ペットにまつわる不思議な話


親心

138 名前:以下、名無し :2005/05/07(土) 23:48:26

うちの猫は漏れを自分の子供だと思ってるフシがあるwwwww
夜中の1時過ぎになるとベッドの上で枕をポムポムと叩いて、
こっちを向いてニャーオと鳴く様は、まるで「早く寝なさい」と言ってるみたいwwww

んでもって眠くないけど仕方なしに布団に潜り込むと、
自分は横で寝そべりながら、片手でポムポムと漏れの胸を叩くなど、
しまいにゃ子守り歌でも歌いだすんじゃないかと思うような行動に出る。

一番笑ったのが漏れの友人が部屋に来たときに、
隣の部屋に行って自分のオヤツの煮干しを咥えて持って来て、
漏れと友人の前に一個ずつ置いていった事。
どうやらもてなしてるみたいだけど、
さすがにお茶は持ってこなかったwwww


予知能力?

10 :本当にあった怖い名無し:2006/04/17(月) 11:22:28 ID:gEhk4IuL0
先日,真夜中に,うちの近所で事故があった。
スピード出し過ぎのワゴン車が、緩やかなカーブを曲がり切れず
八百屋に突っ込んだのだが
(店舗は破壊されたが、住居は離れているので主人一家は無事)
その10秒ほど前、うちの居間のソファで高いびきだった愛犬が
ウッと唸り声をあげて飛び起き、道路に向かって激しく吠え始めた。
どうした?と思った次の瞬間、ドカーーンと衝突音。
予知能力??


犬が逃げ出す化け物

11 :犬話:2006/04/21(金) 09:12:23 ID:frLBTc5m0
以前実家が引っ越した先で親が飼ってた犬は、日本原産の血が濃い犬種だそうで、
結構肝が座ってて、滅多に吼えないし、自分より小さい犬に噛まれても怒らないし、
尻尾を巻くことも無いし、車に尻尾を足を轢かれてもキャインと鳴きもしない豪胆な奴だった。
言う事もよく聞く犬で、帰省した時には俺が散歩させたりもしていたんだが、
ある日、いつもとは違う散歩コースにしてみようと思い立った。
その方向へ行くために交差点で信号待ちしていると、犬が逆方向に戻ろうと引っ張った。
「おい、何勝手に行こうとしてんだ。」と、信号が青になると同時に紐を引っ張った。
すると仕方なく付いて来たので、そのまましばらく進むと、突然犬の足が止まった。
硬直して前方をじっと見詰めている。「おい、行くぞ。」と紐を引っ張ると、小走りし始めた。
帰りは通りを反対側に渡って戻ったが、その際はなんとも無かった。


12 :犬話:2006/04/21(金) 09:13:43 ID:frLBTc5m0
後日、また同じコースを行こうとすると、再び犬が交差点の横断歩道手前で止まった。
腰を落とし足を踏ん張り、進みたくないと意思表示していた。
だが俺は「何だよ〜この前も通ったろ?」と、犬を引きずって横断歩道を渡った。
渡り終えると犬も諦めたようで、しぶしぶ歩き出した。
しかし前回犬が硬直して前を見ていた地点に来ると、突然踵をかえし、逆方向に猛ダッシュした。
中型犬なのに、引っ張って止める事も出来ない程、必死で走る犬。
仕方無く、元来た道を戻って行った。


13 :犬話:2006/04/21(金) 09:16:33 ID:frLBTc5m0
その次の散歩の時は、交差点の横断歩道手前で犬は逆方向に猛ダッシュ。
仕方なく、その時は別の散歩ルートを通った。
帰宅して母に一連の事を話し、「何だろうな?デカイ犬が居たとかでも無いのに。
第一、こいつに怖いもんなんて無いだろ。」と言うと、母が意外な事を口にした。
何でも、犬が立ち止まった場所は、昔から変な現象が頻発している場所だそうで、
霊能者が御祓いに来たが、「これは、人霊が強い念と時間のために人霊では無いもの、
化け物になっている。私の力では祓えない。多分これを祓える人はいないだろう。」と言ったらしい。
実家がここに引っ越したのは、俺が進学で実家を出てからの事だったので、
あの場所にそんないわくがあるなんて全然知らなかったよ。
豪胆な犬が怯えて逃げ出すような化け物・・・犬は一体何を見たんだろう。
霊とかはそんなに信じてない俺だけど、この場所だけは何かあると思っている。


猫の気配

38 :本当にあった怖い名無し:2006/05/14(日) 21:47:57 ID:sZXR5nVu0
猫が入院した日の深夜、猫の気配で2度目が覚めた。
まさか、、、と思いつつ、翌日 病院に行くと、
すでに琴切れていました。聞けば、深夜に亡くなった
との事。あ〜戻って来てくれたんだね。私に霊感が
あったなら、その姿を見る事が出来たのかな?


不思議な犬

41 :本当にあった怖い名無し:2006/05/20(土) 00:40:54 ID:2DQmE77nO
ついこの前亡くなった犬の話やけど…
いつも若い時は11時に散歩に行ってたのだが「今日はテレビ見たいから早いけど9時から行こ」と思うと決まって9時前に呼びに来る それが何時でもいつもそんな感じだった
しかも俺の部屋は2階だから表情も読まれてるはずもなく不思議な奴だった
15年も生きて俺にいっぱい幸せをくれたよ
ありがとう ありがとう(泣)


二年前に死んだ猫

43 :本当にあった怖い名無し:2006/05/20(土) 09:43:06 ID:e6yPhkjcO
二年前に死んだぬこだが、 俺が精神的にまいってるときは必ず夢にでてきて、ごろごろ喉を鳴らしてじゃれてくる。
すると翌朝めざめたら必ず気分は晴れてすっきりしてる 
生きてたころはクールにふるまってたのに死んでからはやけにひとなつっこく、それがまたうれしい。


吠える犬

50 :本当にあった怖い名無し:2006/05/22(月) 20:10:53 ID:P7zDQs3Y0
たまにタバコや弁当を買いに行くとき、犬を屋外で飼っている家の前の道を
通る。以前は全く吠えなかった犬が、昨年の夏から秋にかけてさかんに自分
に向かって吠えた。
11月下旬の旅行の際、成田山へ参詣してお守りを買った。そのお守りは外
出の際に必ず身につけている。旅行から帰って例の道を通っても犬は全く吠
えなくなった。
昨年の夏から秋に何かが取り付いていたのではないかと勘ぐりたくなった。


仲間の魂を送る

58 :本当にあった怖い名無し:2006/05/29(月) 18:16:54 ID:b/z9kyLT0
うちは犬を二匹飼ってた。
初代は5年前、17歳の誕生日を目前にひかえて老衰。
世話になっていた獣医の元へ行き、色々と処置をしてもらい、
そしてまた家へ帰ってきた時の事。

初代の亡骸を抱いて玄関を入った瞬間、
二代目が、後にも先にも聞いた事のないような
なんとも言えぬ声色で、一度だけ遠吠えた。
恐らく俺たち人間にはできぬ方法で、初代の魂を送ったのだろう。

あの声だけは、一生忘れられない。


悲痛な遠吠え

60 :本当にあった怖い名無し:2006/05/31(水) 08:48:37 ID:iGSuxst30
昔、庭で柴犬を飼っていた。
賢い犬で人に吠え掛かるということがほとんどなかった。
ある日、同居の祖父が亡くなった。
弔問客やら業者やらいろんな人が出入りするので
邪魔にならないように彼を家の裏に繋ぎかえた。
1日放置されたのに吼えることも鳴くこともしなかった彼が
祖父の棺を運び出す段になって悲痛な声で遠吠えをした。
裏手にいた彼に見えていたはずもないのに何か分かったらしい。
それまで遠吠えなんて一度もしたことがなかったのに
ものすごくよく通る声で長く響き渡った。
辺りが静まり返って皆が「(犬にも)分かるんだね。見送ってるよ」と言った。
悲しさに満ちた声で、一生忘れられない声になった。


忠犬

69 :本当にあった怖い名無し:2006/06/01(木) 14:04:30 ID:iJJnKy0N0
母が話していたが、うちの犬は、
私が電車から降りるのが、自宅庭に居てわかるようだ。
門の所まで走って行って、ぴったりとお座りして
待ちの姿勢を取る。その10〜20分後にいつも私が帰宅。
駅から自宅まで、普通に歩いて10分。
途中コンビニに引っ掛かることもあるから、その場合は15〜20分。
うちのダンナの車のも聞き分けているようだ。
母の言うように、門の所でお座りして、10分後ぐらいに
ダンナの車が返って来る。これは私が何度も目撃している。不思議なもんだ。


精霊亀

239 名前:226[sage] 投稿日:2006/06/30(金) 00:22:49 ID:SfFe4tfW0
んじゃウチのカメさんの話。結構でっかいしそれなりに珍しいペットだから、散歩
なんか連れて行くとガキンチョに取り囲まれるのが常。
で、ある日ガキンチョの一人が「カメさんの上に小さい人が乗ってる」
と言うんだわ。で、よく話を聞くと、小さい人が甲羅の上で笛を吹いてるとの事。
ウチの子はCB(養殖の生体)じゃなくて、何の因果かアフリカから来たワイルド
(野生)なんだけど、どうも向こうの神様なり精霊かなんかを背中に乗せてきた
らしい(笑)
その所為かしらんが、よくほかの動物と交流(?)しているようだ。散歩先に犬
なんかが居ると、犬がカメさんの前に座り込んで動かないとか、なぜかカメさん
中心に猫集会が始まったりとか。


家内の実家の猫

219 :本当にあった怖い名無し:2006/06/27(火) 23:50:43 ID:YW5ODOQO0
俺が家内の実家に結婚の承諾を貰いに行った日
その家で15年暮らしているネコにも挨拶した
「これから宜しくね」と言うと「にゃー」と返事をした
俺はネコを飼ったことが無く、まさか動物と会話をするとは思っても見なかった

それから6年、嫌われはしないけど甘えにもこなかった
でも来るべき日、仕事で車を運転しているとタバコが消えた
路肩に車を止め義母に電話すると息を引き取ったばかりだそうだ
出張が終わっても家に帰るのが何となくはばかられ
そしてあいつの好きだったスズキの刺身が食べさせたくて海に向かった
春の河口は釣れない事もあって誰も居ない、俺自身も春に釣った事は無い
しばらくすると釣れた、90近い大物だった
あいつはとても食べたかったに違いない、季節外れの大物とネコに感謝した

次の日家に帰り、スズキの刺身をを真新しい土饅頭の前に供えようとした
しかし適当な皿が見つからなかったので木の葉を使うことにした
レッドロビンは犬小屋の横にある、柴犬は俺が行けば大騒ぎして遊んでくれとせがむ
でもその日は俺を見てじっと立っているだけで吠える事も無かった
姉同然のネコの弔いを理解しているようだった

21年も長生きをした三毛猫だったがある日を境に急に衰えたのを忘れない
家内の妹が筋無力症に罹り緊急入院した夜
義母がネコに病状の事、完治は時間がかかり難しい事を話した
妹はネコが亡くなってから程なくして退院し、今は元気に暮らしている
ネコが一番懐いていた妹を救ってくれたのだと信じて疑わない


チビ

252 :本当にあった怖い名無し:2006/06/30(金) 14:45:57 ID:ZeoyRIna0
私はもう8年くらい前からよく忘れた頃に金縛りにあう。
そしてこの前また金縛りにあい、耳鳴りが酷いのと
ものすごい重力がかかって痛い(誰かが乗っかってるって感じとはちょっと違う)
のがすごくウザくて嫌気がさしていた。
そのときにふと、去年亡くなった実家の犬を思い出して
「チビー、助けてー!痛いよー!」と心の中で叫んでみた。
それでも特に変化はなく、仕事で忙しくてあんまかまってやれなかったから
もう愛想つかしてたのかな〜と思って諦めかけてたときに
「ワフっ」と小さな吼える声がした。
それと同時に金縛りがスーっと解けた。
薄目をあけてみると、犬がチラっとこちらを見て、体がほんの少しだけ私の手に触れて
すぐにくるっと背中を向けて行ってしまった。

私は犬が「しかたねーな」て感じに助けてくれたと思ってるんだけど
ワガママを言えば、もうちょっと長居してほしかったな。
ちゃんとナデナデしたかったよ。


家を守ってくれた愛犬

278 :本当にあった怖い名無し:2006/07/04(火) 17:55:16 ID:f5Y3A4S70
引っ越したその日から嫌な家だった。
暗い気配、なんとなく攻撃されてるような圧迫感とか。
家族みんなが感じていたけど、犬だけは平静だった。
そんな犬が頼もしかったりして。

ある日俺が学校から帰ったら、犬が倒れてる。
歯から血がにじんで、体中傷だらけ。
泥棒じゃない、何も盗られてないし、戸締りも完璧だった。
家具や物も何も動いてない。
犬だけが傷ついてた。

もう、犬は死んでた。
不可解な事件と思うかもしれない。
でも、俺の家族は誰も家族は不思議とは思わなかった。
あの変な気配やプレッシャーが全くなくなっていた。
俺の父さんが、一生懸命働いて買った家から、何かを追い出してくれたんだ。
刺し違えてまで、俺ら家族の棲家を守ってくれた。


事故から主人を救った犬

284 :本当にあった怖い名無し:2006/07/05(水) 16:41:55 ID:Lmw5lCuA0

ウチの親父に聞いた話。
親父が若い当時飼っていた犬で、毎日の散歩は親父の仕事。
いつもの様にリードを付け、いつもの時間いつものコースを
散歩するのが日課だった。
その日もいつも通りにスタートしたんだがなにやら違和感。
良く考えたら、いつもは親父の左をその犬は歩いてたのに、
今日だけはなぜか右側だったそうで、親父自身気になるので、何度も
犬の右側へ回ってみたんだそうだが、なんどやっても犬が右にくる。
仕方なく、リードを右手に持ち替えて散歩続行。
犬が多少先行してる。幾つめかの角を右折しようとした瞬間。
右から来た車に犬が跳ね飛ばされた。
親父は瞬間的にリードを引いたが間に合わず、即死だったそうだ。
その時、親父は思ったそうだ。
事故が起こる事を知っていて
身代わりになってくれたんじゃないか? 
都合の良い解釈かもしれないが、そうとしか思えなかったと。
親父は周りの目もはばからず、大声で泣きながら、血だらけの
犬を抱き上げて帰ってきたそうだ。

そう話ながらも、涙ぐむ親父でした。


ウサギの兄弟

291 :本当にあった怖い名無し:2006/07/05(水) 22:10:06 ID:Dq2DsTLOO
あっても不思議ではないかもしれませんが…
昔、近所でウサギが7匹生まれたんですよ。そのうちの1匹を私の家で貰い飼っていました。
何年かして我が家のウサギが病気で亡くなってしまいました。
母がウサギをもらった近所の人に亡くなった事を報告したら、他の6匹のウサギも同じ日に亡くなっていたんです…。
離れて暮らしていても兄弟は繋がっているんですかね…。
このスレで10年近く前に飼っていたウサギを思い出して書いてみました…。
乱文ですいません


お別れにきたフェレット

293 :本当にあった怖い名無し:2006/07/06(木) 00:22:28 ID:cv33N/Pl0
3年前に飼っていたフェレットの具合が悪くなり入院させた。
手術したが回復の兆しがなく、このまま病院で死なせるのはかわいそうだと思い家に連れて帰った。
冬だったので大好きなコタツにヨタヨタと入っていき、安心したように寝ていた。
その日の夕方、仕事が終わった妻を迎えに行き、夕飯の買い物をして車に乗ってすぐ
妻が「うわっ!」と言うのでどうしたのか聞くと「今、太もものとこがモゾモゾってした」とのこと。
家に帰り着くと、コタツからフェレットが頭だけ出して、少し目を開けたまま死んでいました。
たぶんさっきの「モゾモゾ」は妻にお別れを言いにコイツが来たんだね・・・って
二人で涙が止まりませんでした。


ばあちゃんの猫

298 :本当にあった怖い名無し:2006/07/06(木) 14:09:20 ID:OBuRxEFC0
うちのばあちゃん(三年前に他界)は動物と霊に好かれるタイプだった。
そのばあちゃんが若かった頃の話。

ばあちゃんは1匹の縞猫を飼っていたんだが、ある時、卓上の魚を捕ろうとして
ばあちゃんに払いのけられた拍子に、鼻を台の角でぶつけてしまったらしい。
その後、猫の体調が悪くなり、何も食べなくなって寝込んでしまった。
田舎だったから動物病院なんてまわりに無かった時代だ。(おそらく県外に出なければ無かったんだと思う。)
猫なんか放っておけという人もいたらしい。
けどばあちゃんは自分のせいだからと、当時にしては高価な活きのいい魚を買ってきて食べさせようとしたりして看病し続けた。
結局、猫は死んじゃったんだが、その夜、朝になったら埋葬しようと外に猫の死骸を出しておいたそうだが、
寝ていると、外で猫の鳴き声がする。
「まだ生きていたか」と外に出ても生きている猫の姿は無い。
そんなことが三度続いて、ばあちゃんは急に怖くなった。
きっと自分を恨んで猫が化けて出たと思ったらしい。
猫にいっしょうけんめい詫びたそうだ。
……続く


299 :本当にあった怖い名無し:2006/07/06(木) 14:09:59 ID:OBuRxEFC0
……続き

その後、しばらくして近所の拝み屋さんのところで交霊会があり
参加していると、霊媒役の人にばあちゃんち猫の霊が降りてきたそうだ。
ばあちゃんが猫に詫びると、猫の霊が
__あれは事故だったし、自分は大切にしてもらったから、ばあちゃんを恨んではいない。
自分は寿命が来ていた。ただ魚と赤飯を食べられなかったのが残念だ。__
と言った。ばあちゃん、慌てて近所の餅屋に走って、赤飯と魚を買ってきて猫に供えた。
猫の霊が降りてきたとされる霊媒の人は、猫が食べるように皿からガツガツと赤飯と魚を食べて、顔を洗う仕草をしたそうだ。

その時、ばあちゃんがどこかへ生まれ変わるのか?と聞いたら、猫は
__次は三毛猫に生まれることになっている。
それが終わったら、一段高いところへ上がるから、二度と猫に生まれ変わることはない。__
と告げて消えていったそうだ。

うちのばあちゃんは、知らないうちに頭にタヌキの霊を乗っけて歩くような人だったので
こういった話はよく聞かされていた。
だから、やっぱり猫も修業のために生まれ変わるんだとなんとなく信じている。
長文で読みにくかったらゴメン


家族の不幸を背負って逝った猫

451 :本当にあった怖い名無し:2006/07/22(土) 03:51:52 ID:0IH0J/8F0
ペットにまつわる。。。というかびっくりした話。
6月初めにうちで飼ってる猫2匹のうち1匹がちょっとした事故で死んでしまった。
発見したのは夜飲食店で働いてるあたし、すぐにオカンに電話して仕事場から戻ってもらい、
仕事中だった姉を呼び戻し、お父さんも呼び戻した。
その日中に他に犬を2匹飼ってることもあって、全員が入れるお墓を作ろうってことを決定して、
火葬に出してお骨はペット霊園で預かってもらった。2週間後くらいにお墓ができてからお骨を収めた。
1週間くらいは何も食べられなくて、仕事中も泣きそうになったり、
うちの家族全員が溺愛してただけにショックも大きく、オカンは特に「申し訳ない」ってずっと言ってた。
勿論あたしを含めた全員が「もっと楽しい時間を与えてあげたかった」って思ってたんだけど。


452 :本当にあった怖い名無し:2006/07/22(土) 04:00:36 ID:0IH0J/8F0
>>451の続き

今月の初め頃に、オカンの妹、おばちゃんの知り合いに、
「そういうの」を見れる人がいるって薦められて会うことになった。(あたしは立ち会ってないけど)
軽い挨拶を済ませてから本題へ。
オカンが「最近、飼ってたペットが事故で亡くしまして」と言ったら、
「ああ、白くて綺麗な顔してる猫ちゃんね」っていきなり言い当てられたらしい。
前もって伝えてたわけじゃなくて、オカンもかなりびびったらしい。
「何でわかるんですか?」って聞いたら「あなたの足元でじゃれついてるわよ」って。

それを聞いただけでオカン、泣き出しちゃって。
「○○(猫の名前)、あたしたち家族を恨んでないですか?」って聞いたの。
そしたらそのおばちゃんが
「あなたたち家族が本来背負うべき不幸を、○○くんが自ら背負って逝ったのよ。」って言うわけ。

実はその猫が死ぬ半年前くらいから、うち自営業なんだけど経営ほんとにうまくいってなくて。
そのせいで両親ケンカばっかりするし、離婚話出るわオトンはオカン殴るわ、すごい空気悪くて。
借金の額も億単位で、保証人親戚一同にしてるもんだから、シャレじゃなく一家心中もありえるんじゃないかってくらいひどくて。
そういう時に猫が死んじゃったんだ。

「あなたの足元で、いい顔してるわよ、まだまだ頑張れるでしょうって」
それ聞いてお母さん、ほっとしたのか泣き崩れて気を失ってしまったらしい。
あたしもその話、オカンが帰ってきてから聞いて泣いてしまった。
それから今、経営多少持ち直して、頑張って働いてます。
猫の死が無駄にならないように、頑張んなきゃね、って両親もあたしも一緒に。


おかぁちゃ、ごはん 

477 :本当にあった怖い名無し:2006/07/23(日) 13:33:19 ID:i66ayFbl0

飼っていた猫に、ママではなく「おかぁちゃ」と呼ばれたことなら
ありますが。当時うちにはまだ子供はおらず、夫婦お互い名前で呼び合う日常。
ダンナの留守中、ふと背中に「おかぁちゃ、ごはん。」といやに
舌っ足らずに声をかけられ、思わず「ああ、お腹空いたの?」と
振り返ったら当然猫。(夫婦二人+猫一匹の生活だった)
拾ってきて二ヶ月ほどの、年齢不詳の大猫でした。
「おかぁちゃ」は一回きりでしたが、「ごはん(ごぁん、と聞こえる)」は
普通に使うようになり、訳あって実家に預けられた今でも、時折
使っているようです。
あれって、以前の飼い主さんの家ではご飯くれてた人が「おかぁちゃ」
だったんだろうな。


生まれ変わり?

723 :本当にあった怖い名無し:2006/08/21(月) 01:03:32 ID:N1r4joHGO
昨年我が子のように可愛がってたぬこを事故で亡くしました。
動物病院で産まれ身体が弱く引き取り手がない子だったんですが、縁あってうちにきました。
ぬこアトピーでハゲだらけだけど、本当に性格いい優しい子で、子供がなかなか出来ない私達には我が子同然でした。
突然の事故で亡くなった時は旦那は私の前で子供のように涙をながし、私も何日も泣きました。
どうしてもあきらめられず「どうか私の子に産まれ変わってきて」と天に見送った昨年9月。
なんと今年、5年も授からなかった私が見事妊娠。(不妊治療なしで自然妊娠!)
なんか本当に産まれ変わってきてくれたみたいで、涙でてきました。
もう一度お母さんに選んでくれてありがとね


達人ならぬ達猫

755 :本当にあった怖い名無し:2006/08/26(土) 14:01:06 ID:DcH5kJhZ0
私はゴキが大の苦手 外に巨大ゴキがいて玄関から入るので困っている
お向かいの話し飼いのぬこは狩りが好きなので
「これ」と私がゴキを指差すと一撃でしとめた
その後は私が指示しなくても、ゴキしとめまくり、家の周りがゴキの死骸で気味悪く
近所の人に強力な殺虫剤でもまいたの?言われるくらいだったw


死んだ愛犬が連れて来たG・レトリバー

780 :本当にあった怖い名無し:2006/08/29(火) 19:25:21 ID:eHVdXzT3O
17年飼っていた犬が死んだ。
犬の事を思い出すのが辛くて犬用品は全部倉庫に収納。
もう犬を飼う事はないだろうと一家全員思っていたが
一周忌の少し前辺りに母が夢を見たらしい。
死んだ犬が茶色の少し大きな犬を連れて来る夢を。
それから少し経って、親戚から訳あって犬を飼えなくなったので
引き取ってくれないかと言う話が来た。
見に行くとその犬は6ヶ月のゴールデンレトリバー。
母が夢で見た犬だと言う。
全員一致で引き取る事になり
そのゴルは今隣で寝てる。
やっぱり犬を飼ってよかった。
前の犬が連れて来てくれたのだと信じてる。

携帯から長文スマソ


タロの思い出

881 :本当にあった怖い名無し:2006/09/15(金) 20:05:43 ID:RKsO2jE60
ここ見てたら3年前に死んだ15歳秋田系雑種のタロ思い出したのでカキコ

実家を出るまでの12年間青春時代を一緒に過ごした相棒のタロ
離れて住んでも週に3回以上は散歩させに来てた

15歳の夏になってから急激に弱りはじめ死ぬ2週間前は寝たきり状態
時折苦しそうに鳴き自分では水も飲めない状態
医者に見せても年なので痛み止め位しか出せないと薬のみ

薬を水で溶き口に流し込んでも殆どこぼれてしまう
殆ど反応が無くなっていたが「幸せだったか?」と呟くと
虚ろな瞳に一瞬光が戻りワフッと鳴いた
また直ぐにグッタリしたタロに涙が止まらなかった・・

死んだ当日、アレほど苦しそうだったのに嘘みたいに静かで穏やかな顔
あぁ・・もうすぐ死ぬんだなと解った

3年前に死んだ父の仏壇に「もうすぐタロが行くから迎えに来てやって」
と拝んでいると何処も開けて無いのに耳元で風がグワッって感じで動き
ドアがバタンと開いた(しっかりしたドアなので自然に開閉する事は皆無
迎えに来てくれたんだと思った

その一時間後にタロは旅立って行った
仏様のような穏やかな顔で笑ってる様だった

近所の人が何人もタロちゃんへと花を持ってきてくれたので2度泣けた


ミウの思い出

886 :本当にあった怖い名無し:2006/09/15(金) 23:42:39 ID:ugcHssDW0
いもうとが幼稚園のころ河川敷でさ迷っててた一匹の野良猫の子猫を拾ってきた

だが栄養失調で目やにもすごく目が十分開かなくあまりよく見えないみたいで
餌をやっても場所がよくわからないみたいで器を
顔まで近づけてくれてやってた。
具合もすぐ悪くなるので、かぞくでスポイドを使って栄養剤を飲ませて大きくした
それから1年たち子猫は目も治り顔立ちも綺麗になり立派に成長して
家の猫となった
猫の名前はミウ

そのころ、家族でデズニーランドに行ったんだ
写真もいっぱい撮った。。。
で、出来上がった写真を見てびっくりした。
数枚、いもうとの右足だけ消えてて、どれも写ってないんだ・・・
家族もびっくるしたがそういうこともあるさと気にしないようにしてた

そんなこと忘れて数ヶ月した。
猫のミウが突然、交通事故にあった。
結果、ミウは右足切断の重傷を負ったが内臓に損傷がなかったので
1ヶ月入院して元気に帰ってきた

そんなミウだったが13年の天寿を全うして昨年、家の片隅から消えた。
片足がなかったからな。ノミで右がかゆいィ時は、毎日のようによく掻いてやった


ニャオの恩返し

938 :本当にあった怖い名無し:2006/09/27(水) 18:10:05 ID:hxOHzhQ/0
自分は長年、運動部にいた為か10代で腰痛もちだった。
会社に入っても腰痛で数回休んでいる。
有る日、汚い病気の子猫を拾っちゃって、獣医につれていく。
「えーと、結膜炎、寄生虫、風邪と、それからくる下痢ね。とりあえず
薬と目薬出しておくから3日後きてね。」
「カードつくるので、猫ちゃんの名前と年齢おしえてくださーい。」
「う。山田ニャオです(でまかせ)。」
そして両親の許可を得て家のペットになった。
残業が祟ったたのか、寝返りも打てないほど酷い腰痛に悩まされて会社を
休む。うなりながら横になっていたら、本棚の上から猫が骨盤の横に飛び降りた。
思わず悲鳴を上げて、猫を殴った。力加減してなかったので猫は吹っ飛んで壁に
ぶつかった。何故か足がしびれ出して感覚が麻痺、そのうち治ると思っていたが
一晩しても治らず親に頼んで大病院に連れて行ってもらった。
「骨盤にできものがあります。幸い良性ですが、本当に良かった。もう少し遅かったら
骨盤が変形して大手術になるところでしたね。」俺はそのまま入院。
もし猫を拾っていなかったら、もしあの時猫が俺の骨盤に飛びつかなかったら
今俺は杖をついていたかもしれない。」退院してから猫に謝って、マグロの刺身
を腹いっぱい食わせてやった。


帰って来たちゃちゃ

17 :本当にあった怖い名無し:2006/10/11(水) 01:15:51 ID:/slEi9HZ0
高校生の頃、母の知り合いに、猫を貰って欲しいと頼まれて飼う事にしました。
そいつは子猫という程小さくない上、昼間誰もいない家にいたせいか
とにかく人になつかない。うちに来た日はソファーの下に潜って出てこないし
エサも食べようとしませんでした。
しかも翌朝、前から家にいた犬に吠えられて、驚いて外に逃げたまま帰って来ない。
元の飼い主さんには申し訳ないけど、正直諦めておりました。
ところが、その出来事から1ヶ月ほど経った朝、母が夢を見たと言うんです。
「すごく大きな熊みたいな猫に連れられて、ちゃちゃ(逃げた猫)が帰って来た夢を見たんだよ。」
ふ〜んと聞き流して、その日は学校に行きましたが、帰って来てびっくり。
逃げた猫が家にいるんです。しかも母の膝の上に・・。
夕方ふらっと戻って来たそうです。あんなに人嫌いな猫だったのに
戻ってきたら、何年も飼ってたみたいに家族にべったり。
家出してた間になにがあったのか今でも不思議です。
ちなみに、数年後自分そっくりの子供を一匹だけ生んで、その子が乳離れすると
見届けるようにどこかに消え、そのまま帰ってきませんでした。


親切なワンコ

177 :本当にあった怖い名無し:2006/11/04(土) 16:11:44 ID:2ZiyWSjh0
遠い親戚だかなんだかの老夫婦が琵琶湖の近辺に住んでるとのことで
小学生くらいの時、家族でお邪魔したことがあった。
湖の近辺とは言ったものの、結構入り組んだ道を通ってしか行けず
到着した日は両親共々別な用事(確か親戚訪問かなんか)で
私ら姉妹は琵琶湖も見れずに放置食らってたんだけれども。

もともと老夫婦のおうちなので遊ぶ道具もなんにもないもんだから、
そこの御宅で飼われてたワンコ(多分コリー血筋の雑種)と遊んでた。
そいつボール投げても取ってこないし、お座りもお手もしないし
(老夫婦がやってもしなかった)あーこりゃだめだ、と適当にじゃれてた。
その時私が「びわこ行きたいね」って言ったら犬が妙に反応。
庭で放し飼いされたたワンコだったんだけど、
いきなり庭の裏手にある藪に向かって走り出した。
逃げた!と焦った私と妹は必死で追いかけたんだけど
ワンコは私たちとの距離が開くとお座りして待ち、追いつくとまた走るの繰り返し。
ぜいぜい言いながら追いかけて、最終的にたどり着いたのは、琵琶湖。

妹と2人ですげー!!って大興奮。

あんときの得意げなワンコが忘れられない。
この間行ったらもう死んじゃってた。
もう10年以上も前の話。


千日回峰犬

189 :本当にあった怖い名無し:2006/11/05(日) 12:44:57 ID:04lAGd2z0
よし琵琶湖と言うか、滋賀関係で

比叡山で阿じゃ梨が千日回峰をしていた時のこと、
毎日、4kmの道のりを一緒に回る犬がいた。
阿じゃ梨のドキュメンタリーでも紹介されるくらい有名な犬なので、
知っている人もいるだろう。
確か近所の放し飼いされた犬だったと思う。初めは勝手に着いてきていたそうだ。
だが何故か毎日毎日着いて来た。
そしてやっぱり走っては待って走っては待ってをして、
阿じゃ梨がお堂などで拝んでいる間も大人しく待っていた。

千日回峰を同行し、成し遂げたこの犬は、
多分、ヘタな人間よりも徳があると思う。

ちなみ余談だが、毎日、急な山道を登ったり降りたりして回るものだから、
その短毛種の犬は「犬のマッチョ」って判るくらい、筋肉が発達していた。


老犬死す

283 :本当にあった怖い名無し:2006/11/12(日) 20:01:25 ID:KPaSns/I0
ここんとこ、俺んちはピンチだった。
父が脳出血で倒れ、入院。出血だけではなく、脳腫瘍の疑いも有りとの事。
間髪入れず母が、目眩が止まらんとかで倒れて、やっぱ入院。
メニエールとかいう奴だが、点滴しても薬飲んでも治まらず
病人用流動食すらゲーゲー吐いてしまい、どんどん痩せ細って行く。

そんな時に、俺の愛犬が死んだ。
老犬で寝たきりだったが、それなりに元気だった。
心臓と腎臓が悪くなっていたが、獣医の世話で安定していたはず。
それなのに、急に苦しげな声を上げ,身をよじって、
俺の腕の中で、あっという間に死んでしまった。

翌日、父の脳腫瘍の疑いは晴れた。
脳出血の後遺症もさほど残らず、ろれつが少々怪しいが
それも出血痕が吸収されるに連れて良くなるだろうとの見通し。
今は自宅で、マイペースに元気にしている。
母は目眩がピタリと止まった。
退院の日、病院から1歩出るや、開口一番「お腹すいた」
駅前の定食屋で大盛りカツ丼食わせてやったよ。w

俺の犬が、悪いものを全部持って行ってくれたのだと信じている。


祖母とセキセイインコの秘密

400 :本当にあった怖い名無し:2006/11/20(月) 19:15:51 ID:Wu/zxrba0
ついでに話投下。

昔飼っていたセキセイインコ(並)。
5年間、芸無し愛想無し個性無し。ずっとそう思っていた。

だがある真夜中、トイレに起きて見てしまった。

寝間着姿の祖母とインコがこっそりお喋りしているところを……。

祖母に声をかけると、眠れない夜に話しかけてたら喋るようになったとのこと。
だが、自分が話しかけてもガンとして話さなかった。
どうやら祖母以外の人間の前では沈黙を守るタイプらしい。

夜更けのひとときにそんな秘密があったとは。


ホケキョッキョー

406 :本当にあった怖い名無し:2006/11/21(火) 19:36:09 ID:Od6dAAUk0
鳥って何度も繰り返す音を覚えるみたいだね。

うちでもニワトリとウグイスの若鳥飼ってたけど
ニワトリが何度もコケコッコー!と鳴くのを聞いて
ホケキョッキョー!!と叫び出した。

それを聞いた親が慌ててウグイスの鳴き声のテープ手に入れてきて
ウグイスが覚えるまでガンガンかけた。

そしたら近所のおばあさんから
「お宅のウグイス、綺麗な声で鳴きますねー」と言われた。
それはテープですと言えず、無茶苦茶恥ずかしかった。


猫は知っている

496 :本当にあった怖い名無し:2006/12/02(土) 22:04:09 ID:bOMu4ogLO
毎年お盆の時期になると、やたらソワソワして
落ちつかにゃい我が家の猫。
仏壇のある部屋をそぉっと覗いてたと思ったら後ずさり、
また覗いたりと見てて面白かったから
猫たんに気付かれないよう近付き、背中触ったら
「ふんぬぁわぁぁん!ふにゃぁん」てびっくりして飛び上がってたw
猫には仏間でご先祖様達がいっぱいいらしたのが見えてたのだろうか??


ある野良猫の最期

771 :本当にあった怖い名無し:2006/12/29(金) 19:02:51 ID:fIkfhyqMO
昨日からえらく寒いけど、野良たちは大丈夫かな。
馴染みの野良たちをみんな家に入れてやりたくなるけど、うちの猫たちが怒りまくるので無理。そのうちの猫たちも、元はみんな野良&捨てなんだけど。

何年も前、雪も降った寒い日、老野良が
"中に入れて〜!"
とやってきた。
そんな事は今まで言った事はなかったのに。
しかしその野良はうちの犬猫とは仲が悪かったので、仕方なくケージに入れた。
野良なんだから、当然檻の中なんて嫌がるだろうと思ったら、野良はそのまま、ケージの中で丸くなってスヤスヤ。
翌朝、眠ったままの姿で亡くなってた。

最後の最後に当てにして来たらしい。
私は一生、その野良の事は忘れない(T_T)


蛇の恩返

805 :本当にあった怖い名無し:2007/01/06(土) 18:26:58 ID:xH96Nj5g0
蛇の話多いね。自分も蛇にはよく関わってる。

小学生の頃、すごく長くてデカい茶の蛇が死んでた。
小学校のグラウンドの掃除当番の場所だったので
誰かしらどかさないといけないのだが、誰もやらない。
自分はそういうの平気だから持ち上げて、穴掘って埋めた。
家から線香一本持って来て手を合わせて饅頭を置いた。

ある時耳から色んなもんがダラダラ流れて死にそうだったとき
その茶蛇が右から左の耳に抜けてって
耳の中を綺麗にしてくれた夢を見て助かったことがある。
やっぱ蛇って何かこう…不思議だなぁと思ったよ。
それからよく白蛇を見かけるようになったなー。田舎だからか。


野良猫の仁義

873 :本当にあった怖い名無し:2007/01/19(金) 01:00:06 ID:e5QZ56EXO
うちに餌を食べに来てた老野良は"物々交換"のつもりだったのか(?)
時々、鼠やら雀の雛やらトカゲやらバッタを持って来て、それを足元に置いて玄関先で餌を待ってた。
獲物はいつも置いて行ったので、ただ獲物を見せに来てただけじゃないと思う。
牙ももう無い様なヨボヨボ猫で、それを思えば、捕まえるのに労力のいった"ごちそう"もあったろうに。
まあ猫にとっては"ごちそう"でも、私はさすがに食べる気まではしなくて、獲物はいつも埋めて拝んでいた。
気持ちだけは嬉しかった。
他の野良でも時々そんな事をする仔はいる。


子猫

885 :本当にあった怖い名無し:2007/01/19(金) 16:09:11 ID:Z3S+doWw0

俺、生まれる前に臍の緒が首に巻き付いていたらしいんだわ。
んで、母は医者から死産も覚悟してくださいって言われてたらしい。

両親はその頃子猫飼ってたんだっておっきな鈴つけて可愛い子だったらしいんだが
俺の首に臍の緒が巻き付いてた時にぷいっといなくなっちゃったんだって。
両親必死で探したら
近所の街道で死んでたらしい。
轢かれたのかどうかは分からないくらい綺麗な姿だったって言ってた。
その後、母が医者でまた診てもらったら臍の緒の巻きつきなくなってたんだって。
俺は今でもその話を聞くと俺の命ってその子猫の犠牲の上に存在するんだなって思ってる。

つまらなくてごめんな。


子守猫

887 :本当にあった怖い名無し:2007/01/19(金) 17:58:04 ID:HjDa1VO60
自分が生まれる前か、生まれてすぐくらいの話

当時住んでた家に、よく遊びにくる野良猫が居たそうだ
猫はうちで餌を食べたり、家で昼寝したり、程よく懐いて居た
ある日、玄関の前でか細い鳴き声と爪でドアを引っ掻く音が聞こえた
父がドアを開けると車にはねられたのか、血まみれの状態の猫が居た
介抱するも、父の膝の上でその猫は死んでしまったんだそうだ

それからしばらくして、昼間に赤ん坊だった自分が泣き出した
母は料理をしていて、すぐに手を離せなかったので
「ちょっと待ってね」と言いながら作業を続けていた
すると、少し開けていたドアから風が吹き込んで来て
赤ん坊だった自分が「きゃっきゃ」と笑いはじめた

?と部屋を覗くと、自分の隣に一瞬だけその猫が見えたんだそうだ
「あんたをあやしてくれたんだね」と母は笑っていた


マリコ

752 名前:わんにゃん@名無しさん[] 投稿日:2007/01/31(水) 01:15:20 ID:eoFq0m2X
 3歳のころ、親に猫が欲しいって、ダダをこねたのがきっかけで
親が親戚から猫もらってきました。
名前は「マリコ」ていって変な名前だけど、本当にマリみたいに
まるっこくてキレイな三毛猫だった。
 俺は両親共働きで小学生のときも鍵っ子だった。
兄弟もいなかったんだけど、家に帰るとマリコがいるから寂しく
なかった。本当に猫と一緒に育った子供って感じ。

 でも猫の寿命は短い。俺が中学一年の頃、マリコはもう老衰で
死ぬ寸前って感じだった。名前を呼ぶと、かすれた声で必死に
返事を返すのがやっと。最後は家の中で、俺らの見ている前で
死んじゃった。でも、それがすごく変な死に方。
さっきまで部屋でうずくまっていたマリコが突然無理やり立ち上がって、
ふらふらと必死にゆっくり歩いて、それから俺の近くに来て死んだんだ。
 その様子を見ていたおふくろがもの凄く号泣していて、もちろん俺も
泣いていたんだけど、尋常じゃないくらいおふくろが泣いてるから、
何でそんなに泣くんだと聞いたわけ。

 要は、猫ってのは死ぬときに人知れず、森の中や、縁の下で
身を隠して死ぬっていう習性があるらしく、みんなの見ている前で
部屋で死ぬなんてのは珍しいとのこと。
 俺が小さいころ、そんな猫の最期の習性を知らされて、
マリコとそんな死別をするのが嫌で仕方がなかったらしく
マリコに向かって「死ぬときは、絶対この部屋で死んでね。
知らないところで死んだら嫌だからね!」
って必死でお願いをしてたらしい。

最期に、俺のお願いを聞いてくれたマリコ。
猫が人間の言葉わかるってのは本当みたいです。


バカ犬

304 :本当にあった怖い名無し:2007/04/24(火) 12:36:07 ID:03MPW5DH0
本当にあった怖い名無し :2007/04/13(金) 20:32:12 ID:E7hd52AD0
親戚が亡くなった時の事。
自宅にお坊さんに来てもらっての読経中。
棺脇の花とか灯篭(電気の)とか、バッタバッタ倒れていく。
ガクブルするのを我慢する家族・親戚・参列者一同。
読経が終わりかけた頃になって、ぷぅ〜んと漂ってきたアンモニア臭。
(゚Д゚)ハァ?となっていると、読経を終えたお坊さんが一言。

「わんちゃん、飼ってらっしゃったんですね。」
「・・・・・・あのバカ犬・・・・・・_| ̄|○」

数日違いで先に逝ってた犬が、散歩前恒例の嬉ションかましたらしい。


コロ

529 :本当にあった怖い名無し:2007/06/09(土) 01:42:18 ID:i8+5u6HoO
私の卵巣が大きく腫れあがり、もう手術しか方法はなく、
毎日泣いていたが手術の日が決まるまで一時退院した。
するとどんどん痛みと腫れはなくなり医者も首をかしげていた。
ちょうどその頃、愛犬コロの様子がおかしくなり病院へ連れて行くと、
なんと子宮や卵巣が腫れあがり膿が染み出していて緊急オペに…。結局全摘出をするはめになった。
家族の誰もが身代りになったんだと思った。


530 :本当にあった怖い名無し:2007/06/09(土) 01:45:45 ID:i8+5u6HoO
元々老犬だったので、手術後は体力がもたず危険な状態だった。

コロが心配で寝付けない夜、久しぶりに金縛りにあった。
私の背中で息遣いが…。私の背中にピッタリとくっつき、ハァハァと肩で苦しそうに息をしていた…。
コロはオペ後の危険な状態で、私に会いにきたんだ…。
金縛りにあいながら私は泣いた。何度も何度も名前を呼び泣いた。


531 :本当にあった怖い名無し:2007/06/09(土) 01:49:42 ID:i8+5u6HoO
それからコロは少しずつ回復したものの、全身に腫瘍と多機能不全でボロボロになりながら、数日前逝きました。
最後の最後まで闘っていたコロ。
いつも私を助けてくれていたコロ。
亡骸にキスをしました。
もう一度、もう一度だけ抱き締めたいのです。
何も出来なかった私を許して欲しい。
たくさんの愛をくれたのに………。
長文すいませんでした。


じいちゃんの牛

680 :本当にあった怖い名無し:2007/08/07(火) 12:04:29 ID:EcUoNJUaO
もう10数年も前の話
ウチでは牛を1頭だけ飼ってて、じいちゃんが世話してた
おとなしい牛で、普段は鳴くこともほとんどない。
そんなある日、じいちゃんがオートバイで出掛けたんだけど、しばらくしてから牛が激しく鳴いたらしい
俺は学校に行っててその鳴いた声は聞かなかったが、なんとも悲しそうな鳴き声だったとか
家族も、普段はほとんど鳴かないのにどうしたんだろう?と思ったらしい
その少し後に電話が入り、じいちゃんが交通事故にあったことを知った。病院に運ばれたが亡くなった
1頭だけ飼ってた牛だし、ペット同様に可愛がってたから、きっとじいちゃんの身になにかが起こったことを感じたんだろな


マルチーズ

700 :本当にあった怖い名無し:2007/08/13(月) 00:40:00 ID:c9K/n2MtO
母の体験
母が小学生の頃一匹のマルチーズを飼っていて、凄く可愛がっていたらしい。当時母は体が弱く、ある日高熱を出したの。祖母は看護師だったから母が危険な状態だと察して急いでお医者様を呼んだらしい。
たかが高熱だろうけど母には命が危険な状態だった。もう助からないかもしれないと言われ
二階で母が苦しんでいるその時、犬が階段を何回もバタバタと昇降して母を心配してか往復を止めなかったのね。


701 :本当にあった怖い名無し:2007/08/13(月) 00:41:04 ID:c9K/n2MtO
バタバタと暫くしたらドンッと物凄い音がして祖母が廊下を見たら犬が階段から落ちたらしく泡噴いて死んでたの‥
暫くしたら死ぬと言われた母が回復してさっき迄の高熱は!?みたいな感じで元気になった。
愛犬が母の代わりとなって可愛がってくれた母を助けてくれたみたい。嘘のようで本当の話し。
今でも母はあの時のマルチーズに感謝しながらこのお話しを聞かせてくれる(;へ;)
読みにくい文でごめんなさい


犬とカラス

767 :本当にあった怖い名無し:2007/09/07(金) 06:33:36 ID:ulT9uhay0
先代の柴犬は家の庭に飛んで来るカラスと仲良しだった

初めは飛んでくると吠えまくっていたが、いつの頃から尻尾を
振りあいつ等が来るのを楽しみに待っている様だった
カラスはカラスで知らん振りを決め込むも自分が拾ってきた餌(生
ゴミだろう)をわざと犬が見えるところに置く

挑発された先代はダッシュで駆けて行くのだが、寸前で(カラスが
獲物を咥えて逃げられるように)スピードを緩める

「お前らは実写版トムとジェリーか?」とワロタw

先代の具合が悪くなってもカラスは相変わらずだった
初七日にカラスはいつもと違う声で鳴きそれからは来ない・・・
2年前のことだ


猫の親子

428 :本当にあった怖い名無し:2007/09/17(月) 22:33:26 ID:rHedmrsXO
アパートで一人暮らし始めた頃、アパート周辺を猫の親子がうろついていた。親猫と仔猫四匹。
私はどういうわけか親子になつかれた。
アパートでは飼えないので下手に餌をやるのは避けていたが、たまに撫でてやったりしてた。
ある日の夜、玄関ドアからカリカリ音がする。開けてみたら親猫。
猫はにゃーにゃー鳴いて、どうも「ついてこい」と言ってるように見えた。
とりあえず外に出ると、親猫はアパート前の道路に出て、角を曲がった。
行ってみると、怪我した仔猫らがうずくまっていた。
びっくりして更に近寄ると、仔猫の陰にぐったりした親猫が。
もう「アパートじゃ飼えない」とかいう理屈は吹っ飛んでしまい、私は猫五匹抱えて近所の獣医に走った。獣医さんいわく、車にひかれたようだ。
幸い仔猫は皆命に別状は無かった。が、親猫は既に死んでいた。
私が見ても即死じゃないかと思う程ボロボロで、少なくとも私のとこまで歩いて来れる状態では無かった。
(足が二本ズタズタになってた)
霊だか生霊だかわからないが、親猫は仔猫を助けて欲しくて私を頼って来たように思えた。
翌日、私は大家さんに頭下げて、仔猫の里親が見付かるまで飼う許可を貰った。
一匹は私の実家、一匹は友達の家に貰われて、残り二匹は今も元気に部屋で運動会中です。


すごい坊さん

7 :本当にあった怖い名無し:2007/11/17(土) 18:26:35 ID:Edin7Oit0
以前、可愛がってた猫の「めけ」が死んだので、ペット葬儀屋で火葬してもらった。
遺骨はずっと部屋に置いておいたんだけど、やっぱり埋葬した方がいいかなと思って、近所のペット霊園の合同慰霊祭に出すことにした。
合同慰霊祭とは言っても、広い御堂でちゃんとお坊さんが来てお経を上げてくれる本格的なもの。
手続きをしたときにペットの名前欄があったので、フルネームである「めけめけ王子3世」と記入した(命名は俺じゃないぞっ!)。
で、合同慰霊祭が始まり、俺は最後列に座った。
御堂には50人くらいの人達がいて(ほとんどが喪服着用)、神妙な顔でお経を聞いていた。
そのうちにペットの名前が1匹ずつ読み上げられ、「ジョ〜ン〜、ベンジャミ〜ン〜、あ〜い〜ちゃん〜・・・」と続いた。
この時点で(付き合いで来ていたと見られる)数人の肩が震えだした。
やばいな〜と思いつつ「めけ」の順番を待ったら、案の定「め〜け〜め〜け〜お〜う〜じぃ〜、さ〜ん〜せぇ〜」と読み上げられた。
何人かが吹き出したが、泣いてるふりでごまかしていた。
それにしてもぴくりと笑わない坊さんはすげぇなと心底思った。


シマゴロウ

146 :本当にあった怖い名無し:2007/12/16(日) 16:50:42 ID:H5BkyitaO
父の家で昔猫を飼っていたらしく、とくに父に懐いていたので、
父は母と結婚する時に猫も連れてきた。名前はシマゴロウだったらしい。
その時点でだいぶ年だったシマゴロウは、結婚して間も無くの朝方に突然死んでしまっていた。
父も母も泣いたそうだが、暫くして母の妊娠がわかった。
そして生まれた私が初めて発した言葉は
「にゃあ」
だったそうだ。何かの拍子に出たわけではなく、はっきりと「にゃあ」。
びっくりした母が試しに手帳(子作り計画みたいなものを書いていたらしい)を見返すと、
私を妊娠したのはシマゴロウが死んだ夜だったらしい。
「この子はシマゴロウの生まれ変わりか?それともとりつかれたのか?」
と親は思ったという。
その頃の私の事を母に聞いてみたら
「父が刺身を食べてたりすると特ににゃあにゃあ騒いだ。
シマゴロウも刺身大好きだったから、ほんとにあんたはシマゴロウなんだろうかと思った」
と言われた。
その他に
「一歳二歳の頃、布団で寝てても、いつの間にか居間のソファの上(かつてのシマゴロウの定位置)に円くなって寝てた」
という話も聞いた。

その頃の記憶は当然無いが、今でも猫を見るとなんとなく他人の気がしない。


犬の知らせ

738 名前:わんにゃん@名無しさん[] 投稿日:2007/12/17(月) 03:33:37 ID:V+Uv6S6g
先月、うちのゴルが腫瘍で天国にいってしまいました。
ペットの死はこれが初めてではないですが、やっぱり悲しくて
ついつい何もやる気が起きず夜中までネットをしていたり、
台所でストーブにあたりテレビを見ながらボーッとしていたりしていました。
つい数日前も同じように夜中ストーブ(上にヤカンを乗せるタイプ)にあたりながら
台所で座り込んでテレビを見てボーッとしていると
いつのまにか椅子にうつぶせになって、うたた寝してしまっていました。
何十分、何時間こうしていたのかわからないけどいきなり
左腕のあたりを犬が「ちょうだいちょうだい」するかのように
引っかかれて起こされました。
あれ?もううちの犬はいないはずなのに夢だったかな?と思っていると
なんだか後ろがコゲ臭い!
振り返ると倒れたゴミ袋の中身がストーブに覆いかぶさって
紙ゴミの一部がストーブの天板で焦げて火が燃え移る寸前でした!
あわててゴミ袋を安全な場所にどけて難を逃れました。
あの時本当に犬に引っかかれたのです。
もしかして死んだゴルが「危ないよ!」って気づかせてくれたのかもしれません。
気づかず寝ていたら火事になるところでした。
本当に不思議でした。


帰ってきた亀

198 :本当にあった怖い名無し:2008/01/08(火) 07:04:49 ID:b1AbV9QJO
俺の父が体験した話。

もう今から50年ぐらい前、父が小学生ぐらいの時に家で亀を飼っていたそうです。川で見つけた亀らしいですが暫く飼って可哀想だから逃がせと言われ逃がす事に。
父の地元にはとても大きな湖があって有名な場所で亀を逃がす時もその湖の奥の方でその亀を逃がしたそうです。
その時亀の甲羅に逃がした日にちを釘で書き込んだらしいのですが数日後に玄関を開けるとその亀が玄関の前に居たそうです。
よっぽど居心地が良かったんですかね?


コロの話

264 :本当にあった怖い名無し:2008/01/24(木) 13:05:41 ID:t9IEOX2b0
俺のじいさんの家に犬が居たんだ、柴犬の雑種だと思うんだが真っ白な綺麗な毛並みの犬だった
名前はコロ

コロは町中の野良犬の大ボスで、コロの後ろには5〜9匹、多いときは14,5匹の犬がついて回ってた、それくらいすごい犬だった
そんな大ボスがなぜじいさん家に居たのかは変な話で…
俺のじいさん教師をやってたんだが、ある日いつもの駅に通勤のため行くと、コロが居たそうだ。取り巻き無し、たった1匹で(コロは近所じゃ有名、野良軍団のボスだからねw)

で、じいさんが
「どうしたコロ?このあたりはお前の縄張りじゃないだろ?」
って聞くと、コロはじいさんをじっと見つめて
「クゥ〜〜ン」
って甘え声を出したそうだ。
なにかおかしいなと思いつつも、じいさんは電車が来たんで仕事に行った
で、仕事終わってその駅まで帰ってきたんだけど、まだコロが居たそうだ
でじいさんまたコロに声かけたそうなんだが、そのときなぜだか分からないけど
「コロは俺の娘に会いたがってる」
って思ったそうなんだよ(娘ってのは俺のかあちゃんな)
ほんとに何故かはまったく分からず、ただ今日コロに娘を会わせないといけないって強く思ったらしいw

で、家に帰って、当時高校生だった俺のかあちゃんを連れて行ったんだって
コロはかあちゃんに会うなり、飛びついてじゃれてきた
かあちゃんが
「家に来る?」
って言うと
「ワン!」
って鳴いて、そのまま家まで着いてきた

そして近所のボス犬は俺のじいさん家の住人になった。


265 :本当にあった怖い名無し:2008/01/24(木) 13:08:44 ID:t9IEOX2b0
で、家に来た次の日、どこで召集を掛けたのか野良犬軍団もじいさんの家の庭に大集合してたそうだw
じいさんもばあさんもかあちゃんもかあちゃんの姉さんも驚いたのは、コロは家の中に入って飯とか食うんだけど、
取り巻きどもは決して家の中には入ってこないってこと、すごい統率が取れてるらしく庭には来るけど、決して家の中には入ってこなかったそうだ。

朝になるとコロを先頭にして大名行列、街中を歩き回って夜には帰ってくる、そんな生活がしばらく続いたんだってさ
で、半年ほどその犬軍団が庭に居ついたんだけど、ある日の夜中に犬達がキュンキュン鳴いてたんだって
夜中ずっと犬がキュンキュンワンワン…遠吠えまで、やかましくて寝られなかったらしいw

そして翌朝、コロ1匹残して、取り巻き軍団が綺麗さっぱり居なくなってた
たぶんボスの座を渡したか奪われたかしたんだろう
実際、No.2と思しき犬が翌日から軍団率いてたらしい。

コロはじいさん家にそれからも居ついた

長くなってすまんねたいしたオチはないんだけどまぁ聞いてくれ

じいさんはそれからコロに首輪を買ってきてやったんだって。
で、嫌がるコロに着けてやった。
でもね、コロはふらふらっと昼間は出かけてるんだけど、夜になると首輪は外れてたんだって
最初は偶然外れたんだろうって思ったんだけど、何度首輪をつけても、その日の夜になるとはずしてくる
それでもじいさん意地になって、何度も首輪を着けたんだけど、夜になるとまたはずしてくる
さすがにじいさんもあきらめて
「まぁ今までこんなものつけずに生活してたんだもんな、すまんかったな」
ってコロに言ったら、
「ワン!ワン!」
って2回吠えたらしい
で、次の日に、コロはどこかで外してきた首輪を持ってきて俺のかあちゃんの前にポトっと落とした
なんとなくコロが着けて欲しそうな顔してたように見えたらしく、かあちゃんが首輪を着けてやると、
その首輪ははずさなかった。それからず〜〜っとその首輪ははずさなかったんよ


266 :本当にあった怖い名無し:2008/01/24(木) 13:10:43 ID:t9IEOX2b0
俺のかあちゃんが俺を産んでからの話になるんだけど
コロは俺のいい遊び相手だったんだ、耳を引っ張ってやったり、鼻の穴に指を突っ込んであげたり、
俺が上に乗っかって走ってもらったり、オティンティン引っ張ってみたりとか

そういう乱暴なこと俺がやっても、ぜんぜんコロ怒らなかったんだけど、首輪は違ったんだよ
とにかく首輪に俺が触ろうとしたら、怒るんよコロ、ウ〜〜〜〜!って
それ以外は絶対怒ることなんて無いのに、首輪を触ろうとすると怒る、変な犬だった
だから俺はコロの首輪には触らなかった

俺が小2の時、コロもいよいよ寿命なのかあまり動けなくなってきたんだ
その時点で恐らく20年近くは生きてたんじゃないかってじいさん言ってた
ビックリするほど長寿な犬だ
で、いよいよやばいなって日があって、みんなでお別れしとこうってことになって、みんな泣きながらコロの頭撫でてバイバイ言ったんだ
で、今でも思い出すんだけど、一人一人頭を撫でてやると、コロは動くのしんどいはずなのに、頭を起こして、一人一人をじーーっと見つめるんよ
まだ死ぬってのがどういうものか良く分からんかった俺も、その時初めて死ぬってのはこういうことなのかって、コロにじっと見つめられながら分かったんだ、泣きながら

その日の夜、なぜか俺のかあちゃんは
「玄関開けといていい?コロが玄関開けといて欲しいっていってる気がする」
って言ったんよ。俺もそんな気がしてた。5歳の妹もそういってた、じいさんもそうだなって、ばあさんも同じ。
だからその日は玄関開けたまま寝た。

朝起きたらコロ居なかった、動けないはずなのに居なかった
コロがいつも使ってたお皿の上に、コロの着けてた首輪が置いてあったんだ
コロのさよならの印だったんだろうね

2日後、夢見たんだ
もちろんコロの夢
しゃべったりとかそういうのは残念ながら無かったんだけど、俺の顔をペロペロ舐めてテクテク歩いて行ってしまった。
俺は夢の中でバイバイって手を振ってた家族みんなのトコにも挨拶に行ったみたい、母ちゃんも妹も言ってた
じいさんはもともと夢見ない人なんで覚えてないってwでもたぶん見てたと思う
その日に亡くなったんだろうなぁ


ハッピーエンド

338 :本当にあった怖い名無し:2008/02/01(金) 19:47:40 ID:OZNDWTgp0
俺の家は柴犬を飼ってたんだよ。近所の商店街の店で貰った犬だ。とっても、かわいくて頭も良いし、なにより優しくて良い犬だった。
隣のオヤジが犬嫌いなのは知ってたが庭で飼ってたし何も迷惑はかけていなかったはずだ…
だが、ある日隣のオヤジが俺の家に怒鳴り込みに来た。
犬が臭いだの、俺(オヤジ)を見て吠えるだの。保健所に今すぐ連れていかないと犬を殺す!と言われた。
俺は絶対、犬を保健所にやらないでくれ!と泣きながら親に頼んだが、ある日学校から帰ってきたら犬は居なかった…
俺の親は、犬を余所にやらないと隣のオヤジが、俺や兄弟に危害を加えるんじゃないかと考えた末に、仕方がなく犬を手放したそうだ…
だが、俺は悲しくて悲しくて隣のオヤジが憎くて仕方がなかった。

親が言うには、かわいそうだったので、犬は保健所にはもっていかず、車で隣の県の山に連れていったそうだ。
犬は山につくなり、嬉しそうに走り回っていたらしい。その間に、親は犬を置き去りにし車で帰ってきたそうだ…
犬の気持ちを考えると涙が出る。遊びに連れてきてもらったと思ったんだろうな。
しかし遊び終えて飼い主の元に行っても誰も居ない。知らない土地に一人ぼっちにされて…
不憫で仕方がない…俺は隣のオヤジを憎んだ。
呪い殺してやろうとさえ思った。
だが、なぜか隣のオヤジはいきなりポックリ死んだのだ。俺は嬉しくて嬉しくて!踊り狂いたいぐらいの喜びだった!

オヤジの死因はわからない。オバサンに殺されたのかもしれないし、よく分からなかったが、どーでもいい。
今まで生きてきて人の死がこれ程までに喜ばしかった事なんてないだろうな。
オヤジが死んで一週間たつか、たたない日に
庭から
「ワン!ワン!」
と懐かしい声がした。
俺は部屋から飛び出した。なんと犬が帰ってきたんだよ!
泥だらけで真っ黒になって!
こんな幸せな事はなかった。この時ばかりは神を信じざるを得なかったよ。
2年前に犬は老衰で死んでしまったけど、俺は精一杯かわいがったし、犬から沢山の幸せをもらった。ありがとうと言いたい。犬はいいよ。


タキ

783 :本当にあった怖い名無し:2008/05/25(日) 10:53:18 ID:RCS6+llq0
小学生の時、家でタキという名の紀州犬を飼っていました。
当時はこの辺り(東京都下)では、滅多に見かけない、白い中型犬です。

夏休みのある日、家族で埼玉方面に行った帰り、道が渋滞してのろのろと車が進んでいた時、
道沿いの家と家の間の路地の奥に、タキがこっちを向いてうずくまっているのが見えました。
タキがよくする独特の身体をひねってうずくまる姿勢で・・・一瞬目が合いました。

思わず「あっ!タキ!」と叫んだ瞬間、車が動いてしまいました。
場所はまだ所沢のあたりで、タキがそんな所にいるわけないのに・・・

帰宅したら、犬小屋の前でタキは息をひきとっていました(涙)


モロ

383 :(1/2) :2008/06/27(金) 16:17:47 ID:4QVkhMlb0
俺の親戚の間で有名な話。

姪が小6のとき、下校中にクルマから降りてきた男に腕を掴まれ、危うく連れ去られ
かけるという事件があった。姪が激しく抵抗していたら、どこからともなく仔犬が現れ
て、猛然と男の足に噛み付いた。男は驚いて逃走し、事無きを得た。
仔犬は姪を送るように家までついて来た。
話を聞いた両親は仔犬に大変感謝し、そのまま家で飼うことにした。

仔犬は真っ白だったので、当時公開されていたアニメ映画にちなんで「モロ」と名付
けられた。
モロは成長するにつれピレネー犬のような巨体となり、相変わらず何かにつけて姪を
守ろうとした。川遊びで姪が危ない方へ行こうとすると体を張って制したり、散歩中に
見知らぬ人が近づいてくると低く唸って追い払おうとした。姪が病気で寝ているときは、
一日中心配そうに添い寝していたらしい。

あまりモロがつきまとうので姪は少々迷惑そうだった。よく周囲に「ちょっとウザい」
と漏らしたりもしていた。


384 :(2/2) :2008/06/27(金) 16:18:51 ID:4QVkhMlb0

姪が専門学校生になってしばらくした頃、家に彼氏を連れてきた。
モロはじっと彼氏を見ていたが、珍しく部屋の隅でおとなしくしていた。
彼氏は両親に、結婚の許可を得るために来たと言った。
両親は驚いたが、姪が「できちゃった」状態であることがわかり、結局後日やや渋々
ながらOKの返答をした。
姪は冗談で「新居に移ればモロにつきまとわれずに済む」などと言っていた。

そうして2人は結婚した。
新婚旅行に出かける飛行機の中で、姪は地上からモロがじっと見送っているように感
じたらしい。

そしてその夜、モロはいなくなった。
出入り口はどこも閉まっている状態だったので、どうやって外に出たのか未だに謎ら
しい。旅行から帰ってきた姪は、ボロボロ泣きながら町内中を探し回ったが、モロの姿
はもうどこにも無かった。
姪は今でも、モロのハーネスを宝物のように持っている。

この話は、親戚の間では「ちょっと不思議な話」程度に伝えられているが、姪の旦那
にとっては間違いなくオカルトであろう。
彼はちょっと遊び人風だったのだが、親戚中から「○○ちゃん(姪の名)を不幸にした
ら、どこからともなく巨大な白い犬が現れ、お前の喉を食い破るぞ」と脅され、一生懸命
働いているようである。


お迎え

692 :可愛い奥様:2008/07/09(水) 00:03:37 ID:5d8Ua0V/0
死ぬ間際のお迎え話で思い出した。

うちのじいちゃん、亡くなる前は寝たきり生活で認知証も重度だったんだけど
ある日家族が目を離した隙に裸足のまま外に出て200m程歩いて行っちゃった。
歩けないはずだったので家族一同おどろいた。
近所の人が驚いて「どうしたの?」ときいたら子供の頃飼ってた犬の名前を言って
「○○と一緒に帰るんだよ。○○村に帰るんだよ」って子供みたいな満面の笑顔で
生まれ故郷に帰ると答えたらしい。
その日の夜、というか翌朝明け方に心不全で亡くなった。

犬も迎えに来てたのかな〜。ちょっとしんみり話でスマソ。


犬は知っていた

141 :本当にあった怖い名無し:2008/07/24(木) 06:33:19 ID:2E9+Uu/kO
当時飼ってた犬の話
その犬のお気に入りの場所は家にピッタリとくっつけた犬小屋
元々は鶏小屋を無理矢理犬小屋にしたんで外から鍵がかけられる
風通しが良く涼しかったのかいつも喜んで中に入ってた
それが突然朝から小屋に近付かない
無理矢理小屋に入れようとしたら吠える噛みつくで手がつけられない
飼い主に噛みつくどころか1度も吠えたことがない犬だったんで家族皆ビックリ
仕方がないのでそのまま仕事・学校に行った
15〜16時頃に家が火に包まれる
原因は不明(ガスも元栓が閉まってたし家族は誰も煙草など吸わない)
もちろん犬小屋は真っ黒焦げ
もし小屋の中に犬が居たら間違いなく死んでた
やっぱ動物の第六感は本物だと思った出来事でした
この犬は他にも色々とあったんだがまぁ長くなるんで良いや


友人のワンコ

701 :本当にあった怖い名無し:2008/09/14(日) 14:02:56 ID:NJU8PeYg0
私の友人の話です。
その友人が癌におかされ、相当やばかったのですが手術を受けてとりあえず命はとりとめました。
ただ、癌が進行しており術後初めての検査でリンパに転移していたら最後と通告されてました。
検査日当日、朝飼っていたワンコが庭先で元気にぴょんぴょん跳ねながらお見送りしてくれたそうです。

検査の結果は、リンパ転移は認められず医者も回復力に驚いたそうです。
ほっとして喜んで帰宅すると、ワンコがいない。
あれ?って思って探してみると庭の裏でぐったりしていたそう。既に息も引き取っていたそう。
今朝も元気だったし、1ヶ月前に病院で受けた健康診断でも異常ナシだったので
どうしても納得がいかず、友人は病院で死因を調べてもらう為に解剖してもらったそうです。
すると友人と同じすい臓癌がリンパに転移しまくっていたそうです。
獣医も首をかしげるばかりで、ここまで転移していると1ヶ月前にはわかっているハズだし
何よりも、こんなに酷い状態だと普通にも歩けない状態になるそうです。

今、友人はすごく落ち込んでいますが、ワンコが身代わりになってもらった命を
大切にしようと必死です。こんな事ってあるんですね・・・・。驚きました。
・・・ってか未だに私も信じられないです。


家族を守る猫

121 :本当にあった怖い名無し:2008/12/02(火) 01:50:54 ID:XOwkUJGHO
心霊的なものではないが。

母が子猫を拾ってきた。
段ボール箱の中で雨に打たれていたらしく、かなり弱っていたが、
病院に連れて行ったり必死で看病したら何とか元気になった。
普通の子猫と同じく走り回ってイタズラをするようになったが、
イタズラの標的は常に私の部屋のヌイグルミ。
それもいくつかある中で、昔の友人から誕生日に貰った手作りテディベアだけを執拗に攻撃する。
誕生日プレゼントだし手作りだしで大事にしていた物なので、壊されちゃかなわんと押し入れにしまった。
しかし、ある日帰宅すると、押し入れの襖がボロボロになっていて、
テディベアがその隙間から引っ張り出されて襖と同じくボロボロに。
さすがにキレて猫をとっちめようとした時、ボロボロのテディベアの綿の中に、何か入っている事に気付いた。
ほじくり出してみると、それは二つ折りのノートの切れ端みたいな紙で、開くと

死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね

って小さな文字でびっしり。
更には髪の毛と爪みたいなものも出て来た。
鳥肌立って、即全部捨てた。
それから猫のイタズラはぱったりと止んだ。

また、弟が牛乳を飲もうとした際、執拗に弟に飛び掛かった事もある。
弟は猫を無視して牛乳を飲んだが、変な味がすると言ってすぐ吐き出した。
牛乳の賞味期限がとっくに切れていた為だった。
壁のカレンダーが落ちて画鋲が行方不明になった時も、スリッパの中に転がり込んでいたのを前足で掻き出して見付けてくれた。

家族を守ってくれているんだろうか、と勝手に思っている。


犬とお稲荷さん

146 :1/4:2008/12/04(木) 16:27:00 ID:146x+NdE0
長くなっちゃったから分ける。

犬の話というかなんというか・・・。
まぁ、とりあえず聞いてくれ。

前置き。
オレの実家はミニチュアダックス飼ってるんだ。
2年位前にもらってきた犬で、現在5歳。
今年のGWくらいから歩く時に様子がおかしくなって、医者に見てもらったら、椎間板ヘルニアだったらしい。
その後、どんどん悪化して歩けなくなって、シッコもウンコも垂れ流しのオムツ状態だった。
医者には、手術しか直す方法はないって言われたらしい。


147 :2/4:2008/12/04(木) 16:27:22 ID:146x+NdE0
ここから本題。
オレは今年6月に結婚したんで家を出たんだけど、お盆に嫁と帰省した。
ウチの犬はオレのオカン以外に懐いてなくて、一番かわいがってた俺にさえ吠えるような馬鹿犬。
だけど、いつもなぜか、嫁には吠えないんだよ。
実家の茶の間でみんなでお茶を飲んでた時、嫁の膝の上でおとなしくなでられてる犬を見ながら、
「ウチって家族みんな犬好きなのに、犬が長生きしないのよねー。」
と、オカンが言った。
言われてみれば、俺がガキの頃から結構犬を飼ったけど、5年以上生きた記憶が無い。

すると、嫁がポツリと呟いた。
「キツネ・・・。この家、お稲荷さん奉ってたりしない?」
「お稲荷さん?あ、そういえば蔵の裏にあるぞ・・・。」と、親父。
「お稲荷さんがどうかしたの?」って嫁に聞いてみたら、
「きちんと、お奉りしてる?お掃除したり、毎日お水あげたり・・・」
すると、オカンが青ざめて、
「おばあちゃん亡くなってから、ほとんどしてないワ!」
嫁がやっぱりなって顔してるんで、何かあるのか聞いてみた。すると、
「うーん、何ていうか、お稲荷さんって、きちんとお奉りしてればご利益あるんだけどね、
世話を怠るとあんま良くないよ。祟るって言うか・・・、特に、犬とキツネって仲悪いからさ・・・。
まぁ、信じなくてもいいけどね。お稲荷さんは大事にしたほうがいいよ。」
って言うんだ。


148 :3/4:2008/12/04(木) 16:28:10 ID:146x+NdE0
慌てて親父とオカンとオレで、暑い中、お稲荷さん見に行ったわけ。
そしたら、お稲荷さん、ひどい事になってたんだ。
まず、草ボウボウで近寄れない。
草をきれいにしてお社まで行くと、
台風かなんかで倒れた木の枝が屋根の上にのっかってたり、
捧げ物用のお茶碗は割れて落っこちてる。
いつから掃除してないのか聞いたら、
オレの祖母さん死んでからって言ってたから、
かれこれ20年くらいほっといた計算になる。

とりあえず、キレイにして、
お水と油揚げと、日本酒がなかったんで焼酎あげといた。
これで犬が調子よくなったら、怖いねって笑ってたんだ、そのときは。


149 :4/4:2008/12/04(木) 16:28:50 ID:146x+NdE0
そして昨日、正月に帰省するよって、実家に電話したんだ。
なんとなく気になって、犬はどうしたか聞いてみた。
そしたら、直っちゃったって言うんだよw
親父もオカンも、嫁が言ってた「お稲荷さんを大事に」ってのが気になって、
あれから毎日欠かさず水を取り替えて、月初めにはお酒と油揚げをあげてたらしい。
一ヶ月くらい続けてたら、いつの間にか立てるようになって、
ヒョコヒョコ歩くようになって、トイレもいけるようになって、
今では、散歩も行ってると言っていた。

さらに、怖いと言うか、不思議なのが、
犬が長生きしなくなったのって、
お稲荷さんの世話をしなくなってかららしい。
親父が言うには、昔飼ってた犬は10年以上は生きてたって。

そしてもっと怖いのは、嫁。
今まで付き合ってて、霊感あるとかそんな話聞いたことなかったし、
若い頃、友達と肝試し行った時もそんな素振りなかったし。
なんでお稲荷さんってわかったんだ?って聞いてみたら、
「人間じゃないからね」と、サラッと言われたw
怖くないのかって聞いてみたら、
「生きてる人間が一番怖いよ」だって。

オレは、いろんな意味で嫁が怖いw


身代わり

195 :本当にあった怖い名無し:2008/12/11(木) 19:53:36 ID:RMh+TjNB0
うちの故猫は見事な福猫だったぞ。

暇な時遊び相手になってくれたし、昼寝するときは添い寝してくれたし。
なんと二日酔いの看病もしてくれたし、電話かけると、家族と一緒になって受話器に話しかける賢い奴だったw
外出すればお土産くれたし、意地悪いうといじけるしw本当に可愛いいい奴だった。

親父が死に掛けた時、なぜか同じ病気にかかって死んじまったけどな。
親父はあいつが死んだ直後から持ち越して、仕事の方も今も現役だ。
繰り返すが、本当にいい猫だったんだぞ。

早く着替えて来いってば(涙)


201 :本当にあった怖い名無し:2008/12/12(金) 10:57:48 ID:0kkjBq460
>>195
犬や猫って身代わりになってくれるんだよ…
父が高校時代病気で本当に死にそうになって(家族が枕元に呼ばれた)
でも、その日に飼い犬が裏の線路に飛び込んで死んだそうだ。
巨大な秋田犬で近所のボス犬で、今まで電車が通るときには線路に近づきもしなかったのに。らしい。
目撃した人の話では、事故じゃなくて明らかに電車が来るのを待って飛び出したと。
飛び込み自殺のようだったとの話。

でも、それを境に父の病気は快方に向かったそうです。
身代わりになったのかね、と家族で話をしていたら
後日、近所の方が
「今だから言えるけど(父が入院してた)当時、家の周りを毎日のように火の玉が飛んでいた。」
「息子さん(父)が死んじゃうのかな?と思ってたけど、犬が死んだあと一切見なくなった。」
と話してきたそう。


猫の魂

6 :本当にあった怖い名無し:2009/05/22(金) 02:59:14 ID:XVCgtSpU0
うちは沢山猫を飼っていたけど1匹だけ凄く頭のいい猫がいた。
ベランダの鍵もロックを下ろしてからドアを開けるし、
取っ手を下ろしてから押したり引いたりするドアもお手の物。
泣いてる時は慰めに来るし、別の猫に噛み付かれそうになったら間に入って助けてくれたりする。

ここから本題。その猫が死んだ時。下の階にいた祖母の部屋に内線が鳴った
祖母は猫が死んだと思って、2階に上がって来た。
が、誰も内線なんて掛けていづ、「死んだのかい?」と上がって来た祖母に泣きながらも驚いた。
それからもそこかしこ気配がしたが、いよいよ火葬に動物専門のお寺に行った時だ、
そこのご住職が驚き顔で、「後ろに光の玉がついて来てる!」私たちが車で着くなりと叫んだ。
その光の玉はご本尊の観音像の方にすーっと入って消えたと言う。
「これは凄い高尚な霊で、神様に使える賢い魂だ!」と説明された。
そしてお葬式の時写真を撮ってもらったら、そのポラには光の玉がはっきり観音像の前に写っていた。
こういうのはめったに写らないんだよ。と言われた。
こういう魂は骨壺を入れる袋も(5色の中から選べた)赤い袋が良いと言われそれにした。
しばらくは家に置いておいたが(あまり本当は良くないらしい)今は無事にお墓におさめられている。

普段賢いなあーって思える個体はやはり、魂も高尚なのかなと思った不思議な出来事だった。


おじの犬

81 :本当にあった怖い名無し:2009/06/08(月) 03:36:17 ID:bguGtdaiO
20年程前の事ですが、今でも不思議なおじの体験です。
犬を拾ったんですが、やっぱり飼えないという事で20km程離れた町に、出かけたついでに置いてきました。
おじは「やっぱり可哀想な事をした…」と後悔していましたが、なんと数日後その犬が帰ったきたんです。
本来は犬が好きなおじだったので、もうこれは手放せない!と飼う事にし、それからはそれはそれは本当に可愛いがってました。

犬もそれまで飼った犬の中で一番おじになついていて、仕事の時以外いつも一緒という感じでした。
それから数年後。おじは体に異変を感じ病院で検査を受けたところ、腹部に腫瘍が出来ており手術しないといけないという事。

悪性じゃないといいが…と心配していましたが、いざ手術という日、術前の検査でなんとその腫瘍が消えていたんです。腫瘍が無いので手術する必要は無くなったのですが、医者は不思議がるばかりだったそうです。
実は手術日の前にその犬は突然亡くなったんですが、原因は腹部の腫瘍。
おじは「俺の代わりになってくれたんだ」と、病院から帰るなり庭の犬のお墓の前で大泣きしていました。
偶然なのか、本当に身代わりになってくれたのか…
今でも不思議でなりません。


シーズーの魂

128 :本当にあった怖い名無し:2009/06/18(木) 00:24:33 ID:e2+YkIDM0
長文ごめん。思い出したので投下。

自分が小5の時、飼ってたシーズーが車に轢かれて死んだ。
生まれて始めて飼った犬でめっちゃ可愛がってたし自分に一番懐いてた。
そいで去年、犬が死んでから12年くらいかな。
自分は実家を離れ東京で暮らしてたんだけどいろいろあってかなり参ってた。
夜の繁華街で、死にたいなって思いながら
トラックがびゅんびゅん走る道の横で立ち尽くしてた。
飛び込んだら楽かな…とか馬鹿なこと考えてた。

そしたらそれと同時刻、実家の母が
昔死んだあの犬が来た!って興奮して電話をかけてきた。

生前と同じように、硝子ドアの向こうにちょこんと座って硝子をカリカリしてて
母が気付くと廊下へ消えていったらしい。
絶対見間違いじゃない!と言う母に、
自分は「車に轢かれるのは痛いよ、ダメだよ」と止めにきてくれたのかな…と思って泣いた。


ぬこ

825 :わんにゃん@名無しさん:2009/07/20(月) 21:35:35 ID:DCfxqyb8
母方の祖父母が飼ってるぬこなんだけど祖父母と自分以外には絶対懐かない人見知りくんw
母とも顔合わせるだけでフーシャーの連発w
でもそんなぬこが一度だけ母に心を許したことがあった・・・

その頃、母は父と離婚調停中で高校生だった自分を連れて実家に帰っていた
父と何度も電話で話し合おうとしたが父は一方的に母に罵詈雑言を浴びせるばかり
母は電話の最中も終わった後も悲しくて泣いていた
・・・その時、普段母に絶対近寄らないぬこが母の所にやってきた
そして小さく一声「にゃぁ・・・」と鳴くと、母の足に頭を擦り寄せたのだ
しばらくの間、ぬこは驚く母の顔をじっっ、と心配そうに見つめていたそうな

母はあの時ぬこのおかげで凄く救われたと語った
ぬこも母が深く傷付いてるのがわかったんだと思う
アニマルセラピーって本当にあるんだと思った


仏壇の前で

185 :suke:2009/08/01(土) 05:55:30 ID:6b5wd6Joi

おれが小学校の時の話
ばぁちゃん家で今では珍しいハスキー犬を飼ってたん。名前はメリー。
正月里帰りでばぁちゃん家に行くと、もぉ年でストーブの前からピクりとも動かなくなってた。
ご飯も食べれんで立ち上がることもできんでずーっと寝てた。
あと何日かやろなって話親達がしてた。

んでそれから1泊して自宅に帰ってきてから3日後ばぁちゃんから電話あってメリーが死んだこと聞いた。
メリーが死んだ前の日にばぁちゃんが仕事から帰ってきたらストーブの前にメリーがおらんやったって。
んで家の中探し回ったら ばぁちゃんち昔の家の作りで部屋と部屋の間に結構高い段差があったりするんね。
で、ストーブ置いてあった部屋から3部屋目んとこにいたんて。
その部屋じぃちゃんの仏壇があって仏壇の前の座布団の上で寝てたって。

じぃちゃんが生きてる時はずっと世話してかわいがってた。

その話聞いて仏さんちょっと信じるようになった。


父の身代わりになった猫

848 :可愛い奥様:2009/10/28(水) 23:30:55 ID:PisN0ykbO
3年前に、父が頭の不調を訴えた。
近くの脳外科に行ったら、腫瘍ができていると言われた。
それは素人が診てもわかるものだったらしい。
すぐに、評判のいい脳外科専門病院に、検査に行った。
覚悟を決めていたら、お医者さんが「そんな腫瘍どこにもありませんよ」と一言。
でも最初の病院で父も母も腫瘍をみていた。
なんでだろう?不思議に思っていたら、
数日後、飼い猫が押し入れの中で眠るように亡くなっていた。
もうおじいちゃん猫だったから、老衰と言われてしまうかもしれないけど、
きっと父の身代わりになってくれたんだね、と話してた。飼い猫が亡くなる前に、
母に今まで言えなかったことを、言ってしまった。

飼い猫が、あのわだかまりも天国にもって行ってくれたと思う。
あまりに突然の別れに、私は年甲斐もなく子供達の目の前で大泣きした。
そして思い出したのは、父が胃の検査でひっかかると、飼い猫も胃に穴があいて手術をした。
父が内臓の検査結果が悪いと、飼い猫も内臓を悪くして病院通いした。
動物は身代わりになるって聞いたけど、本当だなと改めて思う。

そして去年、小学校入学と同時に転勤があり、学校に馴染めなかった息子は、不登校になった。
息子の不登校で、パニック障害が悪化してしまい、ほぼ寝たきりになってしまった私。
ある時、夢をみた。寝室に私がいて、開いている窓から、カラスが寝室に入ってこようとしていた。
ふと足元をみると、死んでしまった飼い猫の姿が…

「お前がそんなことでどうする?この家を守るのはお前だろ」と、いつにない厳しい目と凛々しい姿で、
私の心に問いかけてきて、怖くて大嫌いなはずのカラスを、寝室にいれないように戦ってくれた。
そして目が覚めた。本当に家族のように大切で、私にとっては可愛い弟のような猫で、
でも私は完全な下僕だったから、夢に出てきてくれるとは思わなかった。嬉しかった。
あの時、何故だか死にたくなってたから、私に生きろと伝えにきたんだと思う。私が死んだらどうなる?
と考えた時、子供達の笑顔が浮かんで、死んではいられないと夢がきっかけで、思えた。
本当にありがとう。息子も学校に通っています。長文失礼しました。


祖母の犬

716 :可愛い奥様:2009/12/20(日) 22:43:40 ID:fyeKLkyc0
祖母が亡くなった時、仏間に犬を入れてはいけないので注意して見ていた。
祖母が大変可愛がってた祖母の犬だけど、
通夜や葬儀の時は仏間には獣は禁止と祖母から躾けられてたから、それは守った。
なのに葬儀の朝、うっかりしてたら犬が仏間に入ってしまった。
すごい尻尾振って、仏間の祖母の棺の頭の方へ歩いて行った。
あまりに嬉しそうに歩いて行くから、
皆「あ!」と思いながら止められなかった。
そしたら、犬が急にシュッと首をすくめた。
祖母はいつも、犬が来てはいけない時に「あっち」と遠くを指差してた。
その時、犬はいつも首をすくめてた。
それと全く同じ事をした。
それで皆が驚いて、
「おばあちゃんがあそこに座ってるんだ!」
「おばあちゃんが犬ちゃんにあっち行きなさいって言った!」
「犬ちゃんには見えるんだよ。」と口々に言い、あまりの光景に涙涙。
犬には祖母の姿が見えていて、撫でてもらいたくて側に行ったんだなと思った。
祖母は棺の側に座って、弔問客を迎えてたのだろう。
火葬後、遺骨を卓に置いてお仏壇用の座布団をその前に置いておいた。
そしたらまた犬が座布団に座ってる(いつもは自分の小屋にいる)。
でももう皆、「良いよね」と言ってた。
そして突然、急に家族の集合写真を撮ることになった。
座布団には伯父が座り遺骨を抱いた。
出来上がった写真には、
伯父に重なってとっても綺麗なキラッキラしたオーブが写ってた。
座布団に祖母が座ってて、
だから犬がいつものように膝に乗る感じで座布団にいたのかな?と思った。
それで、座布団に伯父が座って撮ったから、祖母と重なったのかな?と思う。
それから半年くらい経ってから、犬はその座布団で寝たがるようになり、
しばらくして、その座布団の上で亡くなりました。
今はおばあちゃんと一緒に過ごしてると思う。


主人の身代わり

12 :可愛い奥様:2010/01/19(火) 16:23:59 ID:F1gS8fUbO
1さん乙です

聞いた話しですが
ペットって主人の身代わりになったりするらしいです
夫の上司に他人から恨みを買いやすい
性格がアレな人がいるのですが
その人が飼う犬は高確率で短命 突然死するそう
生きながらえても原因不明の半身麻痺になったりで
たまりかねて霊能者に見てもらったところ
犬が他人からの呪詛を受けてくれてるために
健康に生きられないそうです

ペット飼いの人は気をつけましょう
私含め…
その上司もだからって改心しないらしいけど…


猫パンチ

17 :可愛い奥様:2010/01/20(水) 14:14:23 ID:0w78ia/h0
3年前、うちのネコが乳癌の手術をした。
手術の夕方、術後の様子を病院に見に行ったが、
まだ麻酔から覚めていなかった。
「明日の朝には覚醒していると思います。」と言われたので
その日はそのまま帰った。
その夜、寝ている時に腕を猫パンチされている感じがして目を覚ました。
が、当然いるわけないので夢を見たんだと思ってまた寝た。
朝方6字過ぎに電話が鳴った。
「こんな朝早くに誰だろう?」と電話に出たら動物病院からだった。
逝く前の挨拶だったようだ。


猫の事情

23 :可愛い奥様:2010/01/21(木) 21:15:00 ID:UbMF0FhS0
不思議というより凄い話かもしれないけど
獣医さんからきいた話で

あるお家で文字通り猫かわいがりされてた猫がいたんだけど
ひとりだと寂しいだろうという理由でもう一頭飼うことにしたんだって。

だけど全然仲良くなれなくて先住は結局家出。
プロに頼んでも結局みつからないまま月日は流れ7年後。
新入り猫は病気でなくなってしまった。

そしたらすぐに先住が帰ってきたんだって。
しばらくしてわかったんだけど近所の数件のお家からごはんをもらって食べてた。
つまり先住は7年もウチの外で新入りが居なくなるのをまってたという・・・スゲー


24 :可愛い奥様:2010/01/21(木) 21:33:07 ID:O4cwWtfS0
それはすごい。
家の姉の話ですが、似た話を一つ。

姉が「みーちゃん」という猫を飼っていて、姉はこのコを特に猫可愛がりしておりまして。
ある日、里親募集を見て猫を貰ってきた所、みーちゃん新入りと折り合い悪く脱走。
新入りの子のほうが気が強いと言うか、遠慮がない。
ケンカしたわけではないので、安心していたらしいのですが、
みーちゃんは遠慮してしまう性格なので、やはりストレスだった模様。

で、姉は大変だーという事でもちろん探しまくったが全然見つからない。
1週間経ったところでペット探偵に依頼して来て貰い
玄関先で姉が業者の方に状況を説明する為に
「みーちゃんは○○○で、みーちゃんは○○で〜〜〜云々云々」と夢中で喋っていたら
ぼろっぼろになったみーちゃんがふらっと現れて
後ろで座ってぼーっと人間達を見上げていたという。
「あたしの話してるの...?」みたいな感じだったらしい。
可愛くて萌えたw

ちなみにその後新入り猫さんは可愛そうだが元の方に返してしまったそうですよ。


スリスリ

31 :可愛い奥様:2010/01/22(金) 09:02:41 ID:zXC6GO8+0
10年以上前、ひょんなきっかけで捨てられたらしいスコティッシュの白猫を飼う事になった。
でもその猫はすでに首に大きな癌があり、猫エイズも発症していて、
「もうあと一ヶ月ぐらいしか生きられないと思うので、最後の思い出に可愛がってあげて」
と獣医さんに言われてしまう状態だった。
病気のせいか元々の性格なのか、ほとんど鳴きもせず、気が付くと隣にひっそり座ってる。
じーっとこちらを見つめてくるので、撫でてやると静かにゴロゴロ言う。
捨てられてからの生活を思うと不憫で、夫と二人でできるだけ可愛がってあげた。

飼いだして5週間目に入ったある日の早朝、5時過ぎ。
その猫が私たちのベッドにやってきて、
いきなり何かに取りつかれたように、寝ている夫と私に激しくスリスリしはじめた。
そんなこと一度もなかったのに。
寝ぼけてたし、時間も時間なので、「ちょっとー、やめてよー、どうしたのー?」と
ベッドから降ろしても降ろしても、いつまでたっても止めようとしない。
「急にどうしちゃったんだろうね」と二人で話していた。

その日から猫はご飯を食べなくなり、夜、首の癌が破裂して大量の膿が流れ出し、
意識がなくなって、3日後、死んでしまった。獣医さんの診断は正しかった。

偶然と言ってしまえばそれまでだけど、今でもあのスリスリは、
「もう逝くからね、世話になったね、ありがとう」という彼の挨拶だったと勝手に思ってる。
もっともっと、気が済むまでスリスリさせてあげればよかった。今でも後悔してる。
彼のまん丸でちょっと悲しそうなあの目が忘れられない。
猫は恩を忘れるなんて、絶対に嘘だと思った。


ニャー

59 :可愛い奥様:2010/01/25(月) 16:30:19 ID:FKD0i/Fb0
昭和一ケタ仕事一筋の父がガンで闘病しつつ仕事を続けてたんだけど、
悪くなるばかりでとうとうある朝出社のため玄関まで行ったんだけど歩けなくて
へたり込んで泣き出してしまった。
その時あまり父になつかなかった猫がそっと近寄って父の膝に前足をかけて
顔を覗き込んでニャーと鳴き、しばらく無言で父を見つめていた。
父が「慰めてくれるのか…」ってなでるとまたニャーと鳴いた。
父も猫も今は天国にいます。


オカメインコの最期

102 :可愛い奥様:2010/01/31(日) 18:55:40 ID:C/Du70sm0
ちょっとこのスレの趣旨と違うかもしれないけど・・・。

オカメインコを飼っていた。
鳥にありがちな病気?なんだか、おなかのあたりがどんどん膨れて(たまごが
入っているぐらい大きくなる、腫瘍?)床を歩く時も、擦れそうになるぐらいまで
巨大化してきた。

ある時友達と外出してて、いつもなら(付き合いがいいんでw)最後まで、その場にいるんだけど
その日はなぜか、まだ土曜の昼間だというのに、無性にに帰りたくなって(自分でもなぜ
帰りたいのかが、よくわからない)結局帰宅した。

帰宅したとたんに、オカメインコが変な咳をしだし、ついには血を吐きだした。
家には帰宅したばかりの、私しかいない。
急いで、かかりつけの病院に連れていくも、「こうなったら手の施しようがない」
といわれ、泣きながら家に連れ帰る。

家のガレージに車を止めた瞬間、運転席の私のほうに向いて、
「ギャッ」と一声あげて、体を反らせたと思った瞬間、バタッと倒れ、天に召された。

今思い出しても、泣けてくる。
虫の知らせって有ると思った。

ちなみにそのインコは、父の職場で飼われていたんだけど、だれも碌に面倒も見ず
籠もウンコwだらけになっても、誰も掃除せず、ただ餌を与えられるだけのかわいそうな
インコだったらしく、見かねた父が、家に連れ帰ってきたインコ。(籠の掃除が大変だったw)

うちに来て幸せだった、と思ってくれてたらうれしいんだけど。


おばあさんと野良猫

695 :可愛い奥様:2010/02/05(金) 13:45:01 ID:L5F2iB1f0
知り合いのおばさんの話

ある日納屋から猫の鳴き声がして、飼ってもいないのに?と納屋をのぞいてみると
野良猫が納屋の端っこで、必死に泣いている。
何かと思ってそばに行ってみると、古い納屋のため床板が一部剥がれおち その隙間の下から子猫の鳴き声が
隙間が狭く、母猫は助けに行けなかったらしい。
おばさん、子猫(数匹)を拾ってやり その後貰い手をみつけ
母猫は、おばさん宅で飼われることになった。

しばらくしておばさんは大病を患い入院。一時は命も危ぶまれたのに
医師も驚くほどの回復力をみせた。
退院して自宅にもどると、母猫が死んでいた。
家族が言うには前日までピンピンしていたと…
「私の身代わりになったんだ!」とおばさんと家族は、母猫を手厚く葬った。
猫が死んだの、本当は急病だったのかもしれないけど、
自分の病気が治ったのは、母猫のおかげだとおばさんは信じてる。


火災報知猫

347 :可愛い奥様:2010/03/06(土) 19:22:42 ID:T/fveXZ80
実家にいた白猫の話。
ある時実母がうっかりフライパンを火にかけたまま庭いじりを始めてしまった。
すると普段はほとんど鳴かないか、「みゃーん」と細い声でしか鳴かないその白猫が、
狂ったようにギャオ〜ギャオ〜と絶叫し続けたらしい。
あまりにも普段と違う鳴き声が気になって母が家の中に戻ってみたら、
フライパンから真っ黒な煙が!アワワワワ!
すんでのところで火事にならずにすんだそうです。
本能で危険を察知したのかな。


うちのぬこさま

684 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう 投稿日:2007/07/29(日) 00:53:15
今年のGW明けの頃のこと。
前の日から上司の機嫌が悪くて、八つ当たりばかりされてた。
その日も私の力ではどうしようもないことで怒られた挙句、基地外呼ばわりされたり
身体的欠陥を突っつかれたりして、本当にこの世が嫌になった。
元々鬱持ちなんで、薬は山ほどあった。
最近の薬は安全だから薬をがぶ飲みしたところで死ぬとは思わなかったけど、とにかく
どうなってもいいやって気持ちで手当たり次第に薬を引っ張り出して、容器からパキパキ
出し始めた。
ひたすらパキパキやってると、いつも薬のパッケージ(?アルミのやつ)で遊ぶのが好きな
うちのぬこさまが音を聞きつけてやってきた。
いつもは寝る前に私が薬を飲んだ後、薬のカラでネコサッカーやるんだけど、その時
私が大量の薬をベッドの上に並べてるのを見て、タタターっと走ってきて
    _, ,_  パーン
 ( ‘д‘)
  ⊂彡☆))Д´)
てな感じで私の手や顔を平手打ちし、更に並べてあった薬もバラバラに散らばした上で
「みゃお〜!!みやあお〜〜!!」
って鳴きはじめた。
私は一瞬ボーゼンとしてたけど、ぬこさまの異様な鳴き声で家族が何事かと様子を見に来た。
こうして家族にしこたま怒られ、行きつけの病院の先生にもこってりしぼられ、薬がぶ飲み
作戦は失敗に終わった。
でも、私の精神状態を上司の上司が知ることとなり、私に八つ当たりした上司は幹部会議で
晒し上げされたらしい。
それ以来、私が寝る頃になるとぬこさまはどこからかやってきて、私が正当な量だけの薬を
飲んでいるか監視するかのように、横にいてじーっと見てる。

こんな私と一緒にいてくれるぬこさま、本当にありがとう。・゚・(ノД`)・゚・。


犬を食う者達

391 :可愛い奥様:2010/03/16(火) 18:43:42 ID:hqD0FOy90
満州から引き揚げて、新潟に居を構えたおいらの母方のじいちゃんは、犬を飼いはじめた。
終戦後の混乱はいまだに尾をひいていた。
特に日本海に面している新潟辺りでは、他にも大陸から色んな人々が上陸しており、治安は決して良い方ではなかったという。
家族が住んでいた家の近くにも、それらの人達の集落が出来上がっている。
当然、番犬としての役割もあって飼いはじめたのだ。
雑種の仔犬の名前はピンジと命名された。
当時の写真を見せて貰った。誰が付けた名前か、おいらははっきり聞いてない。
伯母さん、お袋、小母さんの三人で可愛がっていたそうだ。引き揚げて来て、恐らくは始めてのペットと言うか、家族の一員が増えたと、みんなで大切に育てた。

何年か経ったある日、ピンジがいなくなった。じいちゃん含めて家族全員で探して廻った。だが、見つからなかった。
数日して、もう見つからないのかと諦めかけていた、ある日。


392 :可愛い奥様:2010/03/16(火) 18:44:24 ID:hqD0FOy90
お袋達三人の姉妹が歩いていると、畦道の向こうに、誰のものか判らないスコップが
転がっているのを、小母さんが見つけた。
その先に何か載っているのが見えたという。
小母さんは小走りに、何か確かめに行った。

ギャーーーーー!
という小母さんの声が聞こえた。
ピンジーーーー!
スコップの先に載っていたのは、犬の頭。
間違いなくピンジだった。
小母さんが取り落としたスコップから転がり落ちたその首は、きゃんと一言、哀しそうに鳴いたという。
三姉妹は泣きながら、そのスコップでピンジの頭を埋めた。

あいつらは犬を喰う。
人のウチの飼い犬でも平気で盗んで喰う。
じいちゃんは、そういうこともあって、今でもあの国の連中を許さないのだ…と、
後年、お袋から聞いたことがある。


394 :可愛い奥様:2010/03/16(火) 20:17:25 ID:d5E6CVr70
>>392
四国在住の親戚も同じこと言ってた。
戦後すぐ、カノ人々による「赤犬狩り」というのがあって、
かわいがってた犬を連れ去られたと。
一度は見つけて取り戻したけど、二度目は帰ってこなかった。


396 :可愛い奥様:2010/03/16(火) 22:22:23 ID:/ktDqrIW0
ウチの父も昔言ってた。
戦後、朝鮮人が町の犬を片っ端から食べてたと。
そのうち、ノラ犬がその朝鮮人を見て逃げるようになったと。
その朝鮮人が「赤犬が美味い」と言っていたと。

399 :可愛い奥様:2010/03/17(水) 10:17:31 ID:ho1Wynbb0
赤犬狩り関連なのか不明ですが、
家のじいちゃんは新潟の寒村の生まれです。
家には農耕馬が居て、そして番犬の猛者公(もさこう)が
居たそうです。
名前の割にメスで、家の者だと1回、村の人だと3回
知らない人だと吠え続けるという特技がありました。
その特技のおかげで、猛者公が子供を産んでも貰い手は
すぐに決まり、御礼まで貰えました。
馬公と猛者2匹は仲よしでした。
馬に、「猛者のとこへいってれっちゃ。」というと、大人しく
猛者の所へ行くような子だったそうです。
ある晩、猛者の悲鳴が聞こえました。その後人間の鋭い叫びが
一声、外で騒ぐ何人かの気配。
大人しい馬公が、人を蹴ったのでした。猛者は尻尾を丸めて
馬公の後ろの足の所に居ました。
人の馬小屋で蹴られたので、幸い馬公は処分されずに住み
猛者も無事でした。じいちゃんは、猛者公庇おうとして
馬公が人を蹴った話を無くなる直前までしていました。
馬と犬にも友情や家族愛ってあるのかもしれません。


以心伝心

488 :可愛い奥様:2010/04/06(火) 04:00:46 ID:hQXz/QsIO
昔飼っていた雑種犬は、とにかく元気な奴で野良猫を見れば追いかけて、猫は木の上に避難とか、日常茶飯事だった。
犬は遊びたいだけなので、本気で襲ったり怪我をさせたりはしなかったけど。
でもある時我慢の限界に達した一匹の野良猫が反撃にでて、うちの犬はあっさり敗退。キャイ〜ンって鳴いて尻尾巻いて逃げた。
その後、散歩してると、それまではうちの犬を見ると「面倒な奴が来たぞ」って感じで避難態勢を取っていた猫たちが
逃げる所か近寄って来て、犬にちょっかい出すようになり、困って結局散歩コース変えて猫からの攻撃を回避した。
不思議なのは、どうして一匹に負けただけなのにその場にいなかった他の猫までその情報が伝わったのかな?って事。
夜中に野良猫たちの集会とか本当にあったりして、なんて想像して面白かった。


489 :可愛い奥様:2010/04/06(火) 06:53:11 ID:/KTZmpHk0
本当にあるよ、ねこ集会。
結婚前ひとり暮らししていたアパートの隣が神社だったんだけど、
月に一回くらい夜集まってたよ。
みんなうちの裏の塀を通って神社へ行くので、夕方窓を開けてたら
次々猫が通るの。うちの中をのぞいて行くんだけど、カワエかったぁ。


498 :可愛い奥様:2010/04/08(木) 15:17:30 ID:J1adNBFy0
>>488
私なんて4年生のころスズメを追い掛け回していじめたら
(苛める気は無かったんだけど、結果的にいじめたことになってしまった)
団地中のスズメに嫌われてしまったのよ。

高校のころにその団地を引越しするまで
団地中のスズメが私のことを見かけるやいなや
顔色w変えて飛んで逃げた。

スズメ間で話し合いがあったんだと思う。


にゅー子

105 :本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 03:51:50 ID:FkFD3sCg0
小さい頃から家でずっと猫を飼って暮らしていたが最後の猫が居なくなってからしばらく家で猫を飼わなくなった。
それから数年して離れて暮らしていた祖母が亡くなり祖父だけでは農家は大変だという事で(父は一人っ子)祖父の家に引っ越した。
しばらくした冬の日に母の友達の息子のDQNが家を訪ねてきて引越しするから飼えないので捨ててもいいからと猫を勝手に置いて行った。
DQNはその猫にシャブって名前をつけてた(ホントにろくでもない奴だ)。
置いて行かれた猫はもう成猫で人懐っこい可愛い子だったが、じー様が動物嫌いなので仕方なく家の納屋で飼うことにした。
しかし北国の冬はテラ寒い。大きくなって捨てられて寒いくて知らない場所に連れてこられた猫が可哀想でこっそり自分の部屋に連れてきた。
もちろん名前はシャブじゃなくにゅー子と変えて(にゅーにゅー鳴いてたから)。幸い、じー様は年なので2階に上がって来ないからじー様には
しばらくバレなかった。にゅー子はすぐに慣れて一緒の布団で寝たりとすっかり仲良くなった。
外に出たい時は玄関ではなく階段横の納屋への扉から出入りして3ヶ月もしないうちにすっかり我が家の一員になった。
それから半年したある日、私が昼寝をしていると枕元でにゅー子がにゅーにゅー鳴いている。
私は眠くて適当に返事をしてまた眠ろうとしたがその時、ゴリッゴリッと枕元で音がする。
「うぇ?!」とびっくりしてにゅー子を見るとスズメを食べてるorz
多分、私に持ってきたスズメを私が無視したのでにゅー子がそのスズメを食べたんだ。さすがに自分の枕の後ろでスズメを食べさせるのはキツイので
一応ニュー子を褒めてスズメを取り上げて近くの川に流してきた。
それからまたしばらくするとにゅー子が階段の下でスズメを捕ってきた時と同じ鳴き方だったので慌てて見に行くと
今度はなんと自分と体格が変わらない野ウサギを銜えていた。私はガクブルしたが、にゅー子の泣き声を聞いたじー様がウサギを銜えたにゅー子を見て
「こいつはすごい奴だ」となぜか気に入ったらしくにゅー子を飼う事を許してくれた(ウサギも褒めて取り上げて川に流したが)。


106 :本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 03:53:45 ID:FkFD3sCg0
それから2年後の冬ににゅー子が妊娠した。けっこう年だったのでビックリしたが私の部屋の隅に大き目のダンボールに毛布を敷いてお産用の場所を作った。
チョコチョコと私の布団へと出てきていたにゅー子がしばらく出て来なくなったので、朝には生まれてるかな?なんて思いながら眠りについた。
夜中に枕元でにゅー子が鳴いている声で目が覚めた。寝ぼけながらもうすぐ生まれるんだから箱に戻りな〜と言い私は布団に潜った。
すると「にゅ〜にゅ〜・・・・・ウォォーン!」と大きな鳴き声がしてビックリして見ると枕元でにゅー子が子猫を産み出した!
私は慌ててに既に産まれてしまった一匹とにゅー子を箱へ戻した。結局その夜はにゅー子の箱の側でお産が終わるまでにゅー子を見守った。
合計で3匹の子猫が生まれた。生まれた子猫をにゅー子は舐めて綺麗にして箱から出てこなかった。
私は子猫に触りたかったが、昔産まれて間もない子猫を人間が触ると、人間の匂いがついて母猫が子猫を食べてしまうと聞いていたのでその日は自分の布団に戻って寝た。
朝になって箱を覗くとにゅー子と子猫が眠っていた。子猫は本当に小さくて可愛かったがにゅー子が食べてしまったら困るので見るだけにした。
そしてその晩もにゅー子一家が箱の中で眠っているのを確認して布団へ入り眠りについた。
夜中、私の頭を突っつく感じがして目が覚めた。見ると子猫を銜えたにゅー子が枕元に居た。「え???何?」と思った矢先ににゅー子が私の布団の中に子猫を入れてきた。
ちょうど正面を向いて寝てる私の脇の辺りに子猫を置いて、また箱へ戻り次々と子猫を私の布団へ運び最後はにゅー子も布団の中へ・・・。


107 :本当にあった怖い名無し:2010/10/06(水) 03:54:47 ID:FkFD3sCg0
結局その晩からにゅー子と子猫と一緒に寝る事になった(私の居ない時も私の布団の中に家族で潜っていた)。
寝ているときに子猫を潰したりしないかと気を使ったし、産後のにゅー子はあまり元気そうではなかったので心配だった。
それから1ヶ月くらいずっとその状態だったがある夜、にゅー子が外へ出たいと鳴いた。外は寒いから朝にしなさいと言ってもにゅー子は激しく鳴いて出せという。
夜中なので両親に叱られるから仕方なく部屋のドアを開けにゅー子を出した。けどにゅー子はもう二度と帰って来なかった。ずっと探した。外は雪だし寒い。
こんな寒い中年を取ってお産してそんなに経ってないのににゅー子はどうしてるんだろう?
そう思うと悲しくなって泣きながらしばらくにゅー子を探し回ったがにゅー子は見つからなかった。
もしかしたらにゅー子は自分の子供が自分無しでも大丈夫になるまで待っていたのだろうか。
もうかなり年をとったにゅー子が最後の最後に可愛い贈り物を残してくれたんだと思った。ありがとうにゅー子。

頭悪いんでうまくまとめられなくて長くなってスマソ。


カラス

438 :名無し三平:2011/02/07(月) 01:26:23 0
ウチで犬飼ってた。名前はジャスってゆう雑種だった。
ウチは団地で5階だったせいか、いつも毎朝海辺の漁港あたりのカラスがやってきて
ベランダにとまって、「じゃす、じゃす」って鳴いて家族もそれ聞いてて「カラスも言葉とか話せるなんて
すごいよねー」なんつって驚いてた。俺、いつもカラスにジャスは今日も元気だよ〜って話しかけてた。

で、そんなよーな日が二年ぐらい続いたある日、ジャスが老衰で死んじゃった。
死んだ次の日の朝、まだ亡骸をリビングに寝かせて家族全員悲しくて寂しくて
泣いてた時、例のカラスがいつものようにやってきて、
「じゃーす、じゃーす」って鳴いたの…。
で、俺泣きながら「ジャスはね、死んじゃってもういなくなったんだよ・・」
って言ったらカラスが俺の顔をじっと2〜3分程見てばっと飛び立ってった。

それから、二度とあのカラスも家に来なくなった。

今でも信じられないけど、鳥でも状況とか把握するとか
人間の言葉の意味とかがきちんと伝わることってあるんのかな・・・


地震予知猫@

706 :本当にあった怖い名無し:2011/03/12(土) 23:58:21.74 ID:W1MToNuQO 昨日まで一週間ほど、仕事の都合で福島に宿泊していたんだが、
一昨日の昼頃の地震で、街頭が揺れる位の揺れだったんだよね。
焦ったけれど、蓋を開けてみたら大した被害もないし、最後に訪問
した支社での会議も滞りなく終了した。
金曜日は、朝一に販売店に顔を出せば、あとは直帰という名の終日
自由行動。
もう、明後日からは休日だし、この際、自費で観光旅行でもしてから
帰ろうかと考え、色々とガイドブックや
サイトなんかを見つつ、
当日予約可能な宿もブックマークした上でその日は就寝。


707 :本当にあった怖い名無し:2011/03/13(日) 00:36:17.95 ID:LweOrvCiO で、その夜。
あまり夢を見たりする事はないんだが、自宅で
飼っているネコが夢に出てきて、必死の形相で俺を呼ぶんだよ。
「なんだよ。どうしたんだ?」なんて言いながら家の中をグルグル回っている所で目覚めた。
夢を見たことにもびっくりだったし、何故か、その夢が異様にはっきりしてるのね。
販売店の訪問を終えても、なんだか気になるので、自宅に電話してみる
と、奴は朝から凄い鳴き声で騒ぎっぱらしい。
コレは、奴が何か大きな病気にかかって俺の夢の中に出て来てまで
苦しさを訴えているんだ。と思い、電話の中の嫁に、病院へ連れて行く
様に頼み、俺も観光旅行は中止して自宅に戻ることにした。
で、磐越道を新潟に向かい社用車のポンコツ三菱を走らせていると
阿賀野川を越えた辺りで妙な振動。最初は故障かと思ったんだが、
何だか様子がおかしいと思い、ヴァンヘイレンのカセットテープを
取り出して、ラジオを聴くと、新潟のFM局のDJが
「地震が発生している模様」なんて言っているわけですよ。
その後の被害状況は、周知の通り。
ネコは特に異常無し。一時的なパニックでしょうとの事だったらしい。
結婚一年目に迷い込んできたネコ。七年目の恩返しなのかな。
なんか30前になっても、ビジネス文書以外は拙くて、恥ずかしいんだが、
俺の不思議な体験談。


地震予知猫A

723 :本当にあった怖い名無し:2011/03/14(月) 19:18:00.48 ID:IFTVz9Az0
地震があったとき少し不思議な体験をしました
インフルエンザで寝てて家には私一人と猫3匹だけでした
普段寝てばかりのおばあちゃん猫が、しつこく血が出るくらい手を噛むので
隣の部屋まで追いかけてどうしたのと言ったら、おばあちゃん猫が猛獣みたいな
犬みたいな鳴き声で鳴き、他の2匹の子猫が様子を見に私の足元に来た瞬間
地震のゆれが起きました、震度6の地域で私の部屋は机がたおれPCとかが散乱し
鏡とガラスが割れて大変な事になってましたが、隣の何も置いてない部屋に居た為
無事でした、本当に猫に守られたと感じています。

駄文失礼しまいた


明暗

460 :可愛い奥様:2011/05/29(日) 07:05:23.01 ID:t8GRIUSm0
ウチで以前飼っていた犬の話。
元々はうちで飼っていた犬ではなくて伯父が飼っていた犬だった。
でも伯父は犬を散歩には連れていかない
エサもやらない
水もやらない
で挙句の果てに目も見えなくなり立てなくなってしまった。

犬好きの妹がそんな犬を介抱して毎日根気強くリハビリさせ
栄養がある手作りのごはんをあげて面倒見ていたら
犬が段々歩けるようになり毛並みも凄く良くなって
それから5年近く生きて大往生した。

その後、伯父家族は泥棒に入られたり借金地獄に陥ったりで
今でも散々な暮らしをしている。
一方妹の方は本人の偏差値では到底無理だった学校に合格し
人生が好転した。


事故現場へダッシュ

489 :可愛い奥様:2011/05/30(月) 10:23:30.70 ID:2ug2MG8C0
一昨日の話
20時頃、普段おとなしい犬が玄関先で遠吠えをしている
来客かと思いドアを開けると隙間から猛ダッシュで外へ
玄関先にはだれもいないし、雨の中慌てて追いかけたら
犬が向かった数ブロック先の交差点で自転車と人が倒れてました
息子でした
すぐに救急車を呼び、病院で検査しました
脳振盪を起こしただけで、ほぼ無傷でした ひき逃げだったそうです

今朝になって思い出したのですが、
その犬は6年前に足を折って公園でぐったりしているところを旦那が助けたのをきっかけにうちに来ました

偶然にしては出来過ぎですけど、ちょっと信じられませんでした


因果応報

313:本当にあった怖い名無し :2011/09/24(土) 10:42:08.76 ID: 69dbnMd20 (1)
犬って本当に祟るんだよ

前の会社の同僚に訊いた話なんだけど、
その子が住んでた家の隣のアル中亭主が「犬がうるさい」って殺して吊るしちゃったんだって
あまりの鬼畜の所業に見かねた元同僚のお父さんが死骸降ろして埋めてあげたそう
それからしばらくして、
犬殺して吊るしてた家の子どもが近くの海で溺れて死亡、
奥さんは失望のあまり発狂して電車に飛び込んでバラバラ遺体で見つかり、
犬を殺した当の本人も、犬を吊るした同じ場所で首を吊って死んでるのが見つかったんだって
そこん家は取り壊されてアパートが出来たけど、
「出る」アパートとして地元じゃちょっと有名になったらしい


福猫

211 :本当にあった怖い名無し:2011/09/28(水) 12:21:18.45 ID:2Fpabc3J0
叔母がキャットフードを買う店でよくあうおばさんから聞いた話。

おばさんは特に猫好きではなかったけれど、弱っている仔猫に遭いかわいそうで保護して飼い始めた。
おばさんの夫はケチで(おばさん曰く)、猫なんか飼ってどうするんだ、金の無駄遣いだって文句タラタラ。
しようがなく、おばさんは自分のへそくりからキャットフードを買って猫を養っている。
でもね、とおばさんは言う。「実は、猫を飼い始めてから宝くじに当たるわ、懸賞の応募には当たるわ、
思いがけないお金が転がり込むわで、もう猫が20年以上生きても全然キャットフードに不自由しないくらい
お金が入ってきてるの。もちろん、旦那には内緒だけどね。」
これはやはり猫の恩返しなのでしょうか。どこにでもいるようなトラ猫さんらしいのですが。


うちの子を探して

223 :本当にあった怖い名無し:2012/02/17(金) 20:09:09.05 ID:HmxkHWA20
この話があってからちょうど一ヶ月たったので、気持ち切り替えのためにも
スレチじゃないと信じて投下してみます。長文&乱文になるかも知れません。

うちの愛猫、スズが突然いなくなった。
スズは完全室内飼いだったし、大人しい子で家を抜け出すなんてした事もない子だった。
だからこそ怖くて、そこら辺探し回ったけど見つからない。
一週間たっても見つからなかった。
都会という事もあって、迷子になったり事故にあったりしたのかも知れない。
迷子猫の見つけ方とか、色々調べてみたけど何も見つからなかった。

そんな時、見つけたのが
「近所にいる猫に「うちの子を探して」と言ったら見つかった」っていう、コピペ。
多分、オカルト板にあったのかな。

ダメ元でも試してみようとした。
でも私はこのコピペの人みたいに近所に猫なんかいなかったし、
関わりがある猫なんて、スズしかいなかった。
だから探し回って全く知らない野良を見つけて、おやつをあげて
「この子を探してほしい。見つけたら教えて。」とスズの写真を見せた。

その時はおやつだけ食べてババッと逃げていったからダメかと思った。
所詮人間と猫だし。なんて考えてた。
一週間たっても一ヶ月たっても、その猫は現れない。

やっぱり人間の言葉なんか通じないか、と思って諦めてたら
全く関わりのない向かいの家のおばさんが、家を訪ねてきた。
(長くなるので会話だけにします)

おばさん「突然ごめんね、貴方の家をグルグル回ってる猫がいるんだけど。」
私「どんな猫ですか?」←もしかしたらスズかと思ってる
おばさん「白色でグレーの模様が入ってるんだけど・・」


224 :本当にあった怖い名無し:2012/02/17(金) 20:20:46.71 ID:HmxkHWA20
続きです、ごめんなさい。

私「もしかして、ヒゲが長いですか?」
おばさん「そうそう!マツゲみたいなところも長いの。
      一週間前からいて、貴方の猫かなぁと思って・・」

ハッとした。おばさんが言う猫は、あの時たずねた猫だった。
私は慌てて最後まで話も聞かずに「ありがとうございました」と家をでた。
でも猫はいなくて近くを探してたら、あの時の猫が現れた。

私「スズ見つけたの?どこにいるの?」
って聞いたら、その猫は小さく、本当に消えそうな声で「ニャ」って鳴いて歩き出した。
ついてこいって言ってるのかなって思って追いかけたら、
隣町の小さな小さな公園についた。誰もこなそうな、すごいサビついたところ。

「ここにいるの?」って聞いたら、猫はその場でジッと座った。
私は不思議に思いながら公園を探したら、血の引きづったようなあとがあって、
それはトイレにまで続いてた。

もしかしてって思ってトイレを見たら、スズの死体があった。
すごい綺麗で、血だけがついてるような死体。
泣きながら抱きしめたら、どうやら引きづられた時にできたようなあとだった。

ごめん、手がふるえてきたから簡潔に話す

スズが生きて14年。老衰だと思ったけど、この引きづったあとはなんだろうって思ってた。
猫が私の口をなめたあと、スズの体をチョイチョイと叩いてた。

多分、スズの死体をみつけて、トイレに隠そうと引きづったんだと思う。
家をウロウロしてたのは、死んだのを教えたくなかったからなのかもしれない。

ただの私の憶測だけど。そう信じてる。長くておgっめんなさい


善行

934 :本当にあった怖い名無し:2012/04/24(火) 17:07:16.71 ID:2Hhugh7B0
俺は運転中に猫の轢死体を見つけると、それ以上車に潰されないように
道路わきに寄せてやってる。かれこれ二十体以上やってきた。中には
内臓が飛び出たり頭がぺちゃんこになってるのもあったが、哀れと思い
つづけている。さすがに毛皮状態になったのは勘弁してもらうけどね。
でもネコが化けて出てきたりとくべつ不幸に見舞われたことはない。
逆に宝くじの高額当選者になるという幸運が舞い込んできた。
いままで脇に寄せてやってきた猫たちの恩返しと思い込んでいる。

943 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 00:20:33.74 ID:F9gCbt360
にわか良い人の>>934です。
ちょっと補足すると、免許取って十年くらい続けてます。
宝くじが当たったのは、生後三か月くらいの小さなネコ死体を発見し、公園の
木の下に埋めてやったその日の夜のことでした。ミニロトです。一等当選。
そのネコの恩返しであったと信じています。

犬も二匹ほど脇に寄せてやりました。マルチーズと雑種犬でしたが
この二匹のときはまだ死んだばかりで体温が残っていて、触れた途端
涙が溢れ出ました。近くに大きな自然公園がある場所だったので、おそらく
飼い主に捨てられて帰巣本能で家に帰ろうとしていた途中だったのでしょう。

みなさん、自分が猫や犬の加害者にならないように、車の運転には気を付けましょう。


霊能犬ゴロ

658 :霊能犬ゴロ:2012/04/20(金) 00:32:40.83
これはうちの飼犬とハタメイワクな友人の話。

うちは柴犬(♂)を飼っている。
今年で10歳になるのでけっこうな老犬だ。
名前はゴロ。今どきこんな昭和的な名前を付けるのもどうかと思うが我が家では犬の名前は「チビ」「ゴロ」「ジロ」のどれかに決めてるらしい。
理由を親に聞いてみると
「この名前を付けると、我が家ではどういうわけか長生きしてくれるから」
とのことで、まあ縁起担ぎみたいなもんだろう。

ところで犬というのは面白いもので、時々何もない空間に向かって吼えたり、そうかと思えば突然尻尾を巻いて逃げたりする。
うちのゴロはどうも他の犬に比べそういう不思議行動が多いようだ。
犬は嗅覚と聴覚が発達しているので人間には感知できない臭いや音に反応しているだけだと言う人も多いがうちのゴロはどうもそれだけではないらしい。
ゴロは風下の何もない空間に向かって吼えることも多々ある。


659 :霊能犬ゴロ:2012/04/20(金) 00:33:31.20
ゴロがまだ小さい頃の話、公園を散歩しているといつものようにゴロが空中に向かって吼えた。
「ほぉ、それが見えるか」
突然言葉をかけられ声の方向を見るとオッサンがいた。
「何が見えるんですか?」
そう聞くとオッサンは
「なんだかよくわからないものが見えるよ」
そうこたえた。
「幽霊とかですか?」
「さあ、なんだろうね。わしには見えてるというだけでその正体まではわからんよ」
「どんな形ですか?」
「なんかモコモコして雲みたいなやつだよ」
なんか胡散臭いオッサンだな・・
そう思ってたらオッサン俺の心を読んだのか
「犬連れて向うの桜の方にいってみな」
「行くとどうなるんですか?」
「さあ?吼えるか逃げるか尻尾ふるかどうなるかはわからんw」
なんなんだと、まだ空中に向かって吼えているゴロを引きずって桜を目指す。
が、途中からゴロが自ら走って桜に向かった。
しかし途中でピタリと止まり全力で桜に向かって吼えた。
俺はなおも桜に近づこうとゴロをひっぱると
キャイン!
ゴロは情けない声で鳴いてその場から逃げようとした。
俺はまたオッサンのところに戻って聞いてみた。
「いったい何が見えてるんですか?」
「動物ぽい何かだな。でもよくわからん。クッキリと見えるわけじゃないんだし、見えても正体わからんだろうな。ワシはオカルトの専門家じゃなくただ見えるだけだから。」
そういってオッサンは去っていった。
このことがあってゴロには常人には見えない何かを見る能力がある霊能犬であることを確認できたわけだ。


660 :霊能犬ゴロ:2012/04/20(金) 00:34:39.14
さて俺には自称霊能者の友人もいる。
こいつは本当に迷惑なやつで例えば高校の時に修学旅行で宿泊先のホテル抜け出して浜辺に遊びに行った時、
「うわああああああ、悪霊がいっぱいいるぅ!やめろ、こっちくるなぁぁあああ!」
と、突然大声で叫んだ。
周囲はけっこう人がいて、何事かと視線が集まる。
気の短いクラスメートたちが
「この野郎、何が悪霊じゃい、楽しい気分に水をさしやがって!」
激怒して自称霊能者の友人をフルボッコにした。
困ったことにホテルに戻ってからも
「さっきの悪霊が付いてきてるぞ!おまえに憑いてる!ぎゃあああ!」
と調子はかわらずでまたフルボッコにされる始末。
結局最後は
「見えないやつはいいよな、おまえらには俺の苦悩は永遠にわからん!」
と捨てゼリフを吐く自称霊能者の友人だった。
こんな調子がずっと続いて今にいたる。

ところで俺はバス釣りに行く時は必ずゴロを連れていく。
ボートにゴロを乗せて深山のダムで釣りをする、これがなんだか自分的にはかっこいいような気がする。
しかしそこは霊能犬だけあって俺には見えない何かに向かって吼えることがシバシバある。
それが絶好のポイントだったりすると迷惑なことこのうえない。
ある時、吼えまくるゴロを無視してワンドの奥までボートを進めた時のこと。
かつてない程激高するゴロ。
それでも無視したら
ガサゴソ・・
水際の草が揺れてノソっと出てきたのは・・クマ!しかも子連れ!
子連れのクマが危険なことは俺でも知ってる。
慌ててボートを反転して離脱!
数日後、この地区でクマによる被害がニュースで流れた。
ゴロはリアルな危険も事前に察知してくれるので、あまり無視はできない。


661 :名無しバサー:2012/04/20(金) 00:36:08.60
そこへ自称霊能者の友人である。
これはヤツがバス釣りを始めた頃の話。
当時自称霊能者の友人はボート持ってるバス釣り仲間の間を渡りしながら釣りしいた。
が、そこはそれ自称霊能者なので釣りをしてると必ず
「おまえの目の前に落ち武者の霊がいるぞ!ぎゃああああああ!!!」
と相も変わらずのようで当然皆から敬遠されていった。
そしてとうとう俺のところに自称霊能者の友人が回ってきた。
今までは「犬を一緒に連れてくから無理」と断っていたがついに知り合い全員に無視されるようになり頼れるのが俺だけになってしまったわけだ。
霊能犬ゴロと自称霊能者の友人の素敵なコラボ、どんだけボート上が煩くなるんだよ・・・考えただけでうんざりする。
忘年某月某日、午前3時頃にゴロと自称霊能者の友人乗せ車を出した。
やっぱりというかなんというか自称霊能者の友人は
「い、今、電柱のカゲに女がいたぞ!」「なんだかイヤな予感がする、この道は通らない方がいい」「ひぃ!今の見たか!?そっか見えないか、いいな見えないやつは」
ずっとこんな調子の道中だが、どうやら事故らずに目的地のダムについた。
ジョンボートを車から降ろしエレキ・船外機を取付け午前4時40分ころ出航。
友人が早速
「ぎゃああああああああああああ!!!!」
とやってるが無視。
幸いなことに俺らがこのダム一番乗りだったようで周囲の視線を集めるようなことはなかった。
それでも付近に民家でもあれば通報されていたかもしれない。
それからしばらくして今度はゴロが立木に向かって吼え始めた。
煩いので立木をスルーしようとすると
「おい、あの立木まわりは攻めないのか?」
と自称霊能者の友人。
「ああ、ゴロが煩いからな」
そう言ってからハタと気がついた。
ゴロには見えているものが自称霊能者の友人には見えていない?
そういえば今まで自称霊能者の友人が指摘したものについてゴロが反応したことは一度もなかった。
てことは・・・
やっぱりこいつは無霊能力者だったか。今までの騒ぎは全部嘘だったんだな。まあそんなこったろうと思ったけど。
溜息をつくも心優しい俺はそれを指摘せず知らないふりをしてやった。


662 :霊能犬ゴロ:2012/04/20(金) 00:37:09.72
ところがだ、もう少し先に進んだところで
「おい、この先に行くのは止めとけ」
今までにない真顔で自称霊能者の友人が言う。
また始まったとウンザリする俺。
「この先が一番のポイントなんだけどな、そういうのちょっと自重してくれよ」
そう言って無視して進むと今度はゴロが
ガルルルルルゥ・・・
進行方向に向かって唸りだした。
「・・・・・・・」
自称霊能者の友人は一点を凝視して固まってる。
また見えてるフリか? いや、それにしてはゴロのこの反応は・・・
というか、俺自身もなんか不安な気持ちになってるのはなんでだ。
「きたっ!ひぃ!」
自称霊能者の友人の悲鳴、と同時に
ガゥ!
今までに無いようなドスの効いた声でゴロが吼えた!
それで全てが終った。
吼えたあとゴロは一点を見ていたが、すぐ座り込んで後ろ足で頭を掻いた。


663 :霊能犬ゴロ:2012/04/20(金) 00:38:28.49
「この犬すごいな」
「なにがだ?」
「こいつが吼えた瞬間悪霊が消滅したぞ」
俺はゴロが他の犬に比べて霊能力が強いっぽい霊能犬であることを説明した上で聞いた。
「おまえ、見えてるフリしてただけじゃなかったの?本当に見える人なの?実際のとこどうなんよ?誰にもバラさないから言ってみ?」
結局自称霊能者の友人がこれまで散々言ってきたことのほとんどは虚言(本人は何かいる雰囲気は感じているいるとか)で実際には何も見えていないことがほとんどらしい。
ただ時としてとてつもない何かと遭遇したときはよく見えるのだとか。
全てのモノを見ることはできないが、常人も不安を感じるほどのとてつもない相手なら見えるらしい。
ようするにこいつは霊能力者には違いないが最低ランクの微霊能力者なのだ。
その中途半端な能力が災いして、子供の頃、たまたま見えた幽霊だか妖怪を大騒ぎしたところ一躍クラスの人気者となり以後虚言癖になったようだ。
「なあ、俺の前では見えたふりするのはやめてくれよな。けっこう迷惑だから。」
「すまん、今後はハッキリ見えた時だけにするよ。それより俺が本当に見えるってことを理解してくれただけでも嬉しいよ。」
「で、さっきのやつはどんな姿してたんだ?」
「黒煙みたいな長いやつだったよ、大きさは変幻自在な感じ。」
「本当に悪霊?」
「実際はわからないな、悪霊なのか妖怪なのか、それとも人間が発見してない未知の領域の生物なのか」
この手のものは霊の類いと決めつけ気味だが、なるほど、未知のUMAって可能性もあるんだな。
「あ、でも犬に吼えられたくらいで消滅するんだから案外大したことないんじゃね?」
「さあ?でも常人のおまえを不安にさせるほどの相手が大したことないとも思えないけどな」

それからは自称霊能者の友人はムヤミに叫ぶことは無くなった。
俺とゴロと自称霊能者の友人はこの日以降も一緒に釣りに行っていろんなモノと遭遇していくことになる。
ただ残念なことに遭遇はしても俺自身は全く見えないのだが。

おわり


霊能犬ゴロ 遠吠え

667 :霊能犬ゴロ - 遠吠え:2012/04/26(木) 18:15:16.68
Hダムに霊能犬ゴロと微霊能者の友人とでバス釣りに行ったときのこと。
有料スロープからボート降ろしていざ出発というときに、どういうわけかゴロがボートに乗りたがらない。
また心霊絡み?それもゴロが怖じ気づくほどの相手?
微霊能者の友人に
「なんか見えてる?」
と聞くも
「いや、なんにも」
との返事。
てことは心霊絡みではなくリアルな危険か?またクマでも近くにいるのでは・・と思い周囲を見渡すも特に異常は見当たらない。
犬にしか聞こえない超音波とか流れてるんかなぁ?と思いつつゴロを無理やり乗船させて出発。
いつになく落ち着きが無いゴロ、何かを訴えるような眼差しを俺に向ける。
その日は朝から大爆釣でウハウハ状態。しかし10時を回ったあたりからパタリと何も釣れなくなった。
地合が過ぎたかと思っていたら唐突にゴロが「アオ〜ン!」ボート上で遠吠えを始めた。
今まで何度もボートに乗せたけど遠吠えするのは初めてだ。
もう一度微霊能者の友人に周囲に何か見えてないかと聞くも
「いーや、なんにも異常がないよ」
との返事。
「ほんとか?なんにもないか?なんか変な感じとかもない?」
「全く無いよ、しいて言えば気配が全く内ことがおかしい。ちょっと静かすぎる。」
「なんだそりゃ?」
原因はその後すぐわかった、地震だ。
強い揺れがわりと長い時間(と言っても10秒もない)続いた。
船上の地震って妙な感じだ、怖いとかそういうのは全くなかったけど。
後から調べたところ震度4の地震だった。
結局それだけの話だけど、ゴロは緊急地震速報の機能があることがわかった。
あの「アオ〜ン!」の遠吠えは
「緊急地震速報です。強い揺れに御注意下さい。」
と俺らに注意していたのかもしれない。

おわり


猫憑き

656 :本当にあった怖い名無し:2013/09/29(日) 17:55:27.19 ID:hWxAFYlF0
父は動物好きで、且つ動物にもよく懐かれるタイプの人。
でも猫にだけは異常なほど好かれるようで、ついたアダ名は「猫憑き」。
ちなみに父はどちらかと言うと犬派。

発端は私が幼少の頃に遡る。
ある夜、母と家でくつろいでいたところ、玄関の外から「お〜いドアを開けてくれぇ〜」と父の声がした。
すぐさま母が扉を開けたところ、父の足元で2匹の子猫がじゃれていた。
母に「捨て猫拾ってきちゃったの?うちはアパートだk(ry」と怒られたものの、
父曰く、「ドアを開けようとしたら、毛むくじゃらの何かが足に飛びついたんだ!
モグラかと思ったけど猫だった!あぁびっくりした!」とのことだった。

それからしばらくの間、2匹の子猫を大家さんに内緒で世話していたが、
ある日、私が習い事に行くのに付いていったっきり、いつの間にか姿を消してしまった。
しかし、父に猫が付いて来る→家で世話する→いつの間にかいなくなる、という出来事はその後何回も起きた。
家で世話するまで行かずとも、途中まで付いて来ることはよくあったそうだ。
現在、父は単身赴任先で一人暮らしを満喫中。今でも猫が付いて来るそうで、
そういう時は単身寮の裏庭で食事の世話をするんだとか(小学生かw)

所変わって私の話。
私の勤務先付近では、猫を外飼いにしているお宅が何件かある。
クロ、シロ、トラ、ミケ、サビ、ハチの少なくとも6匹は確認済みで、
毎日最低でもどれか1匹は見かけるのだが、
「会社の周り、猫がたくさんいて癒やされますよね〜」と職場で話したところ、
「2匹くらいしかいなくね?」「クロなら見たことある」「猫なんかいた?」と、
一同に首を傾げていた。こんなにたくさんの猫を、しかもほぼ毎日見かけるのは私だけのよう。
そんな話をふと母親にしたところ「猫憑きも遺伝するのかねぇ・・」と言われた。

田舎のなんもない貧乏農家の家系だけど、実は猫に関わりのある一族なんじゃないかとwktk
ちなみに私も父も被害は微塵も受けていないので、全く問題ない。


(コメント)

ペットが飼い主の身代わりになって死ぬことがあるのか?ということについては、ここではコメントしません。ペットに身代わりを強要してしまうようなコメントを書くことは、人間のひどいエゴだと思うからです。皆さんご判断にお任せしたいと思います。自分も動物が好きな方で、過去に飼った犬や猫は今でも思い出すことがあります。飼えば良き友人、良き家族、たかが動物と思わず、思いやりと愛情を持って接してあげて欲しいものです。動物は良く世話をして可愛がってあげれば、決して人間を裏切ることはありません。真心を持って接してあげましょう。


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