物の怪・妖怪・怪異


コダマ

692 名前:コピペでおま 投稿日:03/11/19 13:18
昔、山で仕事をしてた時のこと。

仕事を終えて作業道を歩いて下っていたら、上の方で妙な声がした。
「ホゥ」とか「ウォ」みたいに聞こえるんだけど、呼ぶ時にそんな声
(山でよく通る声)を出す人もいるから、誰かいるのかな?と思って上を見たら、
尾根の方に小さな人影が見えた。
逆光でシルエットしか見えないんだけど、こっちを見てる様子。
俺も「オオゥ」みたいな声で答えたんだけど、じっと動かない。
と思ったら、こっちに手を振ってジャンプし始めた。ワケわからんし
こっちも疲れてたから「降りるぞー」ってそのまま林道へ降りた。

先に降りてたおっさんが「誰かいたのか?」と聞くので
説明すると、ちょっと嫌な顔をした。
「コダマかも知れん」と言う。「何それ?」と問うと
「人に化けて悪さをする」
「昔はコダマを見たらその日は家に帰って一歩も外へ出るなって言われてた」
「夜中に呼ばれたり、戸を叩かれても絶対返事をしてはいけない」
「今はそんなことないかもしれないが…」
おっさんは、ひとしきりそんなことを言った後
「念のため、今晩はお前も外へ出ない方がいいぞ」

俺はその頃、駅そばの飲み屋へ毎晩のように通っていたけれど、
やっぱり気になって、その夜はおとなしく家に居た。
が、別に名前を呼ばれたり、戸を叩かれたりはしなかった。


693 名前:コピペでおま 投稿日:03/11/19 13:19
次の日の朝、仕事の続きをしに作業道の入口までくると、おっさんが先に来ていた。
いつもは先に来てさっさと足拵えを済まし、火を焚いて待っているのに、
なぜか軽トラの中でタバコを吸っている。
俺が近づくと降りてきて、作業道の入口を指差した。
ウサギ2匹と鹿の死体が重なって置かれていた。
内臓が抜かれている。一目見て吐きそうになった。
「今日は山へ入らない方がいい」
そう言われたが、俺も仕事をする気にならなかったので、これ幸いと引き返した。

その後も、その山の仕事を続ける気にならなかったので、
おっさんに頼み込んで他の仕事師に代わってもらった。
おかげで年末にかけて金が足らなくなり、飲み屋に行く回数も減ったけれど、
おっさんから、代わりの仕事師が大けがをしたという話を聞いて本気でゾッとした。
何かに気をとられていて、倒れてくる木の下敷きになったらしい。
もしかして「コダマ」に呼ばれたのか?


カジリ

242 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/02/26 22:17

知り合いの話。

彼のお婆さんの実家の村が、まだ土葬をしていた時代のこと。
家で不幸があり葬儀の準備をしていると、隣村から親戚がやってきた。
親戚は家人に、隣村でカジリが出たと伝えたのだという。

カジリというのは文字通り齧る化け物で、死体を掘り起こして食べるのだそうだ。
どんなに墓の番をしても、夜の間に棺桶の中から死体は消え失せ、朝には食い散ら
かされた死体が、村外れに投げ棄てられていたという。

死体を食べられてしまった家には、災いが起こるといわれていた。
カジリは経文や仏具が苦手とされていたという。
しばらくの間、その村で埋葬された死体は、身体中に墨で経文が書かれていた。

お婆さんがまだ幼い頃、彼女のお婆さんから聞かせてもらった話だそうだ。


ヒトクチ

48 名前: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 04/02/21 01:11

知り合いの話。

彼のお爺さんが猟師をしていた頃、山にヒトクチと呼ばれる化け物が出たという。
獰猛な肉食獣で、獲物を一口に呑み込んでしまうことから、この呼び名がついたそうだ。
凶暴な性質の上に知恵もまわり、罠には絶対に掛からなかった。
村人から犠牲者が出るに至り、ついにヒトクチを退治することになった。

大規模な山狩りをおこない、とうとうヒトクチは仕留められた。
死体を改めてみると、異形の姿をした山犬のような獣だったらしい。
黒い体毛は短くて、身体の大きさは牡鹿ほどもあり、異様に頭部が大きい。
恐るべきことに、体長の半分近くを顎が占めていたという。
村には死体を入れずその場で焼いて埋め、塩を撒いたのだそうだ。

人間は深い山の中まで、理由もなく踏み入っちゃいけない。
一体全体、どんな怖いものが出てくるか分からないから。

お爺さんは彼にこう言っていたそうだ。


F君のなつやすみ

680 名前: F君のなつやすみ 1/2 04/03/12 00:24

家庭の事情の為にF君は小学校四年のときに、母方の田舎にあずけられることになった。
ちょうど時期は夏休みで、F君は朝から晩まで野山を駆け回って遊んだ。
ある日、それまで来たことのなかった山まで足をのばしてみたF君の前に
おなじくらいの年齢の少年が現われた。
少年は泥で汚れたような格好をしていて、とても痩せていた。
人口流出が激しかった山間の村に来てから初めて
同じ世代の子供に会うことができたF君は、とても嬉しかった。
F君が笑いかけると少年はニヤリと笑い
「腹は減っていないか?」と、問いかけた。
F君は朝食を食べてきたばからだと答えた。
すると少年はまたニヤリと笑い、
「この山を越えた先に俺のうちがあるんだけれども来ないか?うまいものがたくさんある。」
と誘ってきた。
F君は少し迷ったが、なんとなく少年が不気味に思えてきたので
断って帰ることにした。
道々、その少年が後をつけてきているようにも思えたが、
無視してまっすぐ家に帰った。
次の日からその場所には行かないようにした。


681 名前: F君のなつやすみ 2/2 04/03/12 00:25

夏休みが終わり、F君はその村の小学校に編入した。
その村の小学生は低学年の女の子二人と、六年生の男子が一人、
あとは新しく転校してきたF君だけだった。
あの少年は見当たらない。
F君は六年生の男子と仲良くなって、一緒に遊ぶようになった。
都会っ子のF君に彼はいろいろな遊びを教えてくれた。
遊んでいるうちに、あの不気味な少年と出会ったところの近くまで
行ったことがあった。
そのときに、六年生はF君にこの山に住むという化け物のの話をしてくれた。
なんでもそいつは爪は鋭いが歯が弱く、
人間の臓物を切り裂いて、その中身を啜って食べるのが大好きだそうだ。。
ただ、山の神になわばり以外で人を食べる禁じられているために
自分の住処にまで人を騙して連れていこうとするらしい。
六年生はまぁ、俺は実際会ったことはないんだけれどね、といって笑った。


緑色のモヤ

59 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/05/15 12:26 ID:YSSTlOPh

小学生の頃の話し

俺は霊感みたいなのはないけど、何度か怖いというよりも、
不思議な体験をした事があるんで書き込ませて下さい。
子供の頃、休日になると、それこそ毎回のように親と山に行ってた。
いつものように、親父と共に山へ行った時の話し。
空は快晴、初夏の頃合いだったから、ちょっと汗ばんだ肌には
肌寒いぐらいの気温が、とても心地よかった。
しばらく歩いていると、ふいに緑色をしたモヤのようなものが
木々の間からわき上がったかと思うと、異様に背の高い、
白い布を羽織った、妙に足の長い人影がピョンピョンと飛び跳ねるようにして、
モヤの中を駆け抜けて行った。
俺はただ呆然。
緑色のモヤは1分もかからずに跡形もなく消え去り、
親父がゆっくりと歩き出したので、俺は顔を引きつらせながら
「今のなに?」
と聞くと、親父は、さも当たり前のように
「そういう事もある」
とだけ言って、また歩き出した。
あの変な人影も怖いけど、それでもなお、山を登り続ける親父の方が怖かった。


秘密基地の来訪者

111 名前: 59-60 04/05/17 19:13 ID:3P9R08ZZ

友達の体験

俺の友達は手先が器用で、小学校5年生の時に、学校裏にある山の木の上に、
ゴザや板、その他もろもろを持ち上げて、秘密基地みたいな小屋を造っていた。
トムソーヤに出てくるような立派な小屋じゃなくて、
木の枝と枝の間に板を差し込んだような、本当に簡単な小屋だった。
何度か登らせてもらった事があったけど、かなり丈夫に出来ていて驚いたのを覚えてる。
雨が降ると、屋根代わりに使ってたベニヤ板の間から、
激しく雨漏りするのが悩みの種だったけど。
ある日、友達はその「秘密基地」で眠ってしまったらしく、
気が付くと辺りは真っ暗だったそうだ。
親に怒られると、体を起こした時、友達は不気味な音を聞いてしまった。
ゴキゴキ、ゴキゴキ、と、固い物を強引にこすり合わせるような不快な音。
なんだろう?と、小屋から地面を見下ろした時、彼は悲鳴を上げてしまったという。
木の幹を、真っ白でむくんだ顔をした、胴体が小さく手足が異様に長い、
明らかに人間でないものが這い上がって来ていたという。
そいつが、手足を動かす度に「ゴキゴキ、ゴキゴキ」と音が鳴っていたらしい。
その不気味な生き物は、ゆっくりと、彼がいる場所まで這い上がってくると、
その真っ白な顔にニターっと笑みを浮かべて、すーっと消えてしまった。
友達は、慌てて木から下りて、途中で足を捻挫。
夜の山の中で、体中にひっかき傷を作って家に飛んで帰って、
両親にこっぴどく怒られたと言っていた。
それ以来、彼はその小屋へは行っていないと言う。
俺は、友達が寝ぼけただけだと思ってるけど。


竹林の手

184 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] :04/06/27 03:25 ID:v/qeq24d
ところで、俺の話も聞いてくれよ。
不思議な話って感じなんだが、ちょいと喋りたくなったんだ。
俺がまだ中学生だった頃、地元じゃ、まだ自然がいっぱい残ってた。
川に竹筒を沈めとけば、でかいウナギが取れたし、
山にいけば、自生してるビワを勝手に取って食えたわけよ。
当時、俺は悪ガキだったから、まあ、ホントはやっちゃいけない事も
結構平気でやってたのね。
例えば、人様んちの山に勝手に入って作物を泥棒したりとかね。

で、ある日、竹の子が欲しくなって、夜中、家族が全員寝たのを
見計らって、明け方こっそり抜け出したのよ。
まだ辺りは真っ暗だったけど、俺は全然平気。ポケットライトを持ってたけど、
家族に気づかれちゃ困るから、それも消して山へ出かけた。
そこら一帯は遊びつくしていたから、自分の庭みたいなもんで、
俺にとっちゃ星明りで十分なわけ。


185 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] :04/06/27 03:26 ID:v/qeq24d
そんで、かねてから目をつけてた竹林に行って、いよいよ竹の子探し。
そこの竹林の所有者ってのが、また怖いジジイでさぁ、見つかったら最後、
鎌もって追いかけてくんだよ。いや、もうすんごい剣幕でさ。
夜中でも見張ってるから、ありゃ一種の病気だね。

で、そこでライトを初めて点けたのね。明かりが漏れないように手の平で隠して。
地面を這いつくばって微妙な土の盛り上がりを探すの。
竹の子は土の上にまだ顔を出さないうちに掘り出して、生を醤油で食うのがうまいのよ、
これ最強。俺の頭はもうその事だけしかないのね。はあ〜竹の子食いてー!って。
そんで、見つけましたよ。竹の子。かすかに土が盛り上がってんの。
俺はもうにんまりしちゃって、ライトを消して、もちジジイに見つからないようにね、
いそいそとスコップで掘り始めたわけよ。
掘ってると、竹の子のとんがりの部分が出てきました。


186 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] :04/06/27 03:28 ID:v/qeq24d
でも、ちょっとおかしいのよ。
手触りっつうのかな、形が妙なのね。ごつごつしてるっつうか。
なんか俺、嫌な気がして、掘るのやめたのね。で、ペンライト点けた。
そしたら、それ・・・爪があるのよ。もろ、人間の爪。指だったのね、それ。
人間の手が、指先すぼめたようになって、埋まってたの。
指の色は黒くなっちゃって、もう相当時間たってる。

俺、悲鳴上げた。
死体だ、死体だ、死体だ! って、もう頭ん中パニック。
俺、その時わかっちゃったんだ。
なんで、ジジイがいつもここを見張っているのか。
殺したの・・・ジジイだ。・・・俺、ぞっとした。
そん時の俺は、とにかくばれない様に、ここに来た証拠を消す事しか頭になかった。
もういっぺん死体を埋めて、逃げ出す。ただそれだけ。
だけど、埋める前に、ほんとに人間の手だったかどうか、
確かめなくっちゃって思って、怖いの我慢してもう一度ペンライトを当てたの。
だけど、どっからどうみても死人の手。


187 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] :04/06/27 03:30 ID:v/qeq24d
でもそん時、突然手が動いた。蛇みたいにすばやく、シュシュッ!!って。
あっと思ったら、俺、右手をつかまれてた。
俺叫んだ。うわあーーーーっ!って。たぶん泣いてたと思う。
無理やり腕ひっぱった。このまま捕まったら、殺されると思ったから。
そしたら泥で滑って、絡みついてた指がはずれたんだ。
指は、俺が持ってたペンライトをつかんで、穴にひっこんだ。
明かりで、ペンライトが穴に吸い込まれるのが見えたんだけど、
次の瞬間、「ベキベキッ」ってすごい音して、ペンライトひしゃげちゃった。
そのまま、真っ暗になった。

俺逃げました。よく知ってたはずの山なのに、どこをどう走ってるんだかわからない。
気づいたら、沢ん中に座り込んで泣いてた。水で尻までびちゃびちゃになってた。
顔くしゃくしゃにして、声上げて泣いてた。
そしたら、急に体をつかまれた。「がしっ」て、わしづかみにされた。
俺、ひーーって、かすれるような声出して、死に物狂いで抵抗した。
そしたら、「大丈夫だ、大丈夫だ」って声がしたの。
それ、ジジイだった。俺、近づいてくる水音さえ気がつかなかったらしい。
ジジイ、すげえ優しかった。よかったな、よかったなって、何度も俺を抱きしめた。
ジジイに送られて、俺、家まで帰った。
お袋はすげえ怒ったけど、親父はなんも言わなかった。


シゲジの話

118 名前:ノブオ ◆x.v8new4BM [sage] :04/07/30 15:43 ID:H2N3QmhC
お久しぶりっす。

だいぶ前に、変な女を車に乗せた話をカキコしたんですが、
そのことを、シゲジと飲んでる最中にポロッと喋ったら、
「それやったら俺、会社の川本さんにスッゲェ話聞いたことあるで」
などと言い出したんです。
すかさず「それ聞かせてぇや」と頼むと、
「せやけど、絶対喋るなって言われてるねん」
一瞬、軽い殺意を覚えましたが、
隣に座ってた女の子が、「なにそれぇ〜聞きたい〜」と食いついてくると、
「そうか〜(ニヤニヤ)」と調子に乗ってペラペラと語ってくれました。シゲジありがとう。

と言うわけで、今回はその話をうpします。


119 名前:ノブオ ◆x.v8new4BM [sage] :04/07/30 15:45 ID:H2N3QmhC
川本さんはやっぱりDQNなんですが、アウトドア系らしいです。
川辺でバーベキューとかしてゴミ捨てて帰るようなタイプ。
ワゴンの後ろにキャンプ道具一式を常備してて、
「一緒に星空みよーぜ」
とか言って口説いた女とキャンプして、肉食って一晩中ヤリまくるそうです。

その時も、昼に口説いた女を一旦家まで送って、そのままエロキャンプにGO!
小さなダム湖のほとりでテント張って、肉食って酒飲んでセックスしまくり。

ヤッてる最中、対岸の方から変な音が聞こえてきました。
「オオ〜〜」とも「アア〜〜」ともつかない、人の声か獣の鳴き声のような音。
対岸のほうを見ると、薄闇を通して林の中に立っている人影が見えます。
ハイになっていた川本さんは、
「うおおおお!!」と雄叫びを上げ、滅茶苦茶に手と腰を振って応えました。
(どーせ、山のオッさんが覗いてるんやろ。ほならサービスしたろ)
川本さんはそう考えて、ますます激しく腰を振りました。

一発終わって対岸を見ると、人影は姿を消していました。


120 名前:ノブオ ◆x.v8new4BM [sage] :04/07/30 15:46 ID:H2N3QmhC
文字どおりの酒池肉林を満喫した後は、星なんか見る間もなくテントで爆睡。
いつもは、そのまま朝までグッスリの川本さんですが、
その日はどういう訳か、夜中に目が醒めました。
真っ暗で何も見えませんが、風が頬に当たる。
どうやらテントの入口が開いているようです。

と……ふいに目の前の闇が少し蠢いたのです。。
その時はじめて、暗闇だと思っていたものが実体を持っているのに気づきました。
目の前ギリギリに何かがある…。
その何かはやがて眼前からゆっくりと遠ざかって、
それではじめて正体が分かりました。

巨大な顔のようなもの。
頭には長い黒髪が生えているのですが、顔の部分は目も鼻も口もないのっぺらぼうです。
つるりとした白っぽい皮膚が、本来口のあるあたりだけ、横に切れ目が入っています。
かすかに、クッ…クッ…クッ…と押し殺した笑い声のような音が聞こえてきます。


121 名前:ノブオ ◆x.v8new4BM [sage] :04/07/30 15:48 ID:H2N3QmhC
川本さんは思わず声を上げそうになりましたが、すんでのところで我慢しました。
音を立てたらあかん、と本能的にそう思ったそうです。
のっぺらぼうなので表情は読めないのですが、
目がないので、音とか息とかで様子を伺っているのではないか?
そう考えて、息も殺してじっとしていました。
やがて、巨大な顔は川本さんの目の前から遠ざかり視界から消えました。

「…う…うわああああああああああああああああ」
今度は隣で寝ていた女が大声を上げました。
どうやら女が顔に気がついたようです。
 クッ…クッ…クッ……
「わああああああああああああああ!うわあああああァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」
笑い声のような音が止んだかと思うと、不意に女の叫び声がくぐもって小さくなりました。
川本さんは、女の方を見ないように、声を上げないように、必死の思いで耐えていました。
「ァァァァァァァァァァァァァ…──」
パキッとかペキッとか、クルミや梅干しの種を割るような音がして、
女の声が聞こえなくなりました。


122 名前:ノブオ ◆x.v8new4BM [sage] :04/07/30 15:48 ID:H2N3QmhC
耐え難い沈黙がしばらく続き、しばらくして、またあの笑い声が聞こえてきました。
 クッ…クッ…クッ…
(アカン。次にあの顔を見たら、もう耐えらそうもない)
川本さんは、そう思って覚悟を決めていましたが、やがて、笑い声は遠ざかり、
何ものかがテントから出ていく気配と共に、あたりには静寂が戻ってきました。
しかし、川本さんは、恐怖のあまり身動き一つできずに朝を迎えました。

あたりが充分明るくなってから、恐る恐る隣の女のほうに顔を向けました。
首から上がなくなった女の死体が転がっていました。
不思議に、血はほとんど流れていなかったそうです。


123 名前:ノブオ ◆x.v8new4BM [sage] :04/07/30 15:51 ID:H2N3QmhC
「…それで、テントはダム湖で洗って、持って帰った言うてたわ」
シゲジは上機嫌で喋りまくっていましたが、女の子は明らかに引いていました。
「女の死体は気持ち悪いから放って帰ったらしいけどな」
「最悪〜!」「キモイわ!そいつ!」
「なんでやねん!気持ち悪いやんけ」
「あんたもキモイ〜!」「シゲジくん見損なったわ〜」
「イヤイヤ俺の話ちゃうねんで!関係ないねんて!」
言い訳しているシゲジを見て(こいつ本気でアホや…)と思い直しました。

長々とすんませんでした。
なかなか上手くまとめられないっすねー。


小さな人形のようなもの

672 名前: 底名無し沼さん 04/09/13 22:09:41 
場所は書けません、下山中の事です。 
「おい○○お前、変なもの連れてきたな」と急に友人に言われて 
ポカーンとしていると、彼は私のザックの底の方から 
小さな人形のような物を取り出しました。 
彼に力一杯草むらに放り投げられたそれは 
「.ぁぁぁ...ちくしょう..ぁぁぁ..」と叫びながら、 
凄い音で草を掻き分け、走り去って行きます。 

叫びたかったのですが、声も出ませんでした。 

指で今のアレ何?と彼に問いかけると、 
「あれを連れて帰ったら死ぬよ、俺と一緒で良かったなw 
 今の事あんまりしゃべるんじゃねぇぞ!?」 
と言われました。 

その後、彼にアレは何なの?と何回聞いても 
笑っているだけで未だに教えてくれません。 


牛女

43 名前:本当にあった怖い名無し :04/09/24 01:43:03 ID:/U1XGEy/
六甲山に出る牛女ってしってる?
実際アレを見た人に話聞いたよ。

「牛女」にも色々種類あるらしいけどね。
走り屋の間の噂では、牛の体に女の顔(般若という話もあり)で
車の後を猛スピードで追っかけてくる「牛女」
あと、丑三つ時になると出る女の幽霊で「牛女」
最後に、女の体に牛の顔の「牛女」私が聞いたのはこの牛女の話。
体験者は友人の両親だ。
4年ほど前のお盆の頃。
2人は弟夫婦と共に、墓参りの為、実家に帰省した。
4人は墓参りをし、実家で夕食をすませてから帰ることにした。
他の3人は酒を飲んでいたので、おばさんが運転手、
助手席にはおじさんが、後部座席には弟夫婦が乗り込んだ。
実家を出たのはもう真夜中近くだった。

しばらく山道を走っていると、前方の道沿いに畑がある。
(あれ・・?)
道路のすぐ横、畑の畦道に、着物を着た老婆が座っている後姿が見えた。
首をうなだれ、背中だけが見える。
「こんな時間におばあさんが畑にいるなんておかしいわね。」
後部座席の弟夫婦とそんな会話をかわし、
スピードを緩めた。
老婆はこちらに背を向けたまま、身じろぎもしない。
そして老婆の真横に来た瞬間、
座っていた老婆が、クルーリとこちらに顔を向けた。


44 名前:続き :04/09/24 01:46:00 ID:/U1XGEy/
3人が悲鳴をあげる中、突然エンジンが止まった。
牛女が助手席側の窓を叩いた。
バァーーン!!
「きゃぁーーっ!早く車だして!!」
おばさんは震える手で何度もキーを回すが、エンジンは一向にかかってくれない。
「なんや!なんの音や!」おじさんが叫ぶ。
「なんでみんな騒いでるんや!?」
「なんでって、あなたには見えないの?真横にいるのに!」
「なにがおるんや!?なんで止まってる!?」
バーーーン!!
「牛の顔の老婆が窓を叩いてるのよ!!」
「そんなもんおらん!」
「いるのよ!そこに!あなたの真横に!」
バーーーーン!!!!
何度やってもエンジンはかからない。
「どけ!かわれ!」
おじさんが運転席に移り、キーを回した瞬間、
嘘のように簡単にエンジンは回りだした。
「はやくだして!」
牛女は追っては来なかった。

それから里帰りの度にその道を通るが、
「牛女」に会ったのはこの1回だけだったそうだ。


45 名前:続き :04/09/24 01:47:43 ID:/U1XGEy/
「信じられへんような話やろ?でもこれ読んでみ。」
一緒に話を聞いていた友人(体験者の子供)が1冊の本を差し出した。

『太平洋戦争末期、西宮が空襲にあった。牛の屠殺で栄えていた家が焼かれ、
その家の座敷牢から頭が牛、少女の体をした物が出てきた。
「それ」は、周りが見つめる中、犬を食っていた・・・』

時間の経過と共に、牛女もまた、人間と同じように歳をとっていったのか?
ではなぜ、見える人と、見えない人がいたのだろう


横穴の歌

64 名前:右手  ◆lemRS1HFjw [sage] :04/09/24 19:47:41 ID:KKRTN1AO
お初に書き込みまする。

友人から聞いた山の怪異を書きまする。
2年前のこと、友人が東京から新潟まで原付で単独旅行をしたそうだ。
道中、山奥に差し掛かった所で夜がとっぷりふけた。
近くに泊まれるような旅籠も民家もない。
仕方なく友人は近くの崖にあった横穴に身を寄せることにしたそうな。
横穴といっても木の枠組み構造があり、あきらかに人工物だったという。
山奥のそんな場所に泊まるなんて、と思うだろうが友人は豪胆だった。
持参していた迷彩布を入り口に掛け、寝袋にはいるとすぐ寝入ったそうな。
どれくらいたったか、ふと表からなにやら歌声がきこえてきた。
眠い目をこすり時間を見ると夜中の2時過ぎ。
なんだぁ?とおもって聞き耳を立てると、歌は童謡だったという。
歌詞は手まり歌のように思えたそうだ。
歌は泊り込んでいる横穴の上から聴こえてきている。


65 名前:右手  ◆lemRS1HFjw [sage] :04/09/24 19:51:26 ID:KKRTN1AO
続き

ここで友人はすこしぞくりとしたそうだ。
しかし、眠り眼で考えもまとまらず、また寝入ったという。
するとややあって今度は歌が移動してきた。
どんどん降りて来てるように聴こえた。
自分と関わりないところでやってるならまだしも、近づいてくるとはなにか?
少々怒り気味になったと友人は言った。
さすが豪胆者の意見だと思う。
怒ろうがなんだろうが、歌はどんどん近づいてくる。
近づいてくるにつれて、これは山の怪異の類であると思った友人は、
凄みを効かせるため「寄らば切るぞう」と一言叫んだという。
すると歌はぴたり、と止んだのだそうな。
友人はそのまま朝まで無事に寝る事が出来たという。


ついてくる『それ』

266 名前: 本当にあった怖い名無し [sage] 投稿日: 04/11/12 21:11:47 ID:quHzVLDZ
今日の昼四時頃あった出来事。

俺は三河の国道418号で、帰路を急いでいた。
国道といってもラリーできそうなくらいの酷道。センターラインとか無いの。
陽も傾いてきて、木々が茂る道はかなり暗い。
対向車を意識しながら必死で車を振り回していて、ふとバックミラーを見ると
車の後ろに『何か』がいる。
ミニバンほどの大きさの黒いカタマリが後ろをついてきている。

間違っても車ではない。走り屋の誇りにかけて、全力で走っている俺を
あれだけの大きさの車が、このペースで着いてこれるはずが無いからだ。
木漏れ日に照らされると『それ』は、所々不気味に赤い光沢を放つ。
表面には皺のような凹凸があり、その隙間から覗く赤黒い光だ。
最も近い表現は溶岩だろうか。だが生き物のように動く『それ』を
無生物に例えるのは大きな間違いのような気もする。
ましてや転がっているわけでもない。音も立てずに着いてくる。

あらゆる可能性を考慮したが、正体がわからない。
俺は素直に興味を覚えた。目の錯覚にしろ妖怪にしろ、俺の理解の範疇を超えている。
純粋な知的好奇心が恐怖心を超えた。
待避所で急停止する。
車を降りようとした瞬間――正面から軽トラが来た。
開けようとしていたドアを反射的に閉め、通り過ぎるのを待つ。
『しまった!』
車内から後ろを振り返るが、この手の話のお約束のとおり
『何か』はすでに消えていた。軽トラを見送るだけだ。

あれは何だったのだろうか。


美しい女

596:11/06(月) 23:18 Tkn+zNYEO [sage] 
知人Tの祖父の話 

T祖父は若い頃、仲間と組んで山仕事をしていた。新人の頃、山に 
泊まり込みで入った時、美しい女に薮の間から覗かれたことが 
あった。近くに民家はなく不思議だったが、慣れない作業に 
没頭するうちに消えていたという。夕飯時、小屋に戻って話すと 
年長の職長が嫌な顔をし、皆に釘をさした。 
『片手片足の女だろ?絶対に相手にすんな!』 
薮から覗く顔しか見てないT祖父だが、職長の勢いに素直に 
頷いた。翌日も女は覗いていた。相手にする気はないが、女の 
美しい顔を気にしていると、ついに女は姿を現した。 


597:11/06(月) 23:21 Tkn+zNYEO [sage] 
女は腕も脚も一本で、ピョンピョン跳ねて彼の側まで来ると、 
彼の股間をまさぐり始めたという。まだ若く女性経験もなかった 
T祖父は驚いて突き飛ばしたが、女は器用に体勢を直し、ニヤニヤ 
笑って薮に消えた。女が際だって美しい分、不気味だったそうだ。 
その夜、Aという男が小屋に戻らず、皆で心配していたが、夜も 
更けた頃ひょっこり戻り、道に迷ったと頭を掻いた。皆が笑う中、 
T祖父の隣の職長だけは深い溜息をついた。翌日、職長とAが 
話をしていた。ニヤニヤ笑うAの顔は、あの女を彷彿させた。 
"互いにええ思いをしただけや" 


598:11/06(月) 23:25 Tkn+zNYEO [sage] 
その一言で、Aがあの女と寝たことはT祖父にも解ったという。 
それからAやAと懇意なBが遅く帰ってくるようになった。 
『お前は行くな。手足をなくすぞ』 
職長はT祖父に信じられないことを言ったが、どちらにせよ、 
あんな女を抱こうとは思えなかった。仕事が終了した日、Aは 
山に残りたいと言った。さすがにそれは許されなかったが、町に 
下りるなり踵を返して山に戻るAを止められる者はいなかった。 
その後のAを知る者はない。次の仕事にはAもBも来なかった。 
Aは行方知れず、Bは手足を失う大事故にあったのだという。
 

茶色い毛むくじゃら

660:09/27(水) 02:12 mYPpaW/j0 [sage] 
ぶったぎってプチな体験談してもよかろうか 

いつも山の獣道に入って友達と遊んでたガキの頃の話。 
ある時、ガサガサという音がして山道脇の笹が動いてたんで 
なんか野生動物か?とワクワクして見てたら 
ひょこっと顔を出したのは茶色い毛むくじゃらの何か。 

顔というよりどこから頭でどこから体かもわからない、大きさ的には狸か狐ぐらいのが 
伸び上がってこっちを見てた… 
それが道に出てきたんだけどなんか足も見あたらない、 
でっかい毛玉に不自然にギョロッと目だけついてる状態。 
友達も自分もポカーンとしてたら、体をゆらしながら近付いてきたんだが 
それがまたガクガクというかギクシャクというか、これって生き物?という動き。 
半狂乱になって逃げました。 

親に言ったら謎の生き物のことはスルー 
むしろ山で遊んでる事を怒られて子供心に傷心。 
健在だった祖父さんが「そりゃあ○○さまじゃわー」とか言ってましたが、 
怖かったので必死で忘れてしまいました O| ̄|_ 

ちなみに中国地方でした 
何だったんだろ 


変な物

156 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:05/02/15 17:47:09 ID:USHTYXonO
常連が来ないから小話を…

自分は12歳位まで、親父と一緒に山に入って茸取りを手伝っていた。
と、言ってもガキの自分が茸を見付けられる訳もなく、歩き回って迷いそうになって親父に迷惑を架けるだけだった。
ある日、毎回の様に歩き回っていて、フト顔を上げると約20m先に変な物が在った。
それは、岩みたいだけど赤く、だけど粘膜みたいのでテカテカして収縮していた
それはこっちに少しずつ近ずいて来ていた。


157 名前:156[sage] 投稿日:05/02/15 18:08:22 ID:USHTYXonO
俺は親父に「あれなに?」
と、訪ねたところ、今まで茸探しに目を輝かせていた親父の顔が、豹変して今までに採った茸を全て「ソレ」に向かって投げつけ、俺の手を強く掴みながら走り出しました。
手を引かれながら振り返り「ソレ」を見ると親父の投げた茸を触手で取り込んでいる所でした。
帰りの車の中で親父が「今日みたアレは忘れろ。」と、恐ろしい顔で言うので自分は、何も言えませんでした。
それから何年も経った今でも親父は教えてくれません。
アレは何だったんでしょう?


158 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:05/02/15 18:15:46 ID:GZu9KwMy0
その、山っていうのは、どこの山なんだ?なんて名前?
本州か?四国か、九州か、北海道か?それだけでも教えてくれ。
親父さんはご健在なの?


162 名前:156[sage] 投稿日:05/02/15 19:01:35 ID:USHTYXonO
>>158
本州、てか日本アルプス周辺。
親父は健在です。


ダル

732 名前: N.W 2005/06/02(木) 13:10:19 ID:b9cFLWuM0 

今は昔。 
頃は秋。友人Aと上高地へ行った時の事。 

休日でもあり、そこは我々も含めた観光客でいっぱいだった。 
その賑わしさをものともせず、梓川、河童橋の向こうに見える穂高は 
相変らず凛として美しい。 
少し早い食事を済ませ、遊歩道へ行ってみると、初めて穂高を見て感動モードに突入しているAはもう何を見ても“嬉しい状態”である。 
「あ、さかな!」 
歓声を上げ、私より先に2、3歩川に近づいたAがふいにその場にしゃがみ込んだ。 
「どうした?」 
あわてて駆けより、その体に手をかけると異様に冷たい。 
振り仰いだAの顔は青白く、唇に至っては紫色に近い。 
「なんか、腹へって、寒いんだ…」 
か細い声でAはそう言ったが、食事をして未だ20分もたっていない。 
あれほど人がいたはずなのに、なぜか周囲には誰もいない。 
「だめだ…」 
そして、へたり込んでしまったAの不気味なしゃがれ声。 
「ひもじいよォ…」。 
私はぞっとした。 


733 名前: N.W 2005/06/02(木) 13:11:40 ID:b9cFLWuM0 

違う、いつものヤツじゃない。 
これはダルだ!子供の頃、年寄から聞いたダルに違いない。 
「山へ入った時、何でもいいから食べ物は一口残せ。山にはダルがおる。 
ダルに取っ憑かれたら腹が減って動けんようになって死んでしまう。 
そん時にな、何でもいいから口に入れたらダルが離れて助かるんじゃ。 
だから、山で弁当使う時は必ず一口残せ」 
そう、言聞かされた。 
本当か嘘か知らないし今までそんな目に遭った事はなかったが、山の方へ行く旅にはなんとなく、赤ん坊の拳大のおむすびを2つ持って歩いている。 
これが多分それだ。とにかく急いでリュックからおむすびを取出し、Aの口の中へねじ込んだ。中身はAが死ぬほど嫌いなウメボシだが構っちゃいられない。 
飯団子と呼んでも良い程固められたそれを、Aはまるで蛇のように一飲み。 
「………」 
人間業ではない。 
恐怖に駆られた私は、もう一つのおむすびもAの口に放り込み、それが飲込まれるのも確かめないまま水筒を彼の口に押しつけた。 
大きく喉が動き、やがてAは自分の手で水筒を掴んで茶を飲み始め、次第に飲み干す速度がゆっくりとなって、ついにそれが止った。 
「ああー、旨かった」 
満足げに笑ったAの声が妙にダブって聞えた。 

あれからずいぶん経つけれど、そんな目に遭った事は一度もない。 
今日も穂高は美しい。 

皆様、長文失礼しました。 


のっぺらぼう

249 :本当にあった怖い名無し :sage :2005/07/31(日) 07:43:35 ID:hc8DLIXA0 
そう言えば、ウチの祖父は山でのっぺらぼうと遭遇したそうな。 

まだ午前中、山道で蓑をまとった人と擦れ違った。しかしよくよく見ると眉毛以外の顔のパーツが無い。 
「こりゃ狸か狐か」と思い、道端に置いて行こうと荷物から御握りを一つ取り出そうとすると、泥だらけの 
掌を見せて「まあ待て」という仕草をし、溜息のような音を立てながらそのまま歩み去ってしまった。 

遠慮深い狸か狐か、あるいは山の神様か、いずれにせよ失礼な事をしてしまったのかもなぁ、と 
祖父は申しておりました。その出来事の前後、特に不幸も異変も無かったとか。


河童@

128 名前: 123 2005/08/24(水) 15:01:39 ID:hWsxuEJx0 

>>124 
思いっきり誤爆してしまいました・・・。 
神奈川の怖い話スレに書き込むつもりでした。 
ごめんなさい。 

えっと、これだけでは何なので。 
私の家は元々岐阜県飛騨地方の出身なのですが 
私が生まれる前に亡くなった祖父が、 
子供の頃に河童を見たと云う話を、よく父にしていたそうです。 
ある夏の日、近所に流れる川の 
思いきってかなり上流まで沢を登って行った幼い祖父は 
川の淵の大岩にへばりついている河童を見たと言うのです。 
その河童というのは大人の人間ぐらいの身長、腕を持ち 
「カエルと人間のあいの子みたいな感じ(祖父談)」だったそうです。 
怪我でもしているのか、大岩に凭れ掛かって苦しそうにしていたが 
祖父の姿に気がつくと、ちゃぽんと音を立てて淵底に姿を消したそうです。 
祖父は、あれは絶対河童と云う物に違いない、と言い張っていたそうですが 
何処の淵かも知りたかったし、 
もっと細かい話も聞きたかったものです。 
しかし、祖父も、父も鬼籍に入ってしまった今はそれも叶いません。 
祖父は特大のオオサンショウウオでも見たのかな、とも思いますが 
それはそれで生物学的にも興味深い話であるだけにとても残念です。 

誤爆のうえ、読みにくい話でスレ汚し、重ねてすみませんでした。
 

山の物の怪

539 名前:名無し職人[sage] 投稿日:2005/11/18(金) 10:47:51 
うちの爺さんは若い頃、当時では珍しいバイク乗りで 
金持ちだった爺さん両親からの何不自由ない援助のおかげで 
燃費の悪い輸入物のバイクを暇さえあれば乗り回していたそうな。 

ある時、爺さんはいつものように愛車を駆って 
山へキャンプへ出かけたのだそうな。 
ようやく電気の灯りが普及し始めた当時、夜の山ともなれば 
それこそ漆黒の闇に包まれる。 
そんな中で爺さんはテントを張り、火をおこしキャンプを始めた。 
持ってきた酒を飲み、ほどよく酔いが回ってきた頃に 
何者かが近づいてくる気配を感じた爺さん。 
「ツーリングキャンプ」なんて言葉もなかった時代。 
夜遅くの山で出くわす者と言えば、獣か猟師か物の怪か。 
爺さんは腰に差した鉈を抜いて、やってくる者に備えたそうだ。 


540 名前:名無し職人[] 投稿日:2005/11/18(金) 10:48:33 
やがて藪を掻き分ける音と共に、「なにか」が目の前に現れたのだそうな。 
この「なにか」というのが、他のなににも例えることが出来ないものだったので 
「なにか」と言うしかない、とは爺さんの談である。 
それはとても奇妙な外見をしていたそうだ。 
縦は周囲の木よりも高く、逆に横幅はさほどでもなく、爺さんの体の半分ほどしかない。 
なんだか解らないが「ユラユラと揺れる太く長い棒」みたいのが現れたそうだ。 
爺さんはその異様に圧倒され、声もなくそいつを凝視しつづけた。 
そいつはしばらく目の前でユラユラ揺れていたと思うと、唐突に口をきいたのだそうな。 
「すりゃあぬしんんまけ?」 
一瞬なにを言われたのかわからなかったそうな。 
酷い訛りと発音のお陰で、辛うじて語尾から疑問系だと知れた程度だったという。 
爺さんが何も答えないでいると、そいつは長い体をぐ〜っと曲げて 
頭と思われる部分を爺さんのバイクに近づけると、再び尋ねてきた。 
「くりゃあぬしんんまけ?」 
そこでようやく爺さんは「これはオマエの馬か?」と聞かれてると理解できた。 
黙っているとなにをされるか、そう思った爺さんは勇気を出して 
「そうだ。」とおびえを押し殺して答えたそうだ。 


541 名前:名無し職人[sage] 投稿日:2005/11/18(金) 10:49:25 
そいつはしばらくバイクを眺めて(顔が無いのでよくわからないが)いたが 
しばらくするとまた口を聞いた。 
「ぺかぺかしちゅうのぉ。ほすぅのう。」(ピカピカしてる。欲しいなぁ。) 
その時、爺さんはようやくソイツが口をきく度に猛烈な血の臭いがすることに気が付いた。 
人か獣か知らんが、とにかくコイツは肉を喰う。 
下手に答えると命が無いと直感した爺さんは、バイクと引き替えに助かるならと 
「欲しければ持って行け。」と答えた。 
それを聞いソイツは、しばし考え込んでる風だったという。(顔がないのでよくわからないが) 
ソイツがまた口をきいた。 
「こいはなんくうが?」 (これはなにを喰うんだ?) 
「ガソリンをたらふく喰らう。」 爺さんは正直に答えた。 
「かいばでゃあいかんが?」 (飼い葉ではだめか?) 
「飼い葉は食わん。その馬には口がない。」 バイクを指し示す爺さん。 
「あ〜くちんねぇ くちんねぇ たしかにたしかに。」 納得するソイツ。 
そこまで会話を続けた時点で、爺さんはいつの間にか 
ソイツに対する恐怖が無くなっていることに気が付いたという。 


542 名前:名無し職人[sage] 投稿日:2005/11/18(金) 10:52:41 
ソイツはしばらくバイクの上でユラユラと体を揺らしていたが 
その内に溜息のような呻き声を漏らすと 
「ほすぅがのう ものかねんでゃなぁ」(欲しいけど、ものを食べないのでは・・・。) 
そう呟くように語ると、不機嫌そうに体を揺らしたという。 
怒らせては不味いと思った爺さんは 
「代わりにコレを持って行け。」 
と持ってきた菓子類を袋に詰めて投げてやったという。 
袋はソイツの体に吸い込まれるように見えなくなった。 
するとソイツは一言「ありがでぇ」と呟いて山の闇へ消えていったという。 
その姿が完全に見えなくなるまで残念そうな「む〜 む〜」という呻きが響いていたという。 
爺さんは、気が付くといつの間にか失禁していたという。 
その夜はテントの中で震えながら過ごし、朝日が昇ると一目散に山を下りたそうだ。 
家に帰ってこの話をしても、当然誰も信じてはくれなかったが 
ただ一人爺さんの爺さん(曾々爺さん)が 
「山の物の怪っちゅうのは珍しいもんが好きでな、おまえのバイクは 
山に入った時から目を付けられていたんだろう。 
諦めさせたのは良かったな。意固地になって断っておったら 
おまえは喰われていただろう。」 
と語ってくれたのだそうな。 
以来、爺さんは二度とバイクで山に行くことはなかったそうだ。 
ちなみに、件のバイクは今なお実家の倉に眠っている。 


穴から這い出てきた何か

837 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/02/21(火) 00:43:38 ID:ek89clv80 

俺の知り合いで、異常な程山が好きな奴がいた 
山に対して性的な興奮すら持っていた。 

ある時、酒の席でオナヌーの話しになったときは 
「山でするのが一番興奮する」 
「お前、やばくね?」 
「でも、本当の事だからしょうがないよ」 
なんて事も言っていた 

ある日オナヌーする場所を探す為に、人が来ないような山の奥へと入って行った。 
その時そいつは変な光景を見てしまったらしい。 
腐った魚がギッシリ詰まった穴の様な物、その上に置かれた死にかけの犬、やがて 
蟻地獄に落ちるように、ズルズルとその犬が沈んでいったそうだ 
バキバキ・・「バァオン、バァオン」骨が折れるような音、もがき苦しむ犬の鳴声・・ 
その後は、穴から這い出て来た何かに追い掛けられたらしい 
その何かを聴きたかったのだが、ただ「女、女だ、女・・」としか言わなかった。 

「とにかくやばい、急に山が嫌いになったみたい・・」と、そいつが言うので 
「変な性癖無くなって良かったんじゃね?」俺は笑いながら、そう答えた 
しかし、それからもファミレス等で一緒に居ても「山が、山がなあ・・」とか 
「案山子って、山を安泰にする為に山神が産んだみたい・・、神は女だよ、山 
の性別は女だよ、山は綺麗だよな・・」と、電波トークを喋るようになり、そ 
の内行方不明になった。 
弟の話しでは山登りするような格好で出掛けたっきり、帰って来ない、との事 

知り合いは「山に魅せられたかもな・・」って言ってたよ 


くねくね

869 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/02/22(水) 09:49:48 ID:HDPU4PIYO 

ずっと迷ってたが、話す決心がついた 
去年の夏。友達A、B、Cと俺とで近くの山にサバゲーをしに行った。 
ちなみに田舎だ。 
俺とAは原付で、後の2人は自転車だったので俺とAが先に着いて2人を待っていた。 
十数分して2人が着いて、俺達は徒歩で山の奥に入って行った。 
前々から目をつけていた場所で、その時初めて行ったんだが実際サバゲーにはもってこいの場所だった。 
2対2のチーム戦(俺、B対A、C)で最初は麓からすぐ近くで遊んでいたが、テンションがあがるにつれ奥へ奥へと入って行った。 
1時間過ぎた頃には麓から相当離れた所に来ていたと思う。 
俺とBが茂みに隠れ息を潜めていると、「おーい!○○(俺)ー!」と俺達を呼ぶAの声が聞こえた。 


870 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/02/22(水) 10:07:52 ID:HDPU4PIYO 

俺とBが茂みから出ていくとAが1人で俺達のほうへ走ってきた。 
「どうした?」とBが聞くと、「Cがいない!」と顔を真っ青にしながら言った。 
とりあえずAを落ち着かせ、事情を聞いた。 
するとAとCは俺達を挟み撃ちにするべく二手に別れて行動を取ったらしい。Aが俺達のほうへ来てもCがいっこうに来ないので心配になって俺達を呼んだというわけ。 
もしかしたらケガでもしたのかもということになり、俺達3人はCを探すことにした。 
まずAとCが二手に別れた場所に行き、そこからCが向かった方向へ進んだ。 
しばらく歩いていたらCはいた。地面に座り込んである一点を見つめてる。 
俺が「おい!C大丈夫か?」と言っても返事はなく、ただただ一点を見つめるだけ。 
その見つめる先というのはただの林で何もない。 
とにかくケガをしてないことを確認し、Cを立たせようとして俺とBがCの腋に手をかけた瞬間、「あぎゃぎゃぎゃぎゃ!!」とCが叫びとも笑い声ともとれる声をあげた。 


871 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/02/22(水) 10:34:04 ID:HDPU4PIYO 

俺達はその声にビビって一瞬退いたよ。 
そしたら途端にCは奇声を発しながら体をくねらすようにして踊り?はじめた。 
ビビり屋の俺はもうそれが怖くて(とにかく表情がやばい、目が死んでる)泣きそうになった。 
Aが必死でなだめるがCはただ踊りながら奇声を発するだけ。 
もともと力の強いCを無理やり引っ張ることもできず、俺達はおろおろしていた。 
俺はさっきからCが凝視してる先が気になって、よく目を凝らして見てみた。 
そしたら林の向こう、木と木の間になんていうか白い人間のような物体が見えた。 
「ねえ!なんかいる!」と言ってAとBにも見るよう促した。 
もっとよく見てみると、動いてるようだ。くねくねくねくね、まるで暴れるミミズみたいに。 
もう俺は半泣きだった。さっき言った通り俺はビビりだ。 
「おい、なんだあれ…」とBが言うと、Aが「見てくる!」と言い走って行ってしまった。 
俺は一生懸命行くなと呼びかけたが遅かった。 

Aは白い奴がいたその場にしゃがみこみ戻ってこなかった。 
白い奴はいつの間にか消えていた。 
AはCと同じように狂ったようにくねくね踊ったり奇声を発したりした。 

現在AとCは精神病院にいる。 
Bはあの話を絶対したがらない。 
結局あの白い奴がなんだったのかはわからないし、あの山にも行ってない。 

俺が体験した一番怖い出来事だ。 


百鬼夜行

429 名前: 本当にあった怖い名無し 2006/03/28(火) 23:28:32 ID:fy0GptvfO 

爺ちゃんと小さい時山ん中歩いていたら百鬼夜行を見たことがある。 
谷向かいの山に光る長い煙が流れていて、中で近くの木より高い 
でかい人、が行列でふらふら点滅してる感じ。 
怖いとは全く思わなかったし、それが見間違いだろうが自然現象だろうが 
妖怪とかのたぐいは「在る」んだってのをその時の気持ちで知った。 


ヤマノケ

167 1/3 2007/02/05(月) 22:47:31 ID:uuWi3n130 
一週間前の話。 
娘を連れて、ドライブに行った。 
なんてことない山道を進んでいって、途中のドライブインで飯食って。 
で、娘を脅かそうと思って舗装されてない脇道に入り込んだ。 

娘の制止が逆に面白くって、どんどん進んでいったんだ。 
そしたら、急にエンジンが停まってしまった。 

山奥だからケータイもつながらないし、車の知識もないから娘と途方に暮れてしまった。飯食ったドライブインも歩いたら何時間かかるか。 
で、しょうがないからその日は車中泊して、次の日の朝から歩いてドライブイン行くことにしたんだ。 

車内で寒さをしのいでるうち、夜になった。 
夜の山って何も音がしないのな。たまに風が吹いて木がザワザワ言うぐらいで。 

で、どんどん時間が過ぎてって、娘は助手席で寝てしまった。 
俺も寝るか、と思って目を閉じてたら、何か聞こえてきた。 

今思い出しても気味悪い、声だか音だかわからん感じで
「テン(ケン?)・・・ソウ・・・メツ・・・」って何度も繰り返してるんだ。 

最初は聞き間違いだと思い込もうとして目を閉じたままにしてたんだけど、音がどんどん近づいてきてる気がして、たまらなくなって目を開けたんだ。 


168 2/3 2007/02/05(月) 22:48:10 ID:uuWi3n130 
そしたら、白いのっぺりした何かが、めちゃくちゃな動きをしながら車に近づいてくるのが見えた。形は「ウルトラマン」のジャミラみたいな、頭がないシルエットで足は一本に見えた。そいつが、例えるなら「ケンケンしながら両手をめちゃくちゃに振り回して身体全体をぶれさせながら」向かってくる。 

めちゃくちゃ怖くて、叫びそうになったけど、なぜかそのときは 
「隣で寝てる娘がおきないように」って変なとこに気が回って、叫ぶことも逃げることもできないでいた。 

そいつはどんどん車に近づいてきたんだけど、どうも車の脇を通り過ぎていくようだった。 
通り過ぎる間も、「テン・・・ソウ・・・メツ・・・」って音がずっと聞こえてた。 

音が遠ざかっていって、後ろを振り返ってもそいつの姿が見えなかったから、ほっとして娘の方を向き直ったら、そいつが助手席の窓の外にいた。 
近くでみたら、頭がないと思ってたのに胸のあたりに顔がついてる。思い出したくもない恐ろしい顔でニタニタ笑ってる。 

俺は怖いを通り越して、娘に近づかれたって怒りが沸いてきて、「この野郎!!」って叫んだんだ。 
叫んだとたん、そいつは消えて、娘が跳ね起きた。 

俺の怒鳴り声にびっくりして起きたのかと思って娘にあやまろうと思ったら、娘が 
「はいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれたはいれた」 
ってぶつぶつ言ってる。 


169 3/3 2007/02/05(月) 22:48:49 ID:uuWi3n130 
やばいと思って、何とかこの場を離れようとエンジンをダメ元でかけてみた。そしたらかかった。急いで来た道を戻っていった。娘はとなりでまだつぶやいている。 

早く人がいるとこに行きたくて、車を飛ばした。ようやく街の明かりが見えてきて、ちょっと安心したが、娘のつぶやきが「はいれたはいれた」から「テン・・ソウ・・メツ・・」にいつの間にか変わってて、顔も娘の顔じゃないみたいになってた。 

家に帰るにも娘がこんな状態じゃ、って思って、目についた寺に駆け込んだ。 
夜中だったが、寺の隣の住職が住んでるとこ?には明かりがついてて、娘を引きずりながらチャイムを押した。 

住職らしき人が出てきて娘を見るなり、俺に向かって「何をやった!」って言ってきた。 
山に入って、変な奴を見たことを言うと、残念そうな顔をして、気休めにしかならないだろうが、と言いながらお経をあげて娘の肩と背中をバンバン叩き出した。 

住職が泊まってけというので、娘が心配だったこともあって、泊めてもらうことにした。 
娘は「ヤマノケ」(住職はそう呼んでた)に憑かれたらしく、49日経ってもこの状態が続くなら一生このまま、正気に戻ることはないらしい。住職はそうならないように、娘を預かって、何とかヤマノケを追い出す努力はしてみると言ってくれた。妻にも俺と住職から電話して、なんとか信じてもらった。住職が言うには、あのまま家に帰っていたら、妻にもヤマノケが憑いてしまっただろうと。ヤマノケは女に憑くらしく、完全にヤマノケを抜くまでは、妻も娘に会えないらしい。 

一週間たったが、娘はまだ住職のとこにいる。毎日様子を見に行ってるが、もう娘じゃないみたいだ。 
ニタニタ笑って、なんともいえない目つきで俺を見てくる。 
早くもとの娘に戻って欲しい。 

遊び半分で山には行くな。


周りの草むら

159 :本当にあった怖い名無し:2008/01/05(土) 12:41:25 ID:4NZz24eN0
山の沼の話 
自分が10歳の時の話。自分と従兄弟(9歳男)と叔父さんとで 
家から少し山中に入った沼になまず釣に出かけたんだ。自分は 
あんまり釣には興味はなかったが、従兄弟(これは釣好き)と 
叔父さんが教えてくれるというので出かけたんだ。 
沼まではそんなに遠くもなく、20分ほどで着き、直ぐに釣を始めて素人の自分も2匹ほどつって「なんだ釣もおもしろいなぁ」などど増長しながら続けていたが、なんだか自分の周りの草むらとかが不自然にがさがさいいだした。なにか兎か子犬ぐらいの大きさの物が走って回っている感じだ。すると叔父が血相をかえて走ってきて「早く帰るぞ」と言う 
自分はもっとやりたいと言ったが、叔父があたふたと帰り支度をするので仕方なく帰った。帰る途中も来る時とは叔父の様子が全然ちがい。いつもは冗談など言って陽気な人だが一言も喋らない。そうする内に家に着いた。 
それで叔父に「釣も好調だったのに何で急に帰ってきたの?」と尋ねると 
「おまえの周りをラグビーボールぐらいの黒い得体の知れない物がぐるぐる回りだしたのが見えたんでそれで引き上げたんだ。お前は見ていないのか?」 
と言われた。そして「もうあそこでは釣はしないほうがいいな」と言って 
二度とその沼に行くことはなかった。


一本足

765 :本当にあった怖い名無し:2008/01/30(水) 12:51:29 ID:Ssm5oKP0O
山でみたなんか。 

比較的広くて人が一人なら横たわれそうな開けた一本道。 
左手には土壁、右手は傾斜のある森、標準的すぎるくらい標準的場所。 
例によって最前列を突き進む自分、横にはオカンの友達の子供。 
あんまり先に行くと危ないわよとか言われて、適当に危ない事なんかないよとか返してたら、頭上の方の茂み(左手側)から、一本足の肌色っぽいなんかが、下方の茂み(右手側)に突き抜けてった。 
(転がり落ちてったのかも?) 
早すぎてよくわからんかった。 
オカン、オカンの友達、その子供との4人でポカーン。 

よくわからんけど、これが一本足のなんかをみた話。 


神社の屋根の上にいたもの

655 :本当にあった怖い名無し:2008/11/17(月) 07:29:47 ID:rzttGuSaO
鎌倉の山で経験した話 

銭洗い弁天から源氏山に抜ける山道から脇に反れた道を見つけ 
プラブラと入っていってみると寂れた神社に行き着いた 
そこまでは良くある事なのだが、屋根の上に何かが居た 
とっさに頭を過ったのはバーバパパの子供の黒い毛玉みたいな奴 
そんな毛玉な身体に口だけしかない白い仮面のような顔、白く細い手足をした人位の大きさの何かが神社の屋根に乗っていた 
あまりの出来事に硬直しながらも、写メを撮ろうと手探りで携帯を操作していると 
向こうもこちらに気が付いたのか威嚇するように身体の毛をブワッと膨らませてゲタゲタ鳴きだした 
そこで精神的に限界が来て奇声を上げながら来た道を逃げました 

この話をするたび狸とかアライグマとかムササビとか言われるけどそんな物じゃ無いと思う 

河童A

176:本当にあった怖い名無しsage2009/09/05(土) 01:00:14 ID:lCMjFriRO (2)
>>148>>153
うーん、kwskと言われても、申し訳ないんだけど何年も前のことなんで
ちょっと忘れちゃってるんだよね;

ただ、その手のよくわからないものは結構見る?質なので、
「あー、またなんか見たなぁ。」ってな感じであまり気にしないタイプではある。
もう何県だったのかも覚えてないんだけど、たぶん旅先とか出掛け先だったんだ。

暇だった自分は、山の中をプラプラと一人で探索していた。
ふふふーん♪みたいな感じで暫らく歩いていたら、なんか陰気ともいえる
場所に出てしまっていた。
どんどん歩いて行くと、なんだかドブ臭いような生臭いような匂いがする。
ちょっと変なところに来ちゃったかしら?と周りを見渡すと、
自分の背丈くらいありそうな青々とした草が辺り一面生い茂っていた。
耳を澄ますとなんだか水の音も聞こえる。
あー、あっちが川だからなんか臭いのか、とそちらに目を向けると
草むらから「ガサッ」と物音が。
動物でもいるのかしら?とそちらに目を向けるが、何もいない。
でも何か気になってよくよく視線を向けると、なんだか草の一部分が濃い。

178:176sage2009/09/05(土) 01:24:44 ID:lCMjFriRO (2)
つづき

なんかいた。

草よりも濃い深緑で、背丈は小学生の子供くらい。
ヌメヌメしてるんだけど、藻なのか毛なのかがわさわさと生えている。
よく見ると水掻きみたいなものもある。
もしかして河童・・・?河童がいたから臭かったのかしら、など考えつつも
なんだかわからないソレが怖い顔をしてこちらを見ている。(たぶん;)
敵意がビシバシと感じられて、いまにも飛び掛かってきそうな感じ。
「食われたらどうしよう・・・!」と急に怖くなり、
「あっしは何も見ていませんぜ?ちっとも気付いていませんぜ?」
というフリをして、何食わぬ顔で歩き去りました。
だって、怖かったんだもん><
ちなみに、頭の上に皿があったかどうかは定かではない。
だって、野性にしろ幽霊にしろ基地外にしろ目を合わせちゃいけないから、
顔のほうはあまり見れなかった;
でも、たぶん全部黒目でロン毛?だったと思う。
期待に添えなくてごめん。ちなみに、キュウリも天麩羅も持ってなかったと思う。

そんな、河童?を見かけたお話。

犬+猿+河童

689 :本当にあった怖い名無し:2009/10/31(土) 17:02:02 ID:Zke+SLqvO
山の中ほどにある、4人ほどで満員になるような小さな温泉に入り、のんびりと湯船に浸かり、
窓に張り付いた2匹のアマガエルを見ていました ふと遠くで動くものが見えたかと思うと、
だんだんと近づいてくるのがわかりました

何かと思って見ていると、犬+猿+河童(140cm位)のような二足歩行の生き物で、
窓に張り付いた蛙の片方を手に取り、じっと見つめ投げ捨てました もう一匹も同じように手に取ると、
やはりじっと見つめてから、おもむろに口に放り込みました
その後何事もなかったかのように元来た方向へ去っていきました
分厚い硝子(覗き防止のマジックミラー)の向こう側、ほんの2m位の場所で起こった出来事ですが、
あまりにも唐突で恐怖を感じる暇もありませんでしたが、うなじの緑色が印象的でした


たたら様

819 :元登山者:2009/11/22(日) 18:15:16 ID:NVak+ldI0
田舎で聞いた話です。

田舎の友人から聞いた話

彼が小学生の頃の話です。
夕方から急に冷え込んで、日が落ちてからは雪がちらちらとしてきました。
「このまま降ったら明日は雪が積もるかな。」と思いつつ、就寝

翌朝、日課となっている新聞を取りに出ると、雪が積もっていました。
玄関から郵便受けまでツッカケをサクサクと言わせながら歩き、新聞を取り
ました。
目の前の田んぼには一面に雪が積もって真っ白になっています。
「ああ、きれいだな」と眺めていると、山沿いにある田の真ん中にポツポツ
と足跡が見えました。
「動物だろうかな?」と思い、良く見るとかなり大きいです。
「熊じゃないだろうな?」思っていましたが、人のような感じの足跡で、
しかも、右足の跡しかありません。
「うわ!えらいものを見てしもうた!」と思った彼は急いで帰りました。
玄関に入ると、彼の祖父がいました。
「じいちゃん、さっきな畑に・・・」と見たものを話すと、祖父は
「ああ、たたら様じゃの、気にするな」何でもないように言ったそうです。

「まあ、今となっては思い出だけどね。でも、うちの田舎って色々、昔話
の類が多かったよな。たたら様とかも、その内に入るんかな?」
と今は古典教師になった彼は言っていました。


もうし!

93 :本当にあった怖い名無し:2009/12/10(木) 14:06:03 ID:tVOgN9N00
婆ちゃんが話してくれたひいじいちゃんの話。スッゲー昔の話だからいささか民話くさいが投下する。

あるときひいじいちゃんが海釣りに行ったんだけど、そこはウチからひと山越えて行くような所だったんだと。
んで、釣り自体は結構ツキがあっていい形のメバルかなんか数匹あげたらしい。夕方になったんで
竿あげて山道を帰って来たんだと。山道歩いている途中で日が暮れて尾根についたらほぼ真っ暗。
山の尾根を越えた所で、前方にチラチラ光りが動いて、ひいじいちゃんは「この人も山越えか。
遅くならないうちに目的地に着きゃ良いがの」なんぞ考えつつセッセと歩いてましたとさ。
前方の火がふわっとまたたいて停まり、どうやらひいじいちゃんが追いつくのを待っている様な気配。
んで、「あれ、あの人は道に迷ったんでねか?」と思って近づいて行ったら、光は消えていて、
「あんれえ〜?」と思った瞬間「もうし!」とドデカイ声で話しかけられて、ひいじいちゃんは
大いにビビったけど一応振り向いた。そこにはで〜っかい顔、2尺もあるようなタダの顔だけが浮いてたんですと。

「ほえあああああぁぁぁぁぁ!!!!!」と実にシマラナイ悲鳴をあげて、釣り竿も魚籠も全部
放り出して一目散に村まで走ったひいじいちゃん。
次の日に尾根に行ってみたら釣り竿も魚籠も回収できたけど、魚は消えてたそうな。

ばあちゃんの教訓:下りの坂道で走っちゃなんね。絶対にすっ転んで怪我する。


毛で出来たボール

867 :本当にあった怖い名無し:2011/03/06(日) 21:50:50.08 ID:6hRgZzfu0
大学進学までは生まれ育った甲信越の地方都市で暮らしてたのだけど、
秋と冬は毎年恒例行事のように親父とたらの芽、キノコを採りに行った。

今でも覚えている小5の春、たらの芽のシーズンのこと。
たらの芽は刺がすごいから使い古したスキーの手袋で採るのだが、
自分の手袋を忘れて来てしまったので、親父一人で山に分け入り、
俺は車の周囲でカッコいい枝を拾ったりして遊んでいた。

それにも飽きてしまい、ちょっと車から離れ探検風なことを始めた。
やがて落ち葉と木の生い茂る急斜面に出た時のこと。
斜面の上から「ザザザザ!」と落ち葉をかき分けるような音と、
沸騰したやかんみたいな「シュー」という音が聞こえ近づいて来る

「!」未体験なシチュエーションに俺は強ばり、隠れることもできず
その場に立ち尽くしている。段々それは近くなる。
「シュー、ザザザア・・・」いよいよ俺の前に到達しようとする何かを
俺はしっかりと見た。

直径30cm強の正円の毛で出来たボール。色は狸にホントによく似た
焦げ茶と黒のマダラの球体が、手足もないのに、意思を持つかのように
木々をよけ、スラロームしながらスゴイ勢いで目の前1mを転げて行った。

「うわ!うわ!」俺は恐怖と驚きで車に飛んで帰り、戻って来た親父に
話したが、多分イタチか狐だなあと言われた。相手にされなかった。

その後十年位して、友達の家で暇つぶしに読んでた鬼太郎の文庫版の
あるシーンで手が止まった。ノツチとかなんとかって言う妖怪がそれに
近くて。妖怪なんて仮想のもんだろと思ったが、初めてちょっと信じた。

いきなり思い出したからちょっと書いてみた。


夜の山を巡回し続けるもののけ

387 :本当にあった怖い名無し:2011/03/30(水) 21:53:06.04 ID:ILowr4/pO
もののけの話

大昔、曾爺さんが猟師をしてた時に体験したという話
年上の猟師、若い猟師、曾爺さんの3人で山に入った。しかし獲物が全く捕れないまま迷ってしまい、しかも若い猟師が足を怪我してしまった。仕方なく野宿をする事にした。たき火とか猟師メシとかそんな物は無く、ただ横になって朝を待つだけだったらしい。
空腹に眠れず、ゴソゴソと寝返りを打ってると、落ち葉が風に舞うような、しゃらしゃらと音がする。でも風など吹いていない。奇妙に思い、耳を澄ませていると、その音は近づいてくるようだ。
真っ暗闇の中、年上の猟師を手探りで探し、起こそうと揺すってみると、彼も目を覚ましており、
「音の事だろ、ワシもさっきから聞こえてる。今は詳しい事は言えない。ただな、いいか、絶対に目を開けるなよ」

音はどんどん近づいて来る。曾爺さんは怖くて怖くて、歯を食いしばりながら恐怖に耐えてた。
ふと音が止まった。その何かは去ってしまったのかと、片目だけ薄く開けてみた、すると…

闇の中に、さらに濃い雲のような闇の塊があり、それには対ではない巨大な人間の目が何十個も付いていて、一つ一つがキョロキョロと眼球を動かしていた。そして一瞬の後、全ての目が曾爺さんを見た。虚ろな視線で。
曾爺さんは悲鳴を上げる事なく気を失い、その「闇の目」を見た片目の視力も失ったらしい。

年上の猟師曰く、「人が居てはいけない夜の山を巡回し続けるもののけ」らしい


ショック療法

381 :本当にあった怖い名無し:2011/09/13(火) 03:37:06.12 ID:sQJBxCXb0
山菜採りに行った時に
くねくねににたものを見て、無言でくねくねしはじめた後輩に
思い切りボディーブローをくれて正気に戻した奴がいる

喰らった方はその場でのたうち回ってげーげー吐いてたが
しばらくして正気を取り戻した

「・・・長いこと見続けてるとよくないので
 ショック療法をした。先輩から教わった」
とのこと

殴った奴は3年間陸上自衛隊にいたことを思い出した


黒い手とリヤカー

415 :本当にあった怖い名無し:2011/09/15(木) 02:55:33.55 ID:EB1CUexe0
今から8年ほど前、彼氏とその友達と、私と私の友達との6人で遊んでいて、
山に肝試しに言った時……というか、騙されていった時の話です。
車の中でその話を急に言われて私と私の友人は怒りましたが、
チャラ系だった彼氏は聞く耳を持ってくれませんでした。

向かった山には廃神社が山の中に転々とあるような場所らしく、
そういった怖いのが苦手な私は、とても気持ちが暗くなっていました。

その彼氏の友人の中に、いわゆる「友達の友達」の男の人(Rさんとします)が1人いました。
最初に紹介された時に挨拶したのですが、Rさんはにっこり笑って会釈をするだけでした。
車の中でも、楽しそうに話す彼氏達をよそに、Rさんは、
一人で音楽を聞きながら真っ暗な外をずっと見ていました。
結構イケメン+金髪茶髪がほとんどだったメンバーの中でも一人黒髪だったのもあり、
何というか、色んな意味で目立っている人でした。

車を止め、さあここから山道を歩いていくぞと言われた時、正直泣きそうでした。
懐中電灯があるとは言え、あたりは本当に真っ暗。
私はミュールを履いていましたし、草木も生い茂っていて……
道中、私はずっと彼氏の腕に抱きついていました。
やっべーやっべーとかバカ笑いしている面子にイライラしながら。
そのまま数分、懐中電灯で照らしながら歩くうちに、すぐに行き止まりに行き着いてしまって、
彼氏とその友人達は少しガッカリした様子でしたが、私はもう帰れると思い少し安心しました。

そうして、皆が引き返そうとしたときでした。
パキ、パキ、と何かが枝を折るような音がこちらに近づいてくるのです。
一瞬にして全員硬直し、じっとその場から動けずに居ると、やがて、
懐中電灯の明かりに照らされた、それが現れました。


416 :本当にあった怖い名無し:2011/09/15(木) 02:56:09.94 ID:EB1CUexe0
それは一言で言うと、
「等身大の黒い日本人形を乗せたリヤカーと、それを押す黒い2つの手」
でした。手より向こうはどういうわけか何も居なかったのです。

黒い手はゆっくりとですが、リヤカーを押し進めながら、こちらに近づいてきました。
しばらく皆固まっていましたが、誰かが声にならない声を上げ、
それに続くように、リヤカーの脇をすり抜けながら全員走り出しました。

本当に運の悪いことに、このタイミングで私のミュールの紐が切れてしまい、
足を挫いてしまいました。痛くて走れないので思わず彼氏の名前を呼びましたが、
彼氏は私を置いて逃げてしまっていました。
異形のものが居る、深夜にも近い時間の山奥にたった一人。
私はずっと泣き叫んでいました。

しかし、パキ、とまた音がしたと同時くらいに、一人、引き返してきた人が居ました。
Rさんでした。この状況で戻ってきてくれる人が居たという事実に、
嬉しさというより、驚きの方が強かったです。
「立てるか?」という声に、私は首を振りました。Rさんが歯軋りしたような顔を浮かべた時、
私の左側に、あのリヤカーと黒い手がすぐそこに居ることに気付きました。

息が止まりそうにりましたが、ふとRさんの方を見ると、彼はニヤリと笑っていて、
「ちょっと此処で待っていてくれ、話をしてくる」と突然そのリヤカーに近づいていったのです。
そのまま黒い手の側に行き、身振り手振りで何かを話していました。
黒い手は、Rさんと、暗闇を交互に指差しているような動作をしていました。
数分後、スタスタと帰ってきたRさんは私を負ぶってくれ、そのまま運んでくれました。
後ろが気になりましたが、振り向く気にはなりませんでした。


417 :本当にあった怖い名無し:2011/09/15(木) 02:57:14.73 ID:EB1CUexe0
車があった所に着くと、なんと彼らは私達を置いて逃げていたのです。
この時点でもう、彼氏とは別れるつもりでいました。
ため息をついたRさんは、「このまま来た道を歩くしかないなあ。」と、
なんと、私を負ぶってそのまま2キロほど歩いてくれました。

そうして最終的に最寄の駅のタクシー乗り場まで着いて、
私達はタクシーで帰りました。
車の中で、さっき、何を話していたんですか?と恐る恐る聞くと、
Rさんは「一応、謝ってきた。」とだけ言いました。
私はと言うと、もうRさんに惚れてしまい、その場で付き合って欲しいと言いましたが、
「絶対言うと思ったw止めといたほうが良いよ、そういうのは、止めといた方が良い」
と言われてしまい、そのまま何も言えませんました。

その後、元の彼氏からは何度か連絡がありましたが、
はっきりと交際を断りました。


(コメント)

狐狸に化かされたり、猿神に遭遇したりするのも怖いですが、山で何が怖いかと言ったら、やっぱり物の怪とか妖怪の類でしょう。のっぺらぼうは口のないものは害はないが、口のあるものは危険という話もあり、シゲジの話が本当だと、まさにその通りということになります(頭食うなよな・・・)一本足は山の神のお使いであるとも考えられていますが、目撃してもあまり縁起の良いものではないらしく、いくら美女の一本足でも、深い仲になるのは御法度のようです。外国でも一本足の足跡が発見されたりするので、似たようなものは海外にもいるのでしょう。バイクを欲しがる得体の知れない物の怪も怖いですが、くねくねとかヤマノケみたいな、精神に異常をきたしてしまう物の怪もタチが悪いですね。くねくねは山だけでなく海にもいるようですが、あまり人が入らないような山奥には遊び半分で入らない方が無難です。一般的な登山道、ハイキングコース、キャンプ場など、安全な場所やコースで山を楽しむのが一般人には最善のようです。


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