メールで寄せられた不思議な話


怖い話?  -九州の人さん

2010年4月13日

初めて書きます。
俺ん家の家系はどうやら霊感が強いらしくよくいろんなモノを見る。
いや、見てしまうが正解だろう。他の人にはわからないだろうが見える。もうあたり前ぐらいに。海、山はもとより家の中でも。怖く感じることは少ない。

俺は彼らには彼らなりの生活があるので極力邪魔をしないというスタンスだ。
利害が一致すれば言わずもがなではあるが・・・
自分自身もかなり体験した。100話とまではいかないが20.30話くらいはでてくる。今日は海の話。
俺は釣り好きでまわりにも結構知られた存在。何でも釣るし(海、川、湖等)ドコにでも行く
この日は友達と海へ。基本、アジ釣りが多い。簡単だからだ。エサや仕掛けを買いいざ堤防へ。一人のおじさんが座って釣っていた。

あいさつもそこそこに少し離れたトコに陣取り釣りの用意。が、何にも食ってなかったので先にメシを食おうと買った弁当を広げモグモグ。
そうしているとおじさんが釣れだした様子。
おじさんも俺たちと同じくアジ狙いでサビキで釣っていた。サビキというのは針が多くついていてアジが群れでくると大量につれるしかけだ。
が、様子がおかしい。確かに釣れてはいるものの釣り上げたときに半分くらい逃げている。
針から外れているのだ。
だいたいアジはアゴが弱く針から外れやすいが半分は外れすぎである。
妙にひっぱられている気もする。
おじさんも不審そうな顔はするが釣れてはいたので特に気にはしなかった。
これから釣る俺にとっては妙に気になった。

普通は魚が逃げるのでしてはならないが懐中電灯を海面へ向けた。
おじさんはイヤガラセと思っただろう。隣にいた友達が「邪魔すんなよ。」と持っていた懐中電灯に手をかけたが力無く止まった。
ヤツがいた。おじさんも必死でリールを巻いていたが止めてボーゼンと見ている。
電灯に照らされたヤツ。人の形をしている。
白くぼんやりしていて輪郭がはっきりしない。
どうやらソイツが釣り上げる際にアジをとっていたようだ。
おじさんはまだ一点を見つめたまま動かない。
ヤツは照らされた事に気づき、止まって海面から顔を出した。

というより顔だろう。頭の真横にちからのない目。真一文字に切られたような口。
何かしゃべった。友達には「きょうはふんばるぞ。」と聞こえたらしい。
俺は大急ぎでおじさんと友達にかたずけさせ、おじさんが釣った魚もクーラーボックスごと海に投げ、おじさんに待ち合わせ場所だけ告げダッシュでその場所から離れた・・・
三十分程待っていたらおじさんが車でヨロヨロしながら来た。
見てはいけないモノを見たショックで気分が悪いらしい。

ヤツは一体・・・全員そのことで頭が一杯だった。ふいに友達が「なあ、あいつ何てしゃべった?」
俺は答えた。「わかりやすく言えば、今日このままだったらひっぱるぞ。だ。」
友達はまだピンとこないらしい。おじさんは咳き込みながらも頷いた。今日このまま、ここにいたら海に引き込むぞ。・・・たぶん全員だろう。待ち合わせの自販機のまえで三人黙ったまま、まんじりと朝を迎えた。


怖い話? 2  -九州の人 さん

2010年4月13日

ついでにもう一つ。物の怪とケンカした話。
子供の頃、母が大量に余った残りもの(兄弟が多かったので)を庭に捨てていた。
というより何かに食わせてるらしかった。母は狐や狸と言っていたが・・・
確かに晩に捨てても朝には無い。きれいに無い。子供心に正体を知りたくなった。家の近所に狸や狐はいたが間近で見るなんて事なかったからである。

だが朝早く起きようとすればするほど起きられず、いつしか忘れてしまった。
それから二年はたったと思う。とある夏休み、ふと目が覚めた。ションベンだ。寝ぼけたまま、あちこち体をぶつけながらもトイレへ行き用を足していると外から声がする。
聞き耳を立ててみたがぼそぼそ言っていてよく分からない。
気づかれないようにそーっと近寄る。どうやら何か取り合いしているらしい。窓ごしに覗くが良く見えない。
こっそり外へ出てみる事にした。

家の外へ出てみるとまだ薄暗い。だが日の出前だ。
近づいていくと声がする「俺のだ。」「いいや、俺のだ」声は長男と次男のものだ。
その声に安心した俺は、庭の方へ走っていった。
が、庭にいたのは白と茶色の煙の塊だった。
声はこの二つの何かが発していた。夢中で残り物を食べている。
しかも家族に気づかれないよう二人の兄の声を真似たうえで声を押し殺して取り合い(たぶんエサ場という意味)しているのだ。
俺は見た瞬間、色んなことを考えた。
なるほど、きつねとたぬきだ。とか、しかし何で煙状なんだ?とか。そんなに家族に気を遣ってまでケンカしたいか?とか。
考えているうちに二つの何かが俺に気づいた。
おれも「しまった!!」と思ったがもう遅い。
煙状だったとはいえ恨めしそうな顔をしていた。
そして一言「み?た?な?。」そういって消えた。

黙っていようと思っていたがたまらなくなり家族に打ち明けたが信じてはもらえなかった。
その日は、なにかされるんじゃないか?
なにかヒドイ事が起こるんじゃないかと心配していたが何もなかった。
一週間後くらいたったある日の夕方。一人で庭で遊んでいると見たこともない小汚いばあさんが近寄ってきた。
俺をみるなり「やるか?」と言う。
???。何のことやら。何かくれるのか?と最初は思ったがピンと来た。見られた事に腹を立てケンカを売ってきたのだ。
どうやらこのばあさん、あの白煙(狐)のようだ。狸はいないらしい。俺も非力な子供だったが動物なんぞにナメられてたまるかと思い大声で「おう!!」と答えた。
と同時に後ろにすっ飛ばされた。
ちくしょう!と起き上がってばあさんの顔を見た。
ものすごい形相でこっちを見ている。

ちょっとびびったが負けられない。棒を拾って応戦しようとした時、何かが俺の背中を飛び越した。
近所でよく遊ぶ通称バカ犬。ちなみにバカな犬という意味ではない。花の枯れた穂先がバカといってくっつくと取りにくいものがある。この穂先が、この犬によくついていた事に由来する。
しかしてこのバカ犬が俺を飛び越し白煙に飛びかかった。
コォーーンという声とともに白煙は消えた。
その日の夜、母に話した。が、ふーんぐらいで大して聞く耳を持たない。その晩も残りものを捨てた。
だが、その日以降、残りものが無くなる事はなかった。
困ったのは母である事は言うまでもない。


はじめまして -元海士長さん

2010年08月15日 

あれは私が「護衛艦××××」に乗艦していたころのことです、舞鶴から佐世保まで月も星もない真っ暗な海・・見えるのは水平線にかすかに浮かぶ漁船の光芒のみ、艦は一戦速18ノットで突き進みます。私は左舷の見張りで艦橋の左で副直仕官の砲術士と話をしていました。と突然左二十度距離1000mぐらいのところに人の頭ほどのオレンジ色の炎が現れくるりと一回点して消えたのです、急いで双眼鏡に飛びついたのですがもはや何も見えず砲術士が「どうした」と聞くのに対して私は「いえ、なんでもありません」と答えるしかありませんでした。

しかし、今考えるとあの炎はぜんぜん回りを照らさなかったのです、普通なら海面や持っている人なりを照らすはずなのに・・・。

※××××の部分は護衛艦の艦名が具体的に入っていましたが、管理人の判断で伏せさせていただきました。


不思議な体験 -夜雲さん

2010年10月29日

私が小学校2年の秋に見た奇妙なものの話です。当時は家の2階で2段ベッドの上段で寝ていたのですが、早朝3時くらいにふと目が覚め、どういうわけか窓から外を眺めました。
すると、遠くの山と空の間が真っ赤になり燃えるように揺らいでいて、その上空には緑色がかった雲がありました。 
なんだこれは!と思いしばらく見ていたんですが、その雲と燃えているような炎は、時間がたつにつれて大きくなったり小さくなったりしていました。今考えてみれば連動していたのかもしれません。 
不思議なことに、朝になると、この奇妙な光景を見てから朝までの記憶が全くないのです。もし夢なら、朝目が覚めたり、布団に出入りしたことを覚えているはずなのですが・・・

父は、「龍の巣なんじゃないのか」と言っていましたが、今でも謎のままです


狸や狐のはなしの投稿 -ウェザー・リポートさん

2011年5月17日

私の母が、母の祖母、つまり私の曾祖母から聞いた話です。

私の母はずっと東京に住んでいます。
私もずっと東京に住んでいますが、さすがに曾祖母の時分は、
今のような町並みは無く、まだまだ夕方になればほとんど明かりも無かったそうです。
明かりが無いだけでなく、あちこちに空き地といいますか、草むらというか、自然がわりとあったようです。

ある日、若い頃の曾祖母は近所までお使いに行っていました。
帰り道、訪れた家でおはぎをもらったそうです。おひつ箱を風呂敷につつみ、持って歩いていたそうです。
その時は既に夕方を越えて、暗くなっていたそうなのですが、幸い月が明るかったそうです。

すると、曾祖母は妙な事に気がつきました。
月が2つある?

闇夜の空に、月が2つ出ていたんだそうです。

その不思議に直面して、ぼーっと見とれた瞬間、もう時すでに遅く、
手元にあったおはぎの風呂敷は消えていたそうです。

もちろんその周囲を暗いながらも探したらしいのですが、
見つからなかったんだそうです。


それ以来、曾祖母は、子供の母に、
「あれは絶対タヌキか何かだ」と悔しそうに話した、という事です。

そんな事にムキになっていた曾祖母、
その不思議な話に魅力を感じつつも、ムキになっている祖母にどこか飽きれている母の話し振りに、嘘があるように思えませんでした。


くねくねもどき -あいうえおさん

2011年5月27日

自分が小学校のころ、くねくねの様なものにあったことがあります。
従兄弟といっしょに川っぷちに言ったら、
ゆれてるんです。3本くらい。
なんかこう、ムーミンにでてくるニョロニョロと昆布と和紙を混ぜたような、非常に表現しがたい物体がゆれているんです。
「なんだありゃ」
それが全員一致の答えでした。
怖くもなく、逃げようとも思わず、その物体をじーーーっと見てました。
10分くらいにらめっこしていたんです。
石投げたり、呼びかけたりしました。反応はありません。
そんな折、従兄弟の一人がいいました。
「あれ、くねくねじゃないか?」
そして彼はくねくねの怖い話をしてくれました。

そのあと再びその物体に目をやりましたが、何も感じません。
誰一人として発狂もせず、家路について、すべてを祖父に話したところ、「発狂するものなら知っているが、そんなものはしらんなぁ。」と素っ気無く言われ、その日はなにもありませんでした。
次の日。もう一度、今度は早朝にヤツを見に行きました。
いました。
相変わらずゆれています。
でもこんどはヤツと同じところに行ってみました。
すごい近くでヤツを観察してみました。
なぁんにも起こりません。みんなで写真を撮ったり、
水鉄砲攻撃をしましたが、ほんとになにも起こりません。
不意に、鳥がその上に止まりました。
その時です。
ヤツの上のほうに穴が開き、鳥を飲み込んでしまいました。
「うっわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
全員、家に逃げ帰りました。

帰省の日、「あれはほんとになんだったのか」で議論しましたが、結論はいまだ出ていません。
翌年も、その翌年もヤツはもう出ませんでした。
あれはなんだったのでしょう。
民間伝承や曰くに詳しい祖父もわからないもの。
ただ、あの後あの川原で水難事故が多発したこと、
写真に何も写っていなかったことが、
わだかまっています。


幽霊に出会った、たった1度の体験 -ひろゆきさん

2011年07月26日

30年ほど前、私が大学生の頃に京都で幽霊に出会った体験談です。

1回生の秋、先輩に誘われて古い一軒家に入居しました。
私を含めて4人の学生で家賃を割り勘ということです。
ただし条件があり、住める期間は新築するまで
の8ヶ月だけというものです。
取り壊すのでいくら汚しても壊しても良いとのこと。
敷金礼金もなく、大学にも近く家賃も格安でしたので貧乏学生だった
私は喜んで引っ越しました。
1階に居間と和室、2階は和室が2部屋という間取りで、最若年の
私は先輩達が選んだ部屋の残りの1階の居間が自室となりました。

引っ越しして1ヶ月ほどたった深夜(午前1時ころ)、
居間で寝ていた私はふと目が覚めました。
何か庭のほうで気配がするので、布団のなかで腹ばいになり
外を見上げました。
そこはベランダになっており波形のガラス戸で床から上のほうまで
ぼんやりと見えます。
街路灯の光でぼんやりと外の景色が見えるのですが、
何か動く気配がしました。
男子学生4人の住まい、面倒くさくて余った食べ物やらを庭に
捨てていたので野良犬がよく来てました。
しかし犬ではない、すると先輩の友達でも来たのかなと思いました。
終電に乗り遅れて一晩泊めてくれと何度か来たことがあるのです。
それで少し起き上がり外を見ると、だんだん人の形をしたものが
ガラス戸に近づいて来ました。
そのときハッとしたのです、
季節は秋、掃除もしないので枯れ葉だらけの庭、
犬が歩いても足音がするのに音が聞こえない。
そしてガラス戸越しに覗き込む顔、それは女の白い顔、長い髪、
白っぽい服、こちらを見ている、私も見る、目と目が合う・・・・
体は動かず声も出ず、ただただ見合っていました。
時間はたぶん10秒程度でしょう、その女は音もなくす?っと
離れていきました。
もう幽霊以外何者でない、わぁっと叫び飛び起きて隣の部屋で
寝ている先輩をたたき起こし、
さらに2階で寝ていた先輩も起こして庭を調べましたが
なんの痕跡もありませんでした。
先輩達は夢でもみたか寝惚けていたんだろうと
相手にしてくれません。
その夜は独りでは怖いので布団を隣の先輩の部屋に運び込み、
そこで寝ました。

それから数日後、アルバイトを終えて部屋に帰ると、
先輩がお前にお客さんが来ていたぞ、若い女だ、
いったいどこで知り合ったんだと冷やかされました。
その女は私の名前も知っており、女だから部屋に入れても
問題はないだろうということで、
もうじきに私が帰ってくるから部屋で待つようにと私の部屋に
案内したそうです。
しばらくして女が気になる先輩は、お茶かコーヒーでも飲まないかと
聞きにいったら部屋には誰もいない。
ベランダの窓はカギがかかっている。
古い家なので玄関の戸を開けると大きな音がするのですぐにわかる。
勝手口は壊れていて出入りはできない。
いったいどこから帰ったのだろうと先輩は不思議だと
首をひねっていました。
私は驚きました、地方から出てきたので京都に
知り合いの女はいませんし、
田舎にも京都まで尋ねてくる女の友達はいません。
まったく心当たりがないのです。
私はこの前に見た幽霊と関係があるのではと話したら、
理工系の先輩は
そんな非科学的なことがあるわけがないと一笑にふされました。

それからさらに数日後の昼間、隣の部屋で先輩と話していたら、
台所のほうから「ジャー」と蛇口から水が出ている音が聞こえました。
2階にいる先輩二人は外出して不在、私と先輩は部屋にいる、
誰が台所にいるんだろうと見に行くと誰もいない。
2階の先輩の部屋を見に行くと誰もいない。
水が出るところは台所だけ、水の出る音は2人とも聞いているのに
ステンレスの流し台は濡れていない、乾いている。
これには2人とも寒気がしました、
やっぱり何か幽霊のようなものいるんじゃないかと。

その日の夜、私達2人は帰ってきた2人の先輩を1階の部屋に呼んで
きょうの出来事を話した。
幽霊の件は私、女が尋ねて来た件はA先輩、水道の蛇口の件は
私とB先輩がそれぞれ体験、まったく体験がないC先輩は
大笑いでまるで信じていない。
とその時、2階で誰かが歩き回る足音が聞こえた。
古い家なので歩けばミシミシと音がする
住人の4人は1階の和室に集合しているのに、誰がいるのか。
恐る恐るみんなで2階を調べたら、誰もいない。
不思議な出来事が未体験のC先輩の顔は顔面蒼白。
その夜は居間に4人で布団を並べて寝た。

翌日は日曜日。
庭がゴミだらけ、落ち葉だらけ、近所の手前もあるので
掃除することになっていた。
みんなで掃除をしていたら、お隣の奥さんも庭を掃除中。
お隣さんの旦那はR大学の助教授。
その奥さんと垣根越しに話していたら、とんでもないことを
聞いてしまった。
私達が引っ越してくる1ヶ月前に借りている家の一人娘が
病気で亡くなったという話し。
「23歳の若さでお気の毒よね、髪の長いきれいな娘さんだった。
ご両親は娘の思い出のある家に住むのはつらいので遠くに
引っ越した。
この古家を取り壊し学生向けのアパートを建てると聞いている。
それまでの間、学生さんに貸すと言っていたけど、
あなたたちが借りているのね」
・・・我々はすぐに不動産屋に連絡してその日のうちに退去。
私は部屋が見つかるまで先輩のアパートに居候となりました。

私は今でも幽霊や霊媒などを信じていません。
が、後にも先にもただ1回きりの幽霊体験、それも私一人ではなく
四人が同時に体験したものはいったい何なのでしょうか。
5年ほど前に当時一緒に住んでいた先輩3人と会いましたが、
話しが盛り上がったのは京都時代の幽霊の話しでした。


富士山の体験 -ロベルト本郷さん

2011年08月08日

更新のたびにいつもワクワクしながら拝見させていただいております。

文才のかけらもない文章で申し訳ないのですが、僕の両親の体験談を読んでいただけたらなと思います。

ちょうど1年くらい前に両親が富士山登山に挑戦した時の話です。

父親は登山と写真を撮るのが趣味で、毎朝実家の裏山(標高200?300m程度)を10kg近い重りを背負い足にも重りをつけて登るくらい元気な人で、母親も父親程ではないにせよ山に登ったりするのが好きな人で両者とも霊感など皆無だと思われる人たちです。

元々は県内の山々をハイキング程度に登っていたのですが、だんだんエスカレートしていき県外の有名な山や剣岳と続き、去年(2010年)の夏に富士山登山に挑戦しました。

富士山登山を前日に知らされた僕はいきなりの話に驚きはしましたが、いつも体を動かしている両親の事だからまあ大丈夫だろうという程度の心配しかしていませんでした。
僕自身「無理せずに頑張って登ってね?」とメールをした後は仕事の忙しさで富士山登山の事は忘れかけていました。

何か様子がおかしいなと思ったのは両親が富士山登山から帰ってきて僕に「なるべく早く1度実家に帰ってこい」というメールを送ってきた時でした。いつもは土産があったら日持ちするものを買ってくるし、「次に帰ってくる時に渡すわ?」程度だったので何でだろうと思いつつ次の週末に実家に帰りました。

実家に帰るとややテンションの低い両親と姉、そして晩御飯後に話してくれた富士山登山の話でその謎が解けました。

両親は朝日を山頂で見るために夜中に出発しました。
普段からいろんな山に登っている二人は富士山ということもあり、マイペースを維持しながら黙々と山頂を目指していました。
天気は程よく、他の登山客も割といたので安心して登っていたそうです。
そして山頂付近に差し掛かった頃、父親がこう言いました。

父「あそこの岩の辺りが光っとる」

夜明けも近かったので太陽光かその反射の光だと母親は思ったそうなのですが、よく考えたら太陽の登る位置から考えても光の当たらない場所だったそうです。変だなとは思いつつ母が

母「どこも光っとらんよ。見間違いじゃないん?」

と言っても

父「いや、あそこが光っとる。お母さんはあれだけ光っとるのが見えんのか?」

というような会話の繰り返しでした。

業を煮やした父が証拠を撮るといわんばかりにデジカメ(一眼レフでレンズも高いやつ)で写真を数枚撮りました。
しかしデジカメで撮った画像にも光は映らず父親は不機嫌そうにデジカメをしまい、再び登り始めました。

夜明けギリギリに山頂に到着し、ご来光を迎えました。
二人してデジカメとケータイ写メの2段構えで写真をとりまくろうとしたそうです。
しかし取り始めて数分も経たないうちにデジカメとケータイの電池がなくなりました。両方ともしっかり充電していましたが、前者は寒さ、後者は電波状況のせいで電池の消耗が早くなったのだろうと思いあきらめました。

ほとんど写真はとれなかったけど富士山登頂に満足した両親は下山を始めました。下山も体力を使うのでマイペースを維持していたそうです。

父親が光っている岩を見たと言ったあたりに差し掛かった時、母親が父親の異変に気づきました。さっきまで余裕のマイペースで歩いていた父が急にフラフラと足元がおぼつかなくなり立って歩くのがやっとといった状態になりました。高山病の線も考えたそうですが、様子がおかしいのが足だけで意識ははっきりしていたし、本人も自覚症状はありませんでした。2?3度山から転げ落ちそうになりつつも母の手を借りなんとか下山はしましたが、母より山に慣れている父があんな姿になったのはどうもおかしいと二人とも感じていました。
宿に戻り一晩寝ると父親の足の状態も良くなったので不思議に思いつつも帰路につきました。

家に帰って撮った写真をもう一度確認してみましたが、やはり光は写っていませんでした。父親は残念に思いつつ他の写真を確認して驚きました。光を見て以降山頂で撮った写真が全て画像ファイル的に壊れた状態になっていて復元も不可能な状態になっていました。母親もケータイの写メを確認してみましたが4つのうち全てが逆光でないにも関わらず薄暗い写真になっていました。そもそも撮った後確認して保存しているのにこれは変だということになりました。

心配した姉が会社の友人づてに霊感のある知り合いを紹介してもらい相談してみたところ、以下の内容を告げられました。

1.父親の見た光は霊
2.父親にだけ見えたのは波長が近かったから
3.故に帰りに足を引っ張られ殺されそうになった
4.守護霊がなんとか頑張って守ってくれた
5.でも今も憑かれている可能性高い
6.知り合いを紹介するからお祓い行っておけ
7.写真とか持ってるとあっち(霊側)と繋がりが残るからお焚きあげして処分してもらえ

やたら幽霊とかの存在を信じる姉だったのと、紹介された知り合いが地元では有名な神社の神主だったので両親を連れてその日のうちにお祓いに行きました。

内容は「お祓い→お焚きあげ→お神酒で清め」だったそうです。

そんなことがあったのかと僕は聞いてて鳥肌が立ちました。
そして僕を実家に呼んだ理由は話を聞いてほしかったのと、母が撮ったご来光の写メ(薄暗)を僕に送っていた
ので心配だったとの事。
念のためその場で写メを削除し神社でもらったお神酒でお清めされました。

文章もまとまっておらずダラダラと長くなりましたが以上です。

霊峰富士と言われるだけの事はあるのだなと僕自身思いました。
やっぱ山って何かありますね?


実家の住人 -霊感あんのか?さん

2011年08月14日

私がまだ実家に住んでいた頃の話です。

実家は築60年を過ぎる千葉にある古民家ですが何度か不思議な体験をしました。

ある日の夕方、薄暗くなってきた頃、私は一人で留守番をしていました。

うちには20mくらいの長い廊下があるのですが、テレビもつけずに静かな中、漫画を読んでいるとその廊下を勢いよくドタドタ走る音が!しかもその音はこっちにだんだん近づいてきます!
広めの家で家族も7人いたので誰かいつの間にか帰ってきていたんだと思いましたが、廊下を確認しても誰もいません!

また、ある日には、ドアを開けた音が確実に聞こえ、完全に誰か入ってきた気配がしたので「おかえり」といいながら見に行っても誰もいない。

あるときは階段を駆け下りる音が何度も。などなど・・・

家族も似たような体験を何回もしています。

しかし、不思議と怖くありません。

というのもかなり古い家なので、家族みんな座敷わらしのいたずらと思い込んでます。


女の笑い声 -霊感あんのか?さん

2011年08月28日

いつも興味深く読ませていただいています。

前回の座敷わらしの話以上の体験をしているのをいろんな話を見ているうちに思い出したのでまたメールさせていただきました。

あれは、10年位前のはなし、まだ私が大学生で八王子で一人暮らしをしてた頃です。

あの日は、彼女が遊びに来てて遊び疲れ、小さいシングルベットで一緒に寝ていた時です。

部屋はワンルーム。ふと扉が開く音と人の気配がし、目がさめました。 疲れていたので「やばい 部屋の鍵掛け忘れたか?強盗か?」と寝ている体正のまま危機感を感じていました。

その気配は近づいてきます しかもすごい殺気!(感じた事ないけどあれこそが殺気)

いよいよ俺の後ろまで(俺は彼女のほうを向いたまま寝ている)来た「それ」。 おれはスゴイ殺気を感じつつこのままじゃヤバイと思い、先手必勝と思い飛び起き殴りかかろうとしたその瞬間!(この時点ではただの強盗だと思っている)

金縛り!体がまったく動かない硬直した状態。
と同時に女の高い声で「ふふふふふふふっ、うふふふふふっ 」意識が遠のくくらい不気味な笑い声、しかしそれでは終わらず今度は俺と彼女が寝ているシングルベットがガタガタと動き出す! 俺は動く事も出来ずただ恐怖を絶えてるだけ。本当に本当に怖かった。

それが約10秒間くらいつづくと声はなんとか出せるようになり、彼女に「電気つけてくてれ!」と情けない声で懇願!

彼女が起きた時点で笑い声も揺れもなくなっていた。

彼女に聞いても揺れなど感じてないし、ましてや笑い声なんかも聞いていない。それに部屋の鍵もしっかりかかっている。

俺は神経失調症と周りに言われたし、恐怖のあまり自分にそういい聞かせていたが、10年たった今思い出しても恐ろしい。
女は大好きだけど、怖いと知った出来事。


斎場拡張工事 -土木屋さん

2011年09月17日

私は現在56歳で、建設関係の仕事をしております。長年この仕事をしておりますと、時々不可解な体験をします。ある県の山間部の町の斎場の拡幅工事をしていた時のことです、

山を削り斎場を拡げるのですが、岩盤がでましてブレーカで破砕することになり大型ユンボで作業が始まりました。

防音壁で遮蔽しますが、かなりの騒音が出ます。斎場は普通どうり稼働しております、遺体が釜に入る前に経をとなえますが、たぶん聞こえないと思いました。
斎場のほうからもなにも言ってこないので、そのまま作業しておりました。
まずブレーカの先がボキリと折れたのです。普通折れません、メーカーに注文しその日は中止、静かになった現場にかすかに聞こえるお経、その時は気にならなかったのです。

翌日昼新品のブレーカの部品(チゼルといいます。)交換し作業再開、まもなく今度は、鉄製油圧パイプがパンク!またストップ 。この部品はその日に届き交換、作業再開まもなく同じパイプがパンク!このあたりから作業員は嫌な感じを受けていました。

メーカーに文句を散々言って、急きょ部品交換するもまたしてもパンク、もう夕方この日も中止。翌朝メーカーの社員が早朝に部品を届けてくれて交換しました。
欠陥かもしれないと、この日から部品、取りかえ工賃は無償になりました。メーカーはパンクした部品を持ち帰りました。

しかし昼前、またパンクで中止です。メーカーがユンボの点検しましたが異常なしでした。結局12回交換しようやく岩盤の掘削は終わりました。私もこんなことは初めてです、原因はなんなんだ、欠陥か?と聞くわたしに、メーカーの社員は

(よそでは、全くこんなトラブルはないんですが…パイプの中が何かにひっかかれたようになって、こんなにななっています。)鉄パイプの中は爪で激しくひっかいたようになり、穴が空くまで細長く削られているのです。

その後現場も終わり、このユンボとブレーカは、10年以上作業しましたが一度もトラブルはありませんでした。
最後のお経を邪魔する騒音に、仏さまが怒られたのでしょうか?ちなみに工事期間中、社員の身内全員の家に、不幸があったのはただの偶然だったのでしょうか?


お京様 -土木屋さん

2011年09月19日

(斎場拡幅工事)を投稿しました土木屋です。
10数年前、H県の山間部の、圃場の整備の為の、盛土工事を施工していた時の体験です。

(圃場とは農地、つまり田んぼとか畑のことです)
現場は広く、ダンプカーや重機が作業している為、かなりの騒音、振動、土埃です。周囲に農家が、ぽつぽつあるだけで、苦情などありません。

そんな真夏のある日の昼休みでした。私は自分の車、他の作業員はマイクロバスで、エアコンを効かせながら昼食を取っていたときでした。

工事道路を、大型犬が歩いているのです。あんな大きな犬を放し飼いするなんて危ないなあと。思いながら見ていました。
作業員もみておりました。
そいつは灰色で肩をいからし、堂々と歩いているのです。

その時です、そいつは突然横を向くと、ピョンと山に消えたのですが、なんと長くおおきな顔、そして太い尾を持つ、巨大な狐だったのです!驚いた私が車外に飛び出すと、他の作業員達も
出てきました。

(あれ、狐やったなー!、あんなでかい、山の主やで)
など言い合い、騒然となったのです。

数日後、村の工事説明会があり、終了後、75歳の村の代表の
方に話しますと、こんな話をしてくれました。

(それは、お京様や、まだおったんやな・・、わしが子供の時は
向こうの峠に出てきては、よう人をだましよったんや。まだおったんやな)
狐が飛び込んだ山の中に、稲荷社があることも、このとき聞かされました。


私の霊感 -そじょさん

2011年09月21日

霊感があるひと、ないひと、人それぞれだと思いますが、私は多少の霊感があるようです。ただ、霊の姿を見ることが出来るのは決まって気温の低い冬。暖かいとなぜか彼らの姿を見ることが出来ません。見えなくても霊のエネルギーみたいなものは感じますが。今まで出会った霊は街中でも家の中でもありとあらゆるところにいて、(映画sixth senseみたいな感じ)ただ私は彼らと話をしたりは出来ません。彼らは大抵ボンヤリ佇んでる感じです。視点も定まってない感じ。攻撃してくる霊には今まで出会った事はありません。なのであまり怖いお話はないんですが、今回は高校生の時に出会った霊の話をしたいと思います。
その日は土曜日で、もちろん冬でした。いつもは午前中に授業が終わり、速攻で帰るのに部活の用事で少し遅くなってしまいました。一緒に帰る友人は先に帰ってしまい、一人寂しく電車に乗りました。土曜日の午後のため電車はガラガラでしたが、席に座るのも気が引けて、ドアの脇に進行方向とは逆に向いて立っていました。しばらくしてふと隣りの車両におばあちゃんが乗っているのに気がつきました。私が立っていたドアは3つあるドアの一番最後で隣りの車両が窓越しに見えていたんです。ただおばあちゃんは進行方向を見つめていました。わたしと目が合ってるわけでもなく、ボンヤリと進行方向を向いていました。私も、あぁ、おばあちゃんだなあ。くらいにしか思ってなかったんですが、ふとなんであのばあちゃんは進行方向に向かって座ってるんだろ?と思いました。この電車は西武OO線なんですが、席は窓際に中央に向いてついているので、進行方向を向いてるのはおかしいんです。でも、私はなぜか、あぁ、ばあちゃんだから席に正座してるんだ!と思いました。でしばらくおばあちゃんを眺めてたんですが、何だか別の違和感を感じました。何かがへんだそう
 思い、間違えさがしをするようにおばあちゃんを見つめました。すると、違和感の原因が分かったんです。おばあちゃんの姿をジッと見ると肩の後ろにある手すりが透けて見えていたんです。その瞬間、あぁ、あの人はこの世の人ではなかったのかと納得しました。私が納得してる間もばあちゃんはボンヤリと進行方向を見つめ佇んでいました。
結局私の最寄り駅に着いてしまい、先に降りてしまいましたが、あのおばあちゃんは何処かに行きたくて電車に乗っていたのでしょうか?今となっては謎のままです。

体験談 -たこさん

2011年11月20日

体験談です。私の家の隣は山なのですが、(とは言ってもその上はニュータウンになっており、そんなに深くない山です)
早出で家を5:30位に出るとき、冬だったため外は夜のように真っ暗だったので、私は早く駅に行こうと急いでいました。家から出て1分も歩いてない、位いの時に山の方から「あーんあーん」 という泣き声が聴こえてきました。はじめは、猫でも鳴いているのか?とも思ったのですが、なんだか赤ちゃんの泣き声の様に聴こえてきました。
でも、山の方から聴こえるし、何より泣き声が変なのです!
同じトーンで変わらず、「あーん、あーん」と泣き続けていました。明らかに人間の赤ちゃんの泣き声では無かったのです。何かが真似をしてるような感じがして、とにかく見てはいけないと思い、必死で前だけを見て歩きました。
そして丁度泣き声のする所を通りすぎた途端に、ピタリと泣き声は止んだのです。
ああ、やっぱり気がついては、いけない物だったのかと思いゾッとしました、何より家からとても近い所での体験なので、そこを通る時にはよそ見はしません。


家系に纏わる怖い話  -恵怜奈さん

2012年01月13日

初めまして、いつも楽しく、そして、怯えながら(小心者なので……苦笑)拝読しております。

実は、私の家も家系に纏わる怖い話に載るような家なんです。小さな離島の出なのですが、一族には精神病、人格障害、パラノイア、アルコール依存症、知的障害を伴う自閉症、医師の診断を受けたわけではありませんが、もしかしたらADHDや、アスペルガー症候群では? と思うような人間ばかり、「普通の」者はいないと言っても過言ではありません。私自身も自閉症の兄弟に散々虐待され、両親からは半ばネグレクトされて育ち、軽度ではありますが、パニック障害や鬱病、強迫性障害を患っております。

嫁いでくる女性も、お前が言うな! と言われてしまいそうですが、奇人変人狂人ばかりの一族の目から見ても、変わり者が殆どで、比較的まともな家から嫁いできた女性から生まれる子供も、悲しいことに、何らかの問題を抱えている場合が多いです。

家の人間が何故、ここまで病んだ者ばかりなのかは分かりませんが、狭い離島で近親婚をしていた為ではないかと思われます。呪われた血を後世まで残すことが怖ろしくて仕方がないので、私は子を産むことはもとより、結婚もせず孤独死する予定です。

長々と失礼しました。次の更新も楽しみにしております!


ハマキ型飛行物体 -アポロ13号かなさん

2012年06月11日 

私が小学校3年生の時の話。10月頃だったと思います、雲ひとつない快晴の日でした、私と私の弟、近所の友達4人で道路工事現場の所に差し掛かった時でした、ふと上を見ると銀色の翼のない飛行機みたいなのが浮いていました、ロケットか煙出てないから違うじゃなに、しばらく4人で見入ってましたおもぐろに顔を見合せ音もしてないし何と言って上を見たらその物体は何処にも見当たりませんでした、ほんの一瞬何秒もなかった、消えた空は快晴なのに、その物体を3、4分位は皆で見入ってました、それから何年かして、矢追さんの特集を見てハマキ型のUFOだったんだと言って嬉しさと興奮で、次の日話した一緒に見た友達と、当時はアポロ13号の頃だから、ましてUFOなんて言葉は矢追さんの番組で初めて知った、飛行機が立って止まってる翼ないけど、みたいな事を言って上を見てました、当時他の人にも話したけど、ハイハイで終了。デモ、テレビで全く同じものが映ったときは、天下を取った位嬉しかった。銀色でビスで留めてあるのまではっきり見たので窓はなし。以上です。私は嘘はつきません本当の話。


これで命を落とすのか -勤務地は福岡 さん

2012年06月11日

今から、何十年か前の出来事。勤務地の福岡へ車で向かっているときの事、夜8時福岡へ向かうバイパスがまだ出来上がってなかったので、行ける所迄車を走らせて、国道に出る為住宅地を通り抜ける時、出くわしてしまった、穏やかなS字カーブの真ん中当たりで回りは民家多数あり。突然、急斜面から白装束を着た人が駈け降りてきた、一瞬何が起こったのか理解不能に、斜面から降りてくるっと、180度回転して、こちらに向かって歩き出してきました。距離にして20メートル位でしたか、とっさに、ハンドルを切ろうかと対向車線をみたら前からは大型トラック、反対側は斜面、車のスピードは60km、どっち転んでも、車に傷がつく、いいや、引いてしまえ、でアクセル踏んで、前に進んだ、トラックは急ブレーキをかけ停止、鳥肌が立った、一瞬で車を抜けて道路の真ん中を手を振って裸足で歩く姿がルームミラーに映っていた、髪は長く、顔は青く、人じゃなくて良かった、しかしながら、あれで、事故してたら、間違いなく死亡か重傷なんだったのだろう。そうは問屋が卸さないよ、引いて正解だったよ、あの状況だと何割位の人が避けて事故を起こす
 かだ、運転は十二分に気を付けて行って下さい。皆様。


木じゃなかったよ -6、7メートルはあったかな?さん

2012年06月11日

山に住んでいた頃、車で今日は違う道を行こうと思いまして、1、2回通った山道だった、民家が6軒位ある、時期は7月、道路工事もしていて人もいた、工事現場を過ぎて、50メートル位走ったら、道をふたいで一本の木が倒れてる、てっきりそう思い、車を止めて車のドアを開けて、工事現場の人達に木を避けてもらえますかと、車から出ようとしたら、ボンネット付近に視線を感じたので、何気にをやれば、こちらを見てたのは大蛇さんでした、慌ててドアを閉めたら、一瞬で道からよけてくれた、木と思っていたので、しかし、こんなにデカイ蛇見たのは初めてだった、それから、なにかしら、良い事続きでした大蛇さんは下の方へ食事に向かう途中だったのでしょう。以上でした


車の中で -ビビりさん

2012年8月21日

ある人から聞いた話。

ある時友達5、6人と家で飲み会をした。
わーわーとやっているうちに結構な時間になってしまった。
急に気の弱いヤツが「寒気がする…」
と、言い出した。一応寝かせておいたがどうしたかと心配だった。

そのあと酒がなくなり一人で車に乗り、コンビニへ向かった。
帰り道、川沿いを進んでいくと助手席のドアから

ドン  ドン

と音がした。
怖くなりスピードをあげると
ドンドンドンドンドン
という音。

いやになって車を路肩に止め、友達に電話した。
「なんか、音するんだけど」
「きっと大丈夫だから。」
と言われ電話を切られてしまった。
まだまだ音がするので近くの駐車場に車を止め
助手席を見てみた。
すると

助手席のドアに血の手形が大量についていた。

そういえばアイツ、寒気するとか言ってたな。
予知してた…  なんてな。


怖くなくてすみません


カッパ沼? -あっちゃんさん

2012年8月28日

私が10才に行かないぐらいの時(S50年頃)、近所の子たちと集まり、近所のブタ小屋の裏の沼に探検に行きました。沼の奥に行くにはカーブの壁ずたいの細い道を行かなければならず、大人では沼に落ちそうな所でした。私は先頭だったと思います。
薄暗くうっそうとした感じで、気味悪い感じでした。
蓮の葉っぱが沼にたくさんあり、そこにはたくさんの目がこちらを向いていました。カエルなどより大きく頭には皿などは見あたりませんでしたが、水面から顔半分だけ出してそれはいました。
誰かがヒメイをあげたので、私たちは、慌てて帰りました。
そこに行ったのは、その一回だけですが、あれは得体のしれない不気味なものでした。
今、グーグル地図写真でその場所を見ると、なぜか隠された感じです。場所は堺市 百舌鳥 梅町か梅北、南海高野線 百舌鳥駅から中百舌鳥の間で、310号線から線路に向かっての間です。
今でも謎のままです。
余談ですが、その沼から近い畑の、柵のしてない井戸に白装束の髪の長い女の人が、手をまよこに大の字のまま飛び込んで行くのを見ました。井戸はそんな幅広くないのに。慌てて母に告げると、どやされましたw。子供は、そんなの見るんですね。

私は、今生きてる次元と違う所もあるとは思いますが、願わくば、もう見ないままがいいんでしょうかね。

読んでくれて有難うございます。堺市の沼誰か調べて下さい。


夢の世界 -とうふさん

2012年09月13日

こんばんは、いつも楽しくここの話を見させて貰っています。
私には残念ながら霊感というものがないため実体験での話はありませんが、友人が体験したことを話させてもらおうと思います。

私の友人は毎日バイト三昧でバイトを休むということはありえないのですが、なぜかその日に限って

(なんかバイトにいきたくねぇなぁ)

と思ったそうです。

そしてその日は自分が思った直感の通りにバイト先に連絡をして
バイトを休んで、久々の休みを楽しむかの如く深い眠りにつきました。

眠りについてしばらくたつと、友人は見知らぬ部屋でなぜか一人で突っ立っていました。

(あれ??なんだここ?こんなとこ地元にあったかぁ?)

などと驚いていると、その横に綺麗なお姉さんが立っていました
友人はその時点で(これは夢だ)と悟ると

(これは夢なんだからちょっくらお姉さんと遊ぶか)

などとよからぬ企みを思いつき、お姉さんに話しかけようとしました。
するといきなりお姉さんの方から友人の手をとり、楽しそうな顔で世間話をはじめました。
そんなお姉さんに見とれている友人は満更でもない感じでお姉さんの話に相槌をうったり笑ったり、お姉さんと楽しく世間話をしながら楽しい時間を過ごしました。

そんな楽しい時間を過ごした友人ですが、なぜか妙に引っかかることがありました。

(これ元の世界にもどれるのか?)

友人はそのことを思うと急に怖くなり、全身に鳥肌が立ったそうです。
そして意を決してお姉さんに帰ることを伝えようと友人はお姉さんに近づきました。

「あの、そろそろ帰ります・・・っつ!」

その瞬間、友人はものすごい勢いでお姉さんに引っ張られ、部屋の奥へ奥へと引きずられてしまい、友人の腕には爪痕がのころうかというぐらいの強さでお姉さんが腕を握りしめていました。
これはさすがにヤバイと感じた友人は必死に腕をふりほどこうとして、お姉さんを腕ごと振り回し、お姉さんを引き剥がしたところで目が覚めました。

「なんなんだよあれ・・・変な夢を・・いった!!」

起きるやいなや友人の腕に激痛が走り、友人は慌てて自分の腕を確認しました。
するとどういうことか腕が逆方向に引っ張られていてまるで誰かに掴まれているかのように、腕に温もりと爪が突き刺さったような感覚が友人の腕に残っていました。
焦った友人は今夜は寝てはいけないと確信し、徹夜するつもりで夜に挑んだのですが、そこはやはり人間で迫る睡魔に負けてしまい、二度寝についてしまいました。

二度寝についた友人は、ハッと飛び起き辺りを確認してベットに腰をおろすと、まだバイトが始まる時刻になっていないことに気がついて慌てている自分に苦笑しました。

「怖い夢みてから俺ビビりすぎだろwww」

そしてもう一度寝ようかと枕に手をかけたとき、友人は絶叫しました。

「俺の部屋じゃない!!!!!!!!!!!」

気がつくと同時に横にはお姉さんが立っていました。

友人は全速力で部屋のドアめがけて逃げ出し、ドアノブに手をかけようとしたところでお姉さんに後ろから抱きつかれ、耳元でこう囁かれたのです。

「ワタシノコトワスレタノ?」

その言葉と同時に友人の右腕と左脇腹に激痛が走り、夢の中で絶叫した瞬間に、目が覚めました。

「いってええええ!!いってぇ・・・刺された・・・刺された!」

友人は泣きじゃくりながら腕と脇腹を抑え、歯をくいしばりながら刺されたであろう腕と脇腹を確認しました。

腕には女の手首が突き刺さっていて、脇腹には女の頭だけがありました。

噛み付かれているとわかった瞬間友人は気を失い、三度目の眠りについてしまいました。

三度目の眠りからは無事目覚められたものの、それからしばらく脇腹からは「ギチギチ・・・」と音が軋んで聞こえていたそうです。

四回目にこの夢をみたときに友人はお姉さんと壮絶な口論を繰り広げて和解したそうですwwww

なんだか変な終わり方ですが、実際にあった怖い話です
長文失礼しましたm(_ _)m


自殺マンション -暇人 さん

2012年09月16日

私の友達の住んでいるマンションは自殺がよく起きる。
そのマンションでの話。

まだ私が小学五年生だった頃、
そのマンションで肝試しをした。
マンションに住んでいる友達は呼ばなかった。

私は他の友達三人呼んで肝試しをした。
怖かったので昼間にやった。

AとBとCと私は最上階の十二階に行くためエレベーターに乗った。
七階あたりまで行った瞬間、AとB、私が見てしまった。
ドアの前から覗く、血だらけの女の姿を。
Cはとてつもないビビりなのでお守りを握りしめ目をつぶっていたので見ていなかった。

十二階につき、やっとの思いで降りた。
そしてBが
「さっきなんかいたよな?」
すると見ていないはずのCが
「何それ!?っていうか、まさかそれってさぁ‥‥」
と言い
「血だらけの女の事?」
「お前、見たのか?」
とA。唖然とする私にCが、
「いたの?」
と聞く。
「いたけど‥‥見た?」
Cは首を横にふるばかり。
なぜわかるのかわからないと。

怖くなったので一階に戻った。(今度は階段で)
そして遺体が見つかった駐輪場に行った。
そこの駐輪場の屋根は他の屋根とは違った。
落ちた時、その屋根を突き破ったらしい。
駐輪場には、まだ血痕が残っていた。

不気味なのでスルーした。

そして遺体のあった駐輪場の隣にあるベンチに座ろうと思い、ベンチへ行った。 
するとそのベンチの上に大量の長く黒い髪の毛が‥‥

いやになってみんなで帰った。

その後、七階にいた女の目撃情報が増えたとマンションの友達に言われた時はゾッとした。


田舎で化かされた? -蚊さん

3年前23歳の9月、仕事の合間に東京から片田舎の実家に帰ってきていた私は愛犬の「めけ」と散歩に行くことにしました。

いつもは夕方に散歩に行くのですが、その日は1日暇だったので昼過ぎにいつもと違うコースで長めに散歩しようと思い”山の上にのぼって行けるところまでいく”コースに決定しました。
山の上といっても道がきちんとあり家もあります。
ただ、私が知っているのは家がある場所までで、その先も道は続くのですが一度も行った事はありませんでした。

今回はそこに行こうと思い、民家がある所までは順調にきました。普段からですが、全く人気はありません。民家といっても5軒ほど。都心に近くとも過疎化が進む老人村なので公園があるのですが子供もいないと思います。
しかし公園の前で初めて子供を見ました。
父親と5〜6歳くらい男の子の親子で、公園前のゴミ置き場でしゃがみこんで何かをしていました。
歩きながら横を通っただけなので何をしていたかはわかりませんが、(あ、人だ、子供だ〜)と思った他には特に気にしませんでした。

公園から先は家がなくなるので初めて行く場所ですが、そのまま計画通り進みました。しばらく歩くと小さい稲荷神社を発見して折角なのでお参りをしました。その時、まさに穏やかな秋口の晴天の午後、神社の中の木々が風で”ザァーーー!!!”っと物凄い音を立てました。何か不思議な予感がしつつも気にせず神社をでました。
神社を出たところでさっきの親子と鉢合わせになりました。顔を見たはずなので顔が全く思い出せないのが不思議ですが。「ふふふ・・・」「ははは・・」と笑っていたのだけはよく覚えています。
そして父親が自転車、男の子が補助輪付きの自転車で私の目の前をゆっくり通り過ぎていきました。

私が来た民家がある方とは逆に進んでいったので(あの親子どこから来たんだろう・・・この先に家がまだあるのかな?)と思い「集落を見つけたらUターンだ!」ともこに言って親子たちの進んだ道を追うように歩みを進めました。

私が↑のような事を考えていた間に親子はもう見当たりませんでした。道はずっと1本道ですが曲がりねっていたのですぐ見えなくなりました。
しかし今のところ1本道で迷う箇所もないので躊躇なくずんずん進みました。しばらく山の中の道を歩くと広い畑にでましたが、やっぱり誰もいません。(田んぼなら誰かしらいつもいるのに・・・)と思いつつ親子が何処から来たのか好奇心でずんずん進みました。

時計は持っていなかったのですが、随分歩いたような気がしました。2時間以上くらい?めけがしきりに立ち止まって引返したそうな顔で振り向くようになりました。
初めての道で緊張してるのかな〜?くらいにしか思いませんでした。どんどん進みますが家の一件も見つかりません。
私はだんだん不気味になってきました。(補助輪付きの自転車の男の子を連れて数時間かかる公園に遊びに来る親なんている?・・・・)でも道は1っ本しかありません。しかも小さな山の上の道なので外れれば山の斜面です。おかしい!と思い意地になって家が見つかるまでずーっと歩き、結局集落は見つかりましたが、なんと隣町につきました。
すごく歩きました。

ムキになりすぎたなと思い、親子の存在が少し不思議な気もしましたが道を引き返しました。
すると不思議!最初の稲荷神社まで、30分ほどで着きました。唖然としながら振り返って考えてみても1本道の同じ道・・・結局昼過ぎに家を出て帰ったのは日が傾き始める17時半頃。。

きっとあの親子は最初ゴミ置き場で生ゴミを漁っていた狐または狸か何かで、普段老人しかいない静かな場所に私が散歩に来たのを面白がって化かしたのかなと、推理ました。
さらに今思えばめけは犬なので道に迷わされていることに気づいて私の方を何度も振り返っていたのかもしれません。
その後この道を数回散歩しましたが、ゆっくりでも往復1時間半ほどのコースでした。

皆さん、狐や狸のいたずらにはご用心。
長文になってしまい申し訳ございませんでした。


天皇様とお姫様、先祖の青年 -匿名希望さん

同時期にいろんなことが重なったため説明が長くなります。
それでも読んでいただけると幸いです。

内容は
・自分の母方の家系
・実家に帰るときに自分についてきた青年の霊
・突然現れたお姫様?の霊
・曾祖父についているといわれた天皇様の霊
全て今年の夏に実家で起こった出来事です。

自分は20代女、絵描きやってます。
母は普通の会社に勤務しています。

最初に自分の家系について説明します。
母方の家系の女は霊感があったり直感が鋭い人が多いのです。なんでも祖母がとても霊感が強かったらしく、それが遺伝してるかもしれないとのこと。自分含め、親戚の中では昔から霊関係や不思議なことがよく起こっています。

次に青年の霊について
今年の夏に実家に帰ったとき、自分と一緒についてきた一人の青年の霊がいました。その人は母の前で自分が立っていた位置にいたり、自分が歩いてきたのと同じように歩いて来るのを母に見せたりして何かをアピールしてました。おかしいのが、母が青年に対して全く拒絶が出なかったことです。普段は拒絶が出ます。その青年は自分にもひたすら存在をアピールしてきました。そして話しているうちに、その人は母方の先祖ではないかと結論に至りました。理由は拒絶が出なかったりその人が好い人に感じたのと、その人の姿がなんとなく自分の祖父にも似ていたからです。

また次にお姫様の霊について
夜中に絵を描いているとき、突然いい匂い(植物系)がして、ふと気配を感じたので横を見ると淡く暖かな色合いの着物を着たとてつもなく美しい人がいらっしゃいました。見た目もですが、雰囲気、その方を包む空気すべてが美しかったです。
(自分は霊感などはあまり強くはないので、実際に見たのは凄く曖昧な姿だったのですが…。そういう時は直感の方が強く働くため、情報などは見えなくてもわかったりします。)
その方見てどこかの貴族、またはお姫様だと印象を受けました。
時間的には数秒だったのですが、その方は自分に微笑みかけた直後に自分が制作していた絵の中へ入り気配が消えました。
その時はあまりに突然の出来事であったため数時間ほど茫然自失としてました。
時間帯は夜中でしたので自分以外は起きてはいませんでした。

そして天皇様の霊について
翌日、母にお姫様のことを話すとその直後から母も御姫さんの匂いがわかるようになりました。
それから数日は御姫さんの気配や匂いを感じる日々が続きました。
そして突然、母が昔、祖父(自分の曾祖父)に話されたことを思い出しました。戦争で見知らぬ土地にいて、曾祖父が山道を歩いているとある住職さんに出会ったそうです。その人は「ある方に頼まれて貴方を待っていました」といい、曾祖父をお寺へと連れて行きました。用意されていた座布団は住職の分を抜いてふたつ。曾祖父がもう一人来るのかと尋ねると、もういらっしゃっております、と返されたそうです。そして唐突に「貴方には天皇クラスのお方の霊が守護霊として憑いていらっしゃいます。今日はその方に頼まれて山道にて貴方を待っていました。」と言われたと。住職さんは曾祖父にこのことを事実として受け入れられなくともせめて知っていてほしい、と天皇様が言っていると伝えたそうです。その話を曾祖父が母に伝えた時に天皇様の名前も言っていたそうなのですが、母はただの作り話だと信じていなかったため名前がなんであったのか覚えていないそうです。

そしてその話をした直後、まるで繋がりがあることを示すように、お姫様の匂いが充満しました。自分も母も感じました。そして自分は昔読んだ本で見た匂い袋(香り袋)のことを思い出し、この匂いは御姫様が身に着けている匂い袋ではないかと言うとそれも肯定するようにまた匂いが充満しました。
母は今思えば曾祖父の言っていたことは本当で、その天皇様繋がりで自分のところにお姫様が出てきたのではないかと言いました。正直、お姫様が出てくるような繋がりはそれ以外ないのです。そして、先祖を意識させるために青年が表れたのではないかと。

夏に帰省した1ヶ月の間に、母方の先祖関係でこういった不思議なことが起こりました。ちなみに曾祖父が亡くなったのは自分が生まれる大分前のことです。戦前戦争中などとても裕福な暮らしをしていたらしく広い土地も持っていたそうなのですが、戦後の混乱の中土地を奪われてしまったらしく、それでもとの場所にいられなくなり今の自分の出身の県に来たとそうです。曾祖父や祖父が亡くなった時に先祖の行方を追おうといろいろな伝手で探し回ったのですが、祖父の出身場所までしか調べることが出来ず、曾祖父の出身などが全て不明に終わりました。母方の先祖は今でもよく現れるのですが、生前のことが全て謎なのです。

この話、オチもなく不思議なことばかりが深まるのですが…もしこれを見て何かを感じる人がいらっしゃいましたらコメントもらえると嬉しいです。
ちなみに母方の名前は小野です。

最後になりますが、今でも独り暮らしのアパートにて絵を描いてるとお姫様の気配や匂いがします。


(コメント)
このページは読者の皆さんからメールで寄せられた不思議な話を掲載しています。メール掲示板に載せておくだけではもったいないと思い、こちらに移動させていただきました。皆さん、貴重なお話をありがとうございました。


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