm3sFyP
去年東北の方にキャンプに行った時の話しです
山の奥地にあり、自然たっぷりのキャンプ場で
首都圏から遠いせいか混んでいる事が無くていつも利用しています

日が暮れて晩飯が終わり、早起きだった為テントで少しうとうとしてた所
外から聞こえる3歳になる娘の笑い声で目が覚めたんです
女房と遊んでいると思ってテントから外を覗いてみてビックリ!

娘の横に、キツネが立っていたんです
立派な体格で、綺麗な毛並みをしていましたが
噛み付かれてもしたら大変だと飛び起きて出て行ったら
キツネはそそくさと逃げていきました

逃げて行ったというか、暗闇せいかもしれませんが
スーっと消えたように見えて、足音も聞こえませんでした
野生の生き物はすごいな〜等と思いながら、娘の無事にほっとしたんですが・・・


325 :本当にあった怖い名無し:2010/07/29(木) 08:50:40 ID:nRSm3sFyP
娘は全く怖がっておらず、ニコニコ顔
そしてまたビックリしたのが、娘の小さな両手いっぱいの木の実を持っていました
ドングリやらオレンジ色の実やら色々な種類があって、キャンプ場内では
拾うことも出来ない実がたくさん

これどうしたの!?と聞いたら「きつねさんにもらった」と
「きつねさん笑ってた」と

はっ!っと頭に浮かんだのが、キャンプ場がある小高い山の頂上に
とても古くて小さな稲荷神社があり、キャンプ場に入る前に必ず立ち寄って
自分はワンカップを1本、娘は必ず自分の持ってるおやつをひとつ置いていってました
山に入る時はお願いしますって入るんだよと教えていたんですが
トトロが大好きな娘は、いつも真面目に拝んでいたようなんです

山の神様って本当に居るんだなぁと、炊事場から帰ってきた女房となんだか暖かい気持ちになりました

怖くない話ですみません


お稲荷さん撤去

442 :本当にあった怖い名無し:2012/03/04(日) 12:05:08.88 ID:xXYxMu3z0
お稲荷様で思い出したんだが母の知人の話

30年ほど前までは地元でも有名な資産家で
薬局を何軒か経営していた御夫婦が信仰していたのが
敷地内に勧請されたお稲荷様だった

その後夫婦は息子に会社経営を委ね
同じ市内に温泉付きの老夫婦専用住居を建てて移り住んだ……ところ数年でみるみる経営が悪化
10年もせずに会社は倒産、老夫婦の住居を除き不動産・動産すべて処分することになった

老夫婦が別居して息子夫婦だけになった本宅では
親に内緒で敷地内のお稲荷様を勝手に撤去していたことが経営が悪化した後に判明した

元々息子は全く信仰心がなかったようで家の敷地にお稲荷様があることが気に入らなかったようだ
撤去に当たっても神主を呼んだり手順を踏むということもせず
工務店に頼んで鳥居や社を撤去して更地にしたらしい

老夫婦(特に父親)はそれを知って激怒したが
撤去された社も安置されていた御稲荷様の本体(?)も
もうどこを探しても出てこずあれよあれよという間に会社は傾いていった

息子夫婦はその後地元を離れて他県で生活を再建
親御さん夫婦は今も地元で健在だが同じお稲荷様には拒否されて信仰できないのか
今はとある龍神様を祭っているらしい

母にはそれ以来「神様祭るんならちゃんと最後まで責任とらないと」と
言われているが言い方がなんかペットを飼うみたいでちょっと違和感w


窃盗団

467 :本当にあった怖い名無し:2012/06/16(土) 02:07:20.96 ID:JeL0zMrB0
ジャーナリストの先輩から聞いた話でもしますかね。
その先輩は嫌韓が高じて、お隣の国の悪事を世界にしらしめるとか言ってジャーナリストになった
バイタリティあふれる人で、1年の3分の2はお隣で活動してる。私はある意味、本末転倒じゃねと
か思うこともあるが。そんなお人なので結構、修羅場というかヤバイことを潜り抜けてるので帰国し
た際はよくそういう話を肴に飲み会へ誘われる。
さて、ついこの間、急遽帰国した先輩に例のごとく誘われた。
色々、近況などを報告しあい、料理も腹に詰めて先輩もいい感じに酒が回り始めた頃(私は酒に
弱いのでほぼ食い専)、今回の最大の修羅場に遭遇した話になった。


468 :本当にあった怖い名無し:2012/06/16(土) 02:09:29.26 ID:JeL0zMrB0
先輩はある犯罪組織の元幹部という人物と接触することに成功したそうだ。
色々なコネや賄賂を駆使して地方都市の食堂(本当に場末の食事処みたいなところだったらし
い)で会談する機会を得た。
その場で面会した人物は見るからに胡散臭い、そして危険な気配を纏っていた。
客を迎える愛想笑いではない、ニヤニヤとしたイヤラシイ笑顔でCと名乗った。
「当然ながら偽名だろうけどな」
先輩も中国人のジャーナリストという偽の肩書きで取材を申し込んでいたらしいが。
通り一遍の挨拶と乾杯の後、取材が始まった。


469 :本当にあった怖い名無し:2012/06/16(土) 02:12:15.71 ID:JeL0zMrB0
30年ほど前、Cが組織内で担当したのは盗みの部門だった。それも外国での活動を主としていた。
Cが目を付けたのはよりによって日本。十数人の部下を率い、窃盗団として金品の強奪を繰り返し、
改心どころかよく儲かったと自慢げに話した。
ある時、他の窃盗団から(日本にはいくつもの窃盗団が入り込んでいる)神社仏閣への窃盗を持ち
かけられる。儲けられればなんでもいいCは当然その話にも乗った。
明確に価値のあるとわかる金品の他、宗教関連の道具は意外にも美術的な価値を認められるも
のも多く金になる。そうでなくても金属類は本国に出してしまえば潰して価値ある素材に変えること
もできたらしい。


470 :本当にあった怖い名無し:2012/06/16(土) 02:16:42.50 ID:JeL0zMrB0
話を持ちかけてきた窃盗団からの提案で、捕まるリスクを減らすためご神体や本尊など、無くなると
すぐに目立つものは贋物を用意するといったこともやった。これは非常に効果的だったらしく、すり
替えられたことに全く気が付かない、あるいは発覚してもずっと後のこと。十分以上の儲けがある
上、ノーリスクを得られるため贋物を用意する費用など全く問題にならなかった。大小関係なく片っ
端から神社仏閣から盗みを働いた。有名な神域、古刹にも手を伸ばした。
それがあまりにも有効だったため、Cが活動していた後期には様々な窃盗団が真似をしており、盗
みに入った先、いざ交換しようとしたらすでに別の窃盗団が交換した贋物だったということも珍しく
なくなっているほどだった。


471 :本当にあった怖い名無し:2012/06/16(土) 02:20:45.61 ID:JeL0zMrB0
そうした犯罪歴を語り終えるとCは満面のしかし邪悪な笑みを浮かべ、
「わたし、日本人大嫌い。あいつらが贋物をありがたがって拝んでるのを見ると笑いが込み上げて
くるよ。……Jさん(先輩の偽名)あんたホントに中国人か?」
そう言ってきたそうだ。
先輩はやべぇ!と思いつつも動揺を押し隠して誤魔化したが、その時に店内にいた客も店員も全
員がこちらを見ていた。その顔はCのようなニヤニヤとした嫌な笑顔か、全く感情の見えない無表
情だったらしい。
心臓をバクバク言わせながら、予定の質問を終え当初から用意していた封筒を渡し(報酬だそう
だ)、こちらは予定になかった飲み食いした代金の倍の金額をテーブルに置いて店を出た。
すぐさまホテルへ戻るとさっさと引き上げてその日のうちに中国へ渡り、5つの都市を経由してやっ
と日本に戻ってきたそうだ。


473 :本当にあった怖い名無し:2012/06/16(土) 02:24:50.19 ID:JeL0zMrB0
「あいつら、もはや本能に日本嫌いが刷り込まれてるよ。日本に今、どれだけ本物が残ってるんだ
ろうな」
と先輩はつぶやくように言った。
その話自体も確かに怖かったが、私はふとある呪法について思い出して更に顔を青ざめさせた。
ネットで怖い話を探すとたまに見つかる、拝む者の運気や祈りを吸いだして術者へと流す呪い。も
しすり替えられた贋物にこの呪法が仕込まれていたら?
そんなものが日本中の神社仏閣にあったら?
若干、挙動不審気味に周囲を見回した先輩が続けて言った。
「実は日本に帰ってきてもまだ安心できてねーんだよ。奴ら日本ではS学会とも繋がりもってや
がったからよ」
……うわぁ。

終わりです。


関わるな

467 :可愛い奥様:2012/09/01(土) 17:40:20.53 ID:lD0uUXVS0
私は霊感は0感なんですが(祖母は職業で霊能者やれるくらい強かったのに)
たまに不思議な写真撮っちゃったり、不思議な声聞いたりします。

ある時スーパーで買い物してたら、突然
「じゃあ○○、俺、いくからな」って耳元で父の声がして、
びっくりしてよく考えたら、その日は父の四十九日だったり。

で、先日、靖国神社に参拝に行ったのですが、就遊館の英霊の写真の
ところにいたら、突然「関わるな」という、若い男性の声が。
そしてその声を聞いた直後、何故かファビョったチョンのおばさんが
騒ぎながら近づいて来て、非常にビビリました。
何故チョン(というか、多分在日だと思われ)がそんなところにいたのか
不明ですが。
(何かの見学会みたいなので来ているようでした)

そして帰りに靖国神社の写真を撮ったら、オレンジと緑の不思議な
光の玉が数枚写っていました。
英霊も、今の日本のこの状況を憂いているのでしょうか。


ピカピカ

578 :可愛い奥様:2012/09/02(日) 23:15:17.33 ID:/AVlpOqQ0
娘の成人式の前撮りの日、親が言うのもヘンだけど
お願いしていた美容院のメイクさんはさすがプロと感嘆するほど上手で
ナチュラルメイクに振袖を着て、娘はとても清楚で可愛らしかった。

せっかくだから靖国神社に行ってご挨拶しようとなってお参りに行った。
無事二十歳になりました、どうか日本の国のお役に立てますよう、
娘をお見守りて下さい、って祈ったの。
それ以来、家で何か気をつけなくてはならない事が起きると
リビングの電気がピカピカ点滅する。

娘が試験勉強さぼってネットで遊んでるとピカピカ。
面倒臭いからってお風呂に入らないで寝ようとするとピカピカ。
やかんでお湯を沸かしてるのを忘れてるとピカピカ。

振袖を着た晴れの日とは大違いで、
家の中では女子力0の娘にがっかりしてるかも知れないけど、
我が家に来て、娘を見守り戒めて下さってると家族で信じている。

一昨日、最近ピカピカしないね、いなくなっちゃったのかな?
って話してたら、ちょっとしてからピカピカピカ。
良かった!ちゃんといた。
ありがとうございます!と、リビングの電気に向かってお礼を言いました。


観音様と土地神様の御加護

239 :本当にあった怖い名無し:2012/09/21(金) 23:29:42.60 ID:b6QHZcb+0
ここが適当なスレなのかどうかわからないけど
お礼を込めて

私の生まれたところは御観音様が住民のお守りをしてくれると
言い伝えられています。
ここで育った者が他所の地へ行ったとき御観音様がこの子を
よろしくとその土地神さまにお願いしてくれるのだそうです。

先だって、息子が大病をしました、医療過疎の町で深夜に診てもらえる病院は
ありませんでした。3軒断られ、携帯から教えてもらった病院に電話してまた
断られるの繰り返しでした。車で夫の実家のあるところの大病院を
目指していくことになりましたが1時間半はかかります。
夫に携帯の使い方もわからんのか!と罵倒されながら、いつもの
気短の夫でしたから聞かぬ振りして、いろいろと思いを巡らしていると
ある地名が浮かんだのです。
友人が病気になったときその病院で手術をし、大変予後がいいと聞かされていましたから
私も気掛かりだった持病が悪化したときはその病院にと決めていたのです。
その病院が思い浮かび、まだ○○は過ぎていないよね、あそこに大きい病院があるから!
と夫にいいますと、ここから20分ぐらいでした。その病院は深夜二時にも拘らず
煌煌と灯りが点いていて、希望のような気がしました。
救急外来で診てもらえ、4時間の検査の結果、致死率40%という大変な病気でした。
主治医の先生にも奇跡的に権威の先生でしたので急死に一生、助けてもらいました。
今夜が山、そして1週間は予断を許さないという状態から40日後無事に退院できたのです。

あのとき、混乱していた中、ここの地名と病院を思い出さなければ子どもはどうなっていたでしょう。
御観音様がこの子をよろしくと土地神さまに託してくれたのでしょう。
奇跡だと思っています。
御観音様、神様、ありがとうございました。助けていただきました。
いいお医者様にもめぐり合えましたことも奇跡です。お医者様にも感謝いたします。


Aの話

886 :本当にあった怖い名無し:2012/10/07(日) 06:35:45.96 ID:dP/DDlIo0
流れきってごめん
実家で従妹がなんか家系の神様に気に入られた話

私は田舎の某県の村出身なのですが実家がとても古くその家は築200以上だそうです。
私の村は昔話などで出てくるような村で都会育ちの友たちに話せば日本にそんなことがまだあるなんて・・・と言われるくらいです。


887 :本当にあった怖い名無し:2012/10/07(日) 06:38:22.99 ID:dP/DDlIo0
本題に入る前に軽く村の説明、村はかなり集団意識のある村で中は本当にいいです。
実家の祖父が村の長、地主さんで戦後すぐは本当に金持ちで学校を建てる広い土地をただであげたような人。人当たりもよくかなりの人望があるようにみえます。
そんな祖父は神社も持っており、分家の人とも協力してやっています。


888 :本当にあった怖い名無し:2012/10/07(日) 06:41:21.48 ID:dP/DDlIo0
私は女初孫ということもあり、昔から可愛がられ色々他の兄弟が教えてもらっていないことも教えてもらいました。
私が中学生になったばかりの頃、分家の初孫の両親が海外へ行くが子供を連れていけないということでしばらく預かることになりました。


889 :本当にあった怖い名無し:2012/10/07(日) 06:44:17.84 ID:dP/DDlIo0
その子は当時まだ幼稚園くらいの年でしたがかなりしっかりと話したのが第一印象でした。
普段はとても仲の良い家族ですが実は派閥が2つあり、私を含む本家の誰でも受け入れていいという考え(その人にやる気があれば)と、
準本家(第一分家)の決まったものしか儀式には参加させてはいけないと考えるものでした。


893 :本当にあった怖い名無し:2012/10/07(日) 23:12:33.12 ID:dP/DDlIo0
すみません>>886です
昨日、神社の手伝いをして書き込めませんでした。

続き、その子が来た日はたまたま神社でお偉いさんが来てて祖父はいなく、
祖父や家族が返ってくるまで私が彼女のめんどうをみていました。
その晩祖父が帰ってきて食事と一緒にその子(以下A)を紹介しました。


894 :本当にあった怖い名無し:2012/10/07(日) 23:18:25.99 ID:dP/DDlIo0
よく来たねと言っていた割になぜか厳しい顔つきをしていたのが印象でした。
この時の祖父の顔は今でもはっきり覚えています。

しばらくして、Aが生活に慣れてきたあたりで事件がありました。
普段分家の意地の悪いおじさんになにかと目の敵にされていたので
Aは本家の孫たちが目を離さないようにしていたのですが、


896 :本当にあった怖い名無し:2012/10/07(日) 23:21:52.83 ID:dP/DDlIo0
支援してくださる方ありがとうございます。
初の書き込みですが、頑張ります。

ほんの飲み物を取りに台所へいった1分の間に敷地からいなくなったというのです。
普段、孫がいなくなってもそんなに騒がないのですが
(なんせド田舎で村の人中がそれぞれ顔を知っているから)、
Aがいなくなったと知った祖父が大慌てで神社に行くから清め酒を用意しろと怒鳴っているのです。


897 :本当にあった怖い名無し:2012/10/07(日) 23:27:44.69 ID:dP/DDlIo0
当時の私には何が起こっているのかわかりませんでした。
その日の夜、Aは神社で見つかったそうです。
この時のことを祖父に聞いてもいまだに教えてくれません。


900 :本当にあった怖い名無し:2012/10/08(月) 03:59:42.26 ID:Urcah2ko0
仕事の関係上書き込む時間がばらばらだったり、短いのはご了承ください。

続き
祖父は言わなかったけれど、なにかあったのは孫たちが気づいていたようです。
というのも私の祖父の代、私を含めた孫の代はなぜか敏感で少なくとも
本家の人はそういうのが見えていたからです。
(なぜか親世代は誰一人見えない)


901 :本当にあった怖い名無し:2012/10/08(月) 04:04:26.63 ID:Urcah2ko0
次の日には前日の騒ぎが嘘だったように普通に過ごしていたのですが、
Aがなぜが急にくすぐったがるようになったのです。
もちろん誰もくすぐってないし、近くに何もないのに・・・
Aは楽しそうに笑っては「ふわふわ〜」と言って喜ぶことが多くなりました。


902 :本当にあった怖い名無し:2012/10/08(月) 04:12:12.23 ID:Urcah2ko0
私がAになにがふわふわなの?と聞いても、
「ん〜 わかんない。でもなんかふわふわしてて好き〜」と言っていました。
実害はないし、私も多少なり見えるのですがなぜか全く見えなかったのでスルーしていました。

ある日の夜、私は祖父に呼ばれて祖父の部屋へ行きました。
祖父は険しい顔で今から神社へ行って見せたいものがあると言いました。


903 :本当にあった怖い名無し:2012/10/08(月) 04:17:34.28 ID:Urcah2ko0
正直まだ中学生でしたし、田舎のそれも夜の神社へ行くのはとても怖かったです。
そして、いつものように正面から挨拶をして神社の敷地へ入り、本堂へ入りました。
私の実家の神社では白蛇を祭っていて、白蛇の絵が飾ってあります。
普段はその絵は外れないように固く固定されており、昔から外してはいないのが暗黙の了解でした。
しかし、なんと祖父はその固定されていた金具を外し始めたのです。


907 :本当にあった怖い名無し:2012/10/09(火) 00:19:06.10 ID:smRaKX+I0
遅くなってすみません、続きです。
その絵の裏に出てきたのは白蛇を銜えた白い狐の絵でした。
とても古いもののようで表の絵に比べてかなり色褪せていました。
その絵を見た瞬間背筋が凍るのを感じ全身に鳥肌が立ちました。
祖父はその絵を見つめながら、この神社がある山(実家の敷地内)には後々祀ることになる白蛇が住んでいたそうです。
あるとき、その白蛇が怪我をし動けなくなっていたところを当時この山周辺の神様の狐の神様が助けようとし、


908 :本当にあった怖い名無し:2012/10/09(火) 00:40:51.10 ID:smRaKX+I0
安全な所へ運ぼうとして銜えたのですが、白蛇は食べられると勘違いして
その神様にかみついてしまったそうです。
その白蛇に噛まれた狐の神様は優しさを仇で返せれたと悲しみ眠りについてしまった。
白蛇は悪気はなかったと言え神様を傷つけてしまった償いにこの山周辺を守ることを近い今も守り続けているそうです。


909 :本当にあった怖い名無し:2012/10/09(火) 03:16:39.10 ID:xGMZlvti0
白蛇っていうと
「こんなんでましたけどぉ」っていう昭和の霊能者?を思い浮かべてしまう
尼さんの格好した人
ってあの人の占いだか霊視は当たったのかな?


910 :本当にあった怖い名無し:2012/10/09(火) 05:14:39.06 ID:smRaKX+I0
昭和の霊能者?については聞いたことがないのでわからないです。
すみません(;_;)

続き
普段はその白蛇が守っているのですが、あるきっかけで本来の狐の神様が目覚めることがあるそうです。
そのきっかけというのが、気に入る嫁が見つかること。そして、その嫁を守ろうとするそうです。
白狐の神様はもともと守り神で、地元周辺を守っていました。
私はその話を聞いて、守ってくれるなら連れて行かれるわけでもないしいいじゃないかと思いきや違うらしいのです。


911 :本当にあった怖い名無し:2012/10/09(火) 05:36:57.60 ID:smRaKX+I0
というのも、もとは差別なく皆を平等に守ってくれていた神様らしいのですが、
裏切られた悲しみと眠りから覚めたばかりの状態で気が立っているらしく
自分の嫁と気に入られた娘を気づ付ける者を攻撃するらしいのです。
つまり、気に入られたAは問題ない(むしろ安全だが)、その他周辺が気を付けなければならない。
しかも、白蛇の神様よりも強力なので白狐の神様に目をつけられたら助からないそうです。
かといってAに危害を加えなければなにもないし、むしろAを助けるとAに与える幸福を分けてくれるそうです。
今やその白狐の神様はAを中心に感情が動いているということです。


915 :本当にあった怖い名無し:2012/10/09(火) 12:05:19.59 ID:smRaKX+I0
続き
祖父は初めて見たときからなにかは感じたがまさか・・・と言葉が出ない状態。
それにもし気に入られるなら、差はあるが本家の孫娘は皆霊力があるので本家の娘かと思っていたと言っていました。
この話を聞き、鈍い私でも今の状況がまずいとわかります。
そうです、Aのことを目の敵にしている分家の叔父の存在。
祖父いわく、今すぐでなくても白狐の神様に力が戻ればいつやられてもおかしくない。
かといって、どうせ叔父の性格なのでAに優しくしろと言っても素直に聞かないのは私の目から見ても明らかでした。


916 :本当にあった怖い名無し:2012/10/09(火) 12:20:01.43 ID:smRaKX+I0
なので、叔父には祖父から言うがAのことは頼んだと任されました。
その後数日間はおとなしかった叔父ですが、祖父がいないすきにAがご飯の最中はしを落としただけで
ものすごくし叱りつけたことがあったんです。
Aはまだ幼稚園児、それに別に遊んでいたわけではなく遠くのおかずを取ろうとして逆の手が当たってしまっただけなのに
叔父はもう食べなくていいといい廊下に引きずり出してしまったのです。
当然、私が反論しましたがその場には叔父家族と本家の人は子どもの孫たちだけでしたので、
あまり強く言えなく、私も情けないことに叔父に怒鳴られて恐縮してしまいました。
叔父はAにあたれないこととあまりにも祖父がAを可愛がるのでストレス(?)が溜まっていたようで
Aの手を引きずり部屋に戻ってきたかと思うと「おまえらが甘やかすから付け上がるんだ」などと怒鳴り
なんとAを引っ叩いたのです。 当然Aは泣くし、私はAを抱き上げてこれ以上叔父が手を出さないようにするのが精一杯でした。


917 :本当にあった怖い名無し:2012/10/09(火) 12:39:39.44 ID:smRaKX+I0
Aが泣き出した直後、叔父のすぐ後ろにあった神棚が落ちて(今まで落ちたことなどなかった)、
さらに揺れてもないのに叔父が使っていた箸が大きな音を立てて床に落ちたのです。
一瞬でその場の空気は沈黙し、明らかに孫たちがまずい・・・と思った顔をしているとそれも気に入らなかったのか
叔父は「そんな分家なんかの娘を神が守るわけない」と言った瞬間、熱いお湯の入ったポットが叔父の足に直撃。
叔父はその結果ひどい火傷をおい、今でも火傷の痕が残っています。
私は目の前でこの光景を見ていたのですが、本音を言うと信じられませんでした。
確かにポットは叔父のすぐ横に会ったのですが、なんの前触れもなく倒れ、しかも蓋が開き浮いたりはしなかったものの
まるで叔父を怪我させるかのように熱湯をかぶせたのですから。
それまでもちろん祖父のいうことは信じていたけど、どこかそんなことあるのかな?
などと思っていた私もさすがに全力で信じるようになりました。


924 :本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 02:56:29.40 ID:u3v9qG8U0
その後も懲りずにAをいじめ続けた叔父はついに
・長く勤めていた会社をクビ
・事故を起こしそうにないカーブで雪の日に車事故→腕が半不自由
・工事現場近くを通り落下物で怪我 など
あまりに不幸が続き今ではすっかりおとなしいです。
会社のクビについては前々から社内で威張り散らしていたそうですが、
皆祖父(叔父ではない)に土地を借りている以上家の者には言いづらかったらしく誰も反論しなかったが
Aがきてなぜか皆が叔父の意見を聞かなくなり仕事が回らない、結果社長の判断でクビに


925 :本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 03:07:46.21 ID:u3v9qG8U0
もう10年以上前の話で今ではAもすっかり成人です。
しかし、この10年間の間にもいろいろあり、Aの親が転勤族なので
それに合わせて転校をするそうですが、なんせAはおとなしい性格なので
よく悪がきに目つけられやすいらしく、いじめられることもしばしばあったと聞きます。
Aと歳が近く同じ学校に通っていた他の従兄弟たちから聞いたこと。


小学校でいたずらした悪がき→3階の窓から転落、転落後誰かに押されたと訴えるも近くに誰一人といなかったので犯人分からず

中学校でいじめたやつ→2人 大事故で苦しんだ末死亡
           1人 その事故後怖くなり(噂もあったらしく)Aに誤りに来た帰り事故下半身まひ
              医者いわく死んでもおかしくなかったそうです。
           1人 ただ今癌を患い闘病中 医者いわく助からない

高校でいじめたやつ→2人 海で行方不明
          1人 山で発見させるもすでに死亡(原因不明)
          1人 事故で右半身まひ


926 :本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 03:32:25.69 ID:u3v9qG8U0
逆にAと大親友の子たち

2人 Aと海外旅行中今まで彼氏ができなかったのに旅先で素敵な出会いがあり
   今も続いている(彼氏がありえないくらいいい人)

1人 就職難で内定取り消しに、Aが気晴らしで出かけようと行った先で手伝いをした老人が実は社長
   そのまま内定をもらい就職

2人 とても貧乏だったが、Aについて行ってもらい宝くじでそこそこいい金額をあてた
   (彼女たちはもともとすごくいい子達でそのお金で両親を旅行に連れて行ったそうです。)

Aと一番仲のいい従妹 長年やっていた習い事でスランプだったがAと遊んだ翌日から絶好調で大会で良い成績
Aの恩師 奥さんが原因不明の病気、Aを弟子にとってから奥さんの病気の原因が見つかり今ではすっかり元気 など

良いことも悪いことも時差がばらばらなので、すぐ来ることもあれば5年後など時間をかけてからあるものもあり
一概にすべてAの神様のおかげとは言いづらいですが大きく聞いた話ではこんな感じ。


927 :本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 03:36:00.43 ID:u3v9qG8U0
祖父いわく、いじめをするやつらは無意識でその神からの御加護があるAを妬んでいじめてくるみたいです。
だからこれから先、どこに行っても心の汚いものは別にAが何もしてなくても無意識の妬みからいじめをするので
いじめられることが多いかも知れんと言っていました。
これをAに話したら、神様が守ってくれるならいじめられないように守ってよ!と怒ってました。(笑)
Aには心の汚い人には罰が下るし、心のいい人が良い友達になるからいいじゃないかといいましたが、
Aはたとえ心が悪くても自分が嫌と思ってその人が事故に合うのが嫌だそうです。
最初でこそその話を聞かせたとき、どうにかしてと泣きついてきたAですが、
今は私怖いの嫌いだし、オカルト信じない!といいつつ毎日力を抑える神玉を首から下げているようです。
嫌なことがあれば嫌と思わないように努力したり、儀式用の着物を着て気持ちを落ち着かせてもらうようにと
なかなか神に気に入られるのも大変なようです。


932 :本当にあった怖い名無し:2012/10/10(水) 11:05:50.72 ID:cdQBRKegO
Aの話にはHNのとこに番号ふって欲しい


935 :886:2012/10/10(水) 14:36:07.62 ID:u3v9qG8U0
HNの番号とはこういうことでしょうか?
とりあえず、一番最初のレス番号を書きました。
間違えていたら教えてくださると助かります(´・ω・`)

続きを書く前に質問に答えます。
Aが幼い時に聞いたときは部屋で寝てしまい気づいたら皆がいてびっくりした。
今聞くとなんかおんぶされて揺られていた気はするけど実はよく覚えていないそうです。

海外のことについては続きで書こうと思っていたので、そちらで。

Aは優しい子だと思います。自分も幼稚園児なのに年下の泣いている子に自分のおやつをあげて
あとでこっそり泣いてしまうような子です。
中学のAに謝りに来た子は、なんでもAを叩く、水をかける、弁当に虫を入れる(Aは大の虫嫌い)、
さらに悪さをして、その罪をAになすりつけようとしたそうです。
(Aの日ごろの行いのおかげで質問されて無実、先生方、友達も助けてくれたようです)
一番大きいのはAの頬に傷を付けたことではないかなと個人的に思います。(Aが一番ショックを受けていた)

高校の山で発見された子はAをいじめ始めて家庭崩壊、鬱ぎみになり山を徘徊、何日も連絡なくなり警察、山で発見といった流です。


936 :886:2012/10/10(水) 14:51:47.14 ID:u3v9qG8U0
続き
Aは大学進学にあたって、地元を離れれば力が弱まるかもとネットで見たらしく
どうせならもとから夢だった海外大学へ進学する!と決め今はお米の国で頑張っているようです。
Aの考えでは、日本の大学へ入っても留学をしてみたかった、お米の国で勉強をがんばる→神様の力も弱まり一石二鳥(?)
だったようですが、Aが海外へ行きそろそろ1年海外へいっても神様が気に入っているのは地元ではなくAなので意味がなかったようですね。
時系列でいうと、高校卒業→あとでお米の国へ行ってしまうから最後に親友たちと一緒にヨーロッパへ→日本へ帰国→お米の国へ留学の流れ。
Aが大学へ行ったあたりで親友たちがAに報告したそうです。


937 :886:2012/10/10(水) 15:07:41.82 ID:u3v9qG8U0
また、海外へ行っても意味がないと書いた理由はもう一つあります。
Aの大学はキリスト教系の大学らしく教師、生徒ともに半端なく心がきれいな人が多く
基本的に問題はないらしいのですが、一部でAをいじめ(?)てくる人がいるらしく
Aももともと慣れない環境のストレスからか自分の気持ちがコントロールできなく嫌だと思いそう→
そう思う自分にまたストレス→でも相手からの嫌がらせは止まらないの悪循環らしく
先日、めったに本家のほうに連絡をよこさないAですが(なんでも本家にこういうことで相談するのは
オカルトを信じているみたいだから相談しないそうですw)
ストレスの溜まりすぎからか、ご飯の味がしない、でも食べないと体もたないしで無理に胃に流し込む→
ご飯食べた後気持ち悪い。というのを繰り返しているそうで私としても神様関係なしにAの体調が心配なのですが、
先週末にAの古くなった着物を神社で燃やしたときありえないくらい炎が上がり、その夜の祖父の夢に白狐の神様が出てきて
我が嫁を傷つける者がいる、Aはどこだとお怒りになられているらしい。
今のAにいうとストレスをさらにかけそうなので言ってはないのですが、なんとかしてこちらで抑えられそうにないので困っています。
矛盾はしますが、AはどこだとおっしゃったということはAにぴったりというわけではなく、案外普段は地元にいるのかなと勝手に推測しています。


949 :886:2012/10/11(木) 00:50:54.23 ID:MeqEwT8J0
すみません。
今、神社で問題があったらしく行ってきます。
しばらくは続きを書き込めなさそうなので早ければ、今週末にでも
続きと報告をします。
いつ更新できるかわからない状態なのでお願いします。
すみません


不動さんのリス

556 本当にあった怖い名無し 2012/12/02(日) 14:38:56.26 ID:j4865X+1O
俺の田舎では、家の仏壇や神棚を粗末に扱う人に対して、『不動さんのリスを見習え』と言う決まり文句がある。この決まり文句の由来はそう古くなく、昭和30年頃だと言う。
山の麓には川が流れて橋が架かっており、橋を渡って山に向かうと、大きな岩壁が見えて来る。
その岩壁には自然に出来た穴があり、穴の中には『不動さん』と呼ばれる石像が祀ってある。
その穴を中心に雨避けの屋根が取付けられ、賽銭箱やお供え物を置くための祭壇が設けられている。
ある日、地元のお爺さんが不動さんに参ると、祭壇に一枚の榊の葉が供えてあった。
不思議に思いつつも、その日はそのまま家に帰った。そんな事が3週間続いた。
「一体誰だ?」と思ったお爺さんは、朝早くから草陰に隠れ不動さんを見張った。
暫く見張ると、榊の葉を口に喰わえた小動物が不動さんに近付く。そして、榊の葉を祭壇に置いた。
それはリスだった。リスはお爺さんに気付くと、山に逃げて行った。
この出来事はすぐに知られ、信心深いリスが不動さんに榊の葉を毎日供えていたと、町中の評判となった。『不動さんのリスを見習え』の由来である。
しかし、その日以来、リスが榊の葉を供えに来る事は無かった。
現在、リスの榊の葉は大切に額縁に納められ、不動さんの屋根の柱に飾られている。
俺の家のお婆ちゃんは、不動さんの境内の掃除の際、額縁の榊の葉を眺めて、「あのリスさんは元気でいるのかねぇ……。流石に、もう死んでしまったかねぇ……」と、何処か寂しげな顔で呟いていた。


神主たちのテーブルゲーム大会

430 :本当にあった怖い名無し:2013/01/06(日) 08:21:22.49 ID:GQt0d/1P0
地元大きな神社の宮司の息子から聞いた話

その友人は有名私大卒業なんだが、神官の学校にも通っていたんだと。
大概はどこかの神社の跡取りばかり。
山で合宿の授業もあるんで、そういう日の夜はテーブルゲーム大会みたいな
ものをやることがあるのだが。

勝負が白熱してくると、サイコロの出目がまさに神懸りになることがある。
お互いに相手のカードが全部見える、ということも。
まさに超能力大会みたいになることがあるんだと。

友人「それぞれの神様がついてるんで、みんな応援するからでしょうね…」


ミニロト当選

205 :本当にあった怖い名無し:2013/02/18(月) 04:51:44.98 ID:kmQ+SomS0
はじめてこのスレに訪れた。
ご挨拶程度にカキコしときます。
自慢をしてしまうと運が逃げるからネットでもあまり書かないが、こんな事実があったって事で。
3年弱前、なにをやってもいっこうに減らない借金が150万くらいあった。
借金というのは、毎月の返済に追われるうちに重くのし掛かってくる。
なんとか減らしたいが、減らない。それどころか少しずつ増えてゆく。
今考えると、すこしおかしくなってたんだろうな。
時間があると、力があると言われる神社に足繁く通うようになっていた。
特によく行ったのは、わかる人にはわかると思うが、富士山の二合目に奥宮がある有名な金運神社。
あのクネクネ道を車で上って、あの石のまわりをグルグルまわりながら祈った。
宝くじが当たりますように、ロト
6が当たりますように、なんでもいいから当たりますように、借金をキレイにできますように、
もう必死の願い。
そんな事をやっていて、しばらく経ったある日の朝、なんとなくネットで銀行の残高を確認したら
残高の桁が違う。
数千円のはずが、800万超えちゃってる。
え!という感じで固まった。
調べたら、前の火曜のミニロトの1等が当たってた。ATMで、たった3枚だけ買ったうちの1枚。
繋ぎ融資で新たなカードローンを作った直後だったが、一気に借金をキレイにして、返済に追われる生活がおわった。
リアルでは誰にも言えない話。


自力

318 :本当にあった怖い名無し:2013/03/04(月) 17:57:09.86 ID:QaD2dEiX0
神社にまつわるちょっとオカルトな話です。

うちの近くに神社があるんだけど、
一部の住民が道路を広げる為に神社の土地を無料で提供しろと言いだした。
もちろん反対派が当然いたが、揉めてるうちにこの話はうやむやに立ち消えになった。
何故かというと差し出せ派のうち特に強硬だった人間が数年で何人か亡くなったから。
やっぱり、じんわり怖いよね。
神様って自力でも身を守るんだなあと思った。


唸ってた

453 :本当にあった怖い名無し:2013/10/20(日) 14:06:12.90 ID:fu+k62PP0
漁村の話です。

父から聞いた話です。
戦争中、紀元二千六百年記念行事の際に、漁村の神社を新しくするという事業が行われたそうで
す。そのために、神社の宝物殿のものを他の場所に移す作業が必要になりました。たくさんの人
間がそれに関わるというのは、なにかと都合が悪い(盗まれたりする)というので、村の若者
(当時は子沢山だった)のなかから三名の二十歳まえの男が選ばれたそうです。そのうちの、
一人から、父が聞いた話なのですが。
宝物を移動させるのですが、それほど多くなく、1つ、古い木箱(船の荷造りのために作るよう
な箱)が特に重要だと神主が考えていたそうです。その木箱は非常に重く、とても三人では持ち
上げることも、移動させることもできない。それで、その宝物殿から、丸太で簡単なレールを敷
設し、その上を滑らせて、移動させたそうです。三人しかいなかったので大変な作業だったと。
話をしてくれた人が言うには、その木箱は、常に「唸っていた」ということです。箱から音がで
ていた、ということらしいのですが。また、初夏というのに箱は非常に冷たかったそうです。
木材はふつうは温かい(断熱性があるということでしょうけど)のに、それが冷たいといのも
変だったと。その三名は、作業を終えたあと、どのようなものを移動させたかを口外することを
禁じられたそうです。その後、その三名のうち、二名は出征して戦死し、遺骨は帰ってこなかっ
たとのこと。残りの一名は病死したとのこと。身体全体に斑点が浮き出てやせ細って死んだそう
です。天然痘ではないか?と最初に診察した近くの町の医者は、疑ったそうですが、その後、
まったく噂にならなかったし、なんの対策もされなかったそうです。
その宝物は、今も村の神社にあるかもしれません。私も、知人も、家族の者もそのようなものを
見たことはないのですが。


(コメント)

墓地が近くにあるようなお寺は、やっぱり不思議な現象が多いのでしょうか。成仏出来ない霊が、救いを求めてお寺に集まってくる、というような話を聞いたことがあります。檀家さんがいて、お寺の住職さんと生前に交流があったりすると、最期にお別れに来ることも多いようです。神社は昔から不思議な話が多いですが、八百万の神々というように、いろいろな神様が祀られていて、お稲荷様は現世利益で有名な神様です。お稲荷様自身の姿形は人間を思わせる神様ですが、沢山の霊狐達がお稲荷様のお使いとして働いており、お稲荷様の社には狐の置物が必ず置かれています。江戸時代にお稲荷様ブームが起こって小さな社や祠が沢山作られ、現在でもいたるところでお稲荷様の社を見るのはそのためです。狐といってもお稲荷様のお使いを勤める程の霊狐ともなれば、やはり粗末にしては様々な障りが出ますし、大事にすれば人間を助けてくれるものです。神社の氏神様も人間の味方になってくれますので、日頃から粗末にしないで、たまにはご挨拶程度の気持ちで参拝に行ってみてはいかがでしょうか。


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