その他の動物 地ネズミ 613 名前: 雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ 04/01/07 00:34 知り合いの話。 彼のお爺さんは猟師をしていたそうだが、その山には奇妙な獣がいるのだという。 それは丸々と太った地ネズミの姿をしていたらしい。 猟をしていると、山道の行く手にふらりと姿を現すそうだ。 近づくとネズミの身体はボコボコと膨張し始め、倍くらいも膨れ上がる。 そして甲高い悲鳴とともに破裂して、臓物をあたり一面に撒き散らすという。 出くわしてしまうと、獲物が取れなくなる上に、大怪我をすると言われていた。 そのため、しばらくは家にこもって物忌みをするのだそうだ。 獲物を獲り過ぎないようにという、山の神様の報せかもしれんな。 猟師たちはそう言って素直に従っていたそうだ。 奇妙な足跡 778 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/02/13 04:03 山で出会ったお年寄りのハンター、というか猟師さん(?) から聞いた話しです。 みなさんもウサギの足跡はどのようなものか御存知でしょう。 雪上に残ったものを見た方も多いと思います。 前足の跡が縦に二つ並び、その前に後足の後が横に二つ並んで いるやつです。 でも、その猟師さんが追跡した足跡は大変に奇妙なものでした。 前足の跡が一つと後足の後が二つだけしかなく、しかも前後の 足跡が逆についていたそうなのです。 猟師さんは不気味に思いつつも何故か妙に惹き付けられてしまい そのまま追跡したそうですが、その奇妙な足跡の続きは雪原の 真ん中でかき消すように途絶えてしまっていたそうです。 779 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/02/13 04:04 ウサギが追跡者をかわすために後ずさりをする事もあるそう ですがそのような痕跡は全くみとめられず、まるで雪原の中 に解け込んでしまったような印象を受けたと言っていました。 また、連れていた犬の様子もおかしく、足跡が消えている辺り に近付くと急に怯えだして使い物にならなくなったそうです。 でも、その猟師さんは先達の方々から「山にはおかしな者がいる」 と散々怖い体験を聞かされてきたそうで、俺のは大した事無いな ぐらいにしか感じなかったとの事。 後で先達の方々には「見なくて良かったな」と言われたそうですが。 生贄 808 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/04/30 21:32 ID:ck6RUsKv 読んでいたら色々聞いた話を思い出して来たので一つ。 子供の頃、近所のおじいさんに聞いた話です。 そのおじいさんは若い頃一度事業に失敗し、実家の田舎に帰ったそうです。 その家には持ち山があり、色々謂れもあったらしいのですが、 若い頃に学業の為上京した彼は、その謂れなるものを全く知らなかったそうです。 さて、ある日彼が山を歩いており、ふと茂みを覗くと、一羽の兎が居たそうです。 しかし「兎だ」と思ったのは単に耳が長かったからで、実の所見なれている「兎」とは大分違う生き物であったとの事。 毛もなく目も開いておらず、簡単に言うと生まれたての子兎のようだったとか。 しかし、大きさは紛れもなく野兎のそれであったそうです。 しかもよく見ると、その兎は酷く怯えており、彼が近付いても動こうともしません。 よく見ると後ろ脚が罠にかかっているようでした。 罠と言っても、彼の見た所細い草に引っかかっている様にしか見えません。 彼は別に何の気もなく、罠を外してやったそうです。 そしてふざけて「恩返しをしろよ」と兎を見ると、先に語った姿の醜悪さな ものですから、突然腹の底からぞっとし、逃げ帰ったそうです。 おじいさんは帰宅後、これを家の人にはなしました。 すると家に来ていた分家筋の人たちが一斉に厳しい顔になり「直ぐに出て行け」 と言い出し、彼は新妻諸共叩き出されたそうなのです。 彼はいたく憤慨しましたが、それから年経るにあたって、 なんとなく理由を理解しました。奥さんは三度流産し結局子供が出来ませんでした。 たぶん、あれは山の神様への生け贄で、自分が勝手に逃がしてしまったのだろう、 と、おじいさんは言いました。重ねて、実は村からたたき出された直後、 あんまり腹が立つので一度件の山に行ったのだと言いました。 兎の居た辺りで気配を感じ、ふと上を見上げると、錆び付いた斧が 自分めがけて落ちてくる所で、慌てて飛び退いた、と。 たぶんあの時自分が腕なり脚なりを切って捧げていれば子供は助かったかもしれない、とも。 おじいさんはとてもいい人でしたが、それでも、タブーを犯してしまった 報いを受けなければならないのだな、と思いました。ちょっと哀しかったし、怖かったなあ。 二足歩行の野うさぎ 819 名前:あなたのうしろに名無しさんが…[sage] :04/09/14 13:17:44 ID:kBTDad42 森の仲間たちというか… 子供のころ、二足歩行で歩く 野うさぎに出くわしたことがある… 小学校に上がる前の記憶なんだが、 そのころは家の目の前に広がる丘陵地帯が遊び場所。 得意技は獣道探しw である日、 ウサギノうんこがぽろぽろ落ちている場所を発見! すわ、うさぎの通り道発見と、付近をうろうろしていたら、 少し離れたところをソローリソローリと 二足歩行する野うさぎが…あの愛玩用よりも長い手足で キョロキョロあたりを見渡しながら… その頃『ピーターラビット』など 読んだことのないヘチャムクレのお子様だったので うさぎも人が見ていないと、二本足で歩くんだなと納得した私。 あれ以来そんな野うさぎには、再び会う機会はありませんでした。 トトロ遭遇チャンスぐらいのラッキーだと思っています。 不思議な生き物 59:05/05(金) 08:13 pqftwR/K0 [sage] 昨日夕張山地を真夜中に走って目撃したもの。 さすがに春だけあって、狐とかたぬきとかが道路わきで車のライトに目を光らせていた。 が、残雪の上に子猫くらいの大きさで歩き方も子猫、真っ白で耳の長い生き物がとことこ歩いていた。 耳の長さはうさぎなんだけど左右に耳が垂れていて、歩き方が猫。 ウサギは蛙みたいな歩き方(跳ね方?)をするのでウサギではない。 捨てられた子猫?目の錯覚で耳が長く見えたのかな?と思って次のカーブを曲がると こんどはそれが柴犬くらいの大きさになって左脇の雪の上を楽しそうにダッシュしていた。 1日に800キロも走ったから、疲れてるのかな…と思いあまり深くは考えなかったが さいごにはそれが虎くらいの大きさになって半ば透き通って大きな岩からシュタン!と降りていた。 全然怖くはなく、何か不思議なものを見たなと思ったのですが 誰か同じようなものをみた人はいませんか?目の錯覚かもしれませんが。 光る山鳥 881 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/05/06 20:56 ID:9nmyBpmO 父から聞いた話。 私の父の実家は、山に囲まれた集落にあるのですが、 父が中学生くらいの頃、山のほうを見ていたら、尾が光る山鳥が 飛んでいたそうです。 鳥と父との間の距離は20メートルもなく、光はろうそくの火のような 色で、ドッジボールほどの大きさだったという事です。 父は「あの鳥は山の主か、その御使いではないか」と言っていました。 淵の主 407 名前: 330 2006/03/27(月) 00:22:50 ID:CXZfPPh60 渓流の淵で魚を取ろうとした奴がいた 釣りとかではなく、大型のバッテリーを背負い ゴム長を履いて魚を「感電」させて浮き上がらせる方法 いつものようにやっていると、1M近い「淵の主」の様なのが身もだえしながら上がったらしい 「なんで採ってこなかったの?」と聞いた知人に 「目が合ったとたんに、すみませんでした!」としか言えなかったと言った 釣りもその猟も辞めたそいつが、焼き魚を食べる時に 「魚にも神様がいるから、大切に食べなきゃだめだ!」と言って骨までしゃぶる 目が合っただけではないと思う・・・ 猪用の畑 565 :本当にあった怖い名無し:2007/12/15(土) 04:26:34 ID:Yxd+GAgMO うちのじーちゃんばーちゃんの話。 じーちゃんばーちゃんは農家。畑は山の中にある。 昔、二人で山を開墾(?)して作ったとかいう畑で、主にサツマイモを植えている。 山には猪がいて、よくサツマイモを掘り返して食ってしまう。で、収穫に結構な被害が出ていたらしい。 困った二人は、畑の隅を耕してそこにも芋を植え、山の中に向かって 「食うならこっちを食ってくれ。他は人間用だから」 と呼び掛けたらしい。 そして収穫の時期になると、猪に作った畑の芋だけが食われていて、人間用の畑の芋は全て無事。 じーちゃんは関心して、以来商品にならないくず芋もそこに置いて帰ってるそうだ。 じーちゃん曰く「奴らなかなか話がわかるぞ」とのこと。 猫又
見たのは四年ほど前です。その年の春に近所でかわいがっていた野良猫がしにました。 まだ、子猫の時に捨てられたらしく団地に迷い込んできたのを住人の何人かで世話をする感じでした。 その猫が来て、だいたい七年後、猫はケガがもとで弱っていき、息を引き取りました。 息を引き取る前日、猫は突然姿を消しました。よくそんな話は聞きますが、それでも私を含む何人かは、猫を探しました。 すると、私達が心配しているのがわかったのか、フラフラになりながらも猫は帰ってきました。 そして、翌日の朝。猫は冷たくっていました。 猫は死ぬ時、御山に行くといいます。あの猫は御山に行こうとしたが、私達のもとで逝くことを選んだのでしょう。 そう考えた私と近所のお婆さんとで、最寄りの御山とされる山へお参りにいきました。 山の麓の小さな社で手を合わせ、しばらく黙祷していると、後ろから猫の鳴き声がしました。 ふり返ると異様に大きな猫が座っていました。中型犬ほどだったと思います。 その大猫はもう一度鳴くと山の中に駆け込んでいきました。そのとき尾が二またにわかれているのがみえました。 多分、あの大猫は普通の猫ではないと思います。 玄武 298 :本当にあった怖い名無し:2008/10/19(日) 14:21:04 ID:+//IpIDp0 イモ繋がりだが、2〜3年前に山イモ掘りに連れて行かれた。 しばらく掘ってると、その中の一本の先に亀が食い付いてるのが出て来た。 最初は土かと思ったが、甲羅があるのに気付いた。 頭や手足は土色で、最初は根っ子かと思ったが、太いヒゲが生えていた。 一緒に掘ってたおっさんに見せると、「ゲンブじゃないか?」という。 何か普通の亀じゃない気がしたので、亀は掘った土の中に戻した。 玄武って日本の山にいんのか。 巨大な鳥 514 :本当にあった怖い名無し:2008/11/09(日) 00:33:45 ID:tSohhky+0 数年前に地元(山沿いの某県)にかなり強い大型台風が上陸して、次の日にニュースに映った。 ニュース映像で倒れた自動販売機とかをレポーターが写してたんだけど、 その自動販売機を倒したの台風じゃないんだよね 誰に言っても信じないけど、自動販売機を倒したのは大きな鳥だった。 台風の前日に俺が見たのは 見たこと無い種類の巨大な生き物が自動販売機の上に留まっていて、 販売機を持ち去ろうと上に乗ってバサバサやってるのを見たんだよ 田舎だから他に目撃者はいない 大きさは自動車くらいで、翼があったから鳥だと思う その時 鳥は販売機を足でつかんで持ち去ろうとしたけど ケーブルが引っかかって2mくらい引きずった後にあきらめたのかそれを捨てて飛び去っていった で、次の日の朝にかけて台風が来て、 その後カメラとリポーターが来て「見てくださいこの台風の威力」とか言ってた けどあれは台風の仕業じゃあない ビッキ沢 308 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2009/06/23(火) 22:25:57 ID:2aIBAdrE0 知り合いの話。 彼の祖父はかつて猟師をしていたという。 遊びに行った折に、色々と興味深い話を聞かせてくれた。 「ビッキ沢。そう猟師内で呼ばれてた沢があるんだ。 ビッキってのは蛙のことだよ。 そこで野営してた夜に、妙なモノと出会したんだ。 火の前で鉄砲の手入れしてたら、繁みン中からノソズリ這い出てきた物がある。 てっきり何かのヨツ(獣)かと思って見てたから、正体がわかった時は大層驚いた。 でっけえ灰色をした蛙だったんだ」 「うちで昔飼ってたシロほどもあったかな。 ああいや、シロってのは紀州犬の名前なんだがね。 だもんだから、しばらくポカンと口開けて見てたわい」 「こいつがまた蛙の癖して偉そうに、長老でございって感じで白い髭をたっぷりと 生やしとったんだ。 “何だコリャ。どことなく学のありそうな顔してるじゃねえか”とつまらん思いを 浮かべてると、いきなり口開いて『何してるんかね?』と喋りやがった。 蛙の喋りとは思えんほど、実に滑らかによ」 「“こりゃ普通の蛙じゃねえ!迂闊にビビッた所は見せられんぞ” 少し焦りながらそんなことを考えたわいの」 309 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :2009/06/23(火) 22:26:41 ID:2aIBAdrE0 「『鉄砲の手入れさね』取りあえずそう返したところ、 『鉄砲と言うのか。何する物かねそれは?』とこう尋ねてきたモンだから、 『こっからよ、鉄と火を噴いてシシ(猪)を倒すのサ』って答えた。 ま、半分脅しも兼ねてな」 「『鉄と火か。それは嫌だな。うん、実に嫌だ』蛙はそう答えやがった。 まぁ何とかに小便って言うくらいで、蛙の面なんかとても表情読めねえからな。 本当に嫌がってるのかどうかはわからんかったが。 『怖いな。うん、実に怖い。退散するとしよう』 その言葉を最後に、繁みにノソッと戻っていったよ」 それでどうなりました? と先を促すと、 「どうもこうも、それでこの話はお終いだよ。 ま、敢えて言やぁ、“なるほどここはビッキ沢って呼ばれる訳だ・・・”って 納得したぐらいだな」 聞いて呆れた私だった。 スッポンのお化け 603 :本当にあった怖い名無し:2009/07/31(金) 06:04:31 ID:Vwxa/1vR0 みんな結構不思議な体験してるね。俺は大学生の時に夜中に肝試しで 水源地に行ってそこでスッポンのお化け見たくらいしかないよ。 604 :本当にあった怖い名無し:2009/07/31(金) 06:29:22 ID:0sqKd9h/O >>603 スッポンのお化けって本物の化け物? 607 :本当にあった怖い名無し:2009/07/31(金) 07:44:31 ID:Vwxa/1vR0 >>604 その水源地は幽霊じゃなくお化けというか 妖怪みたいなモノが出ると言う噂があって まあ、んなモノいる訳ないだろうと話になって 女の子二人を含めた5人で見に行ったわけ。 懐中電灯持ってね。 で現地で取りあえずきゃーきゃー言いながら一周したんだけど 案の定何も出なくて 水辺の土手でみんなでだべっていたんだけど 仲間の一人がアレ何?と光を当てたら 優に1メートルを超えた、スッポンみたいなのが水の中に佇んでいた。 最初はこのスッポンでか過ぎって感じで笑っていたんだけど、良く見ると手足の形が妙に人間臭くて あれ?おかしくない?となった。こっちが騒ぎ出したらそのスッポンがにゅーと 水面から顔だしたんだけど、なんて言うか擬人化されたスッポンって感じの顔だったんだなあ。 顔、手足の色も普通のスッポンのような緑色じゃなく 肌色に緑を混ぜたような色だったし。 みんなゾーっとしながら、そのまま後ずさりして車まで帰った。 車の中でたぶんアレがお化けだったんだよと話しながら帰ったのが懐かしい 夏の思い出。 パンダ 19 :本当にあった怖い名無し:2009/12/04(金) 23:16:35 ID:CQMUlTLy0 何かよく分からない流れになってるなあ… ちょっと思い出した話を置いて行くが良いだろうか 以前、実習先の職員さんから聞いた話 曰く、日本にはパンダが生息してるそうな 職員さんがまだ小学生の時分、友達と山に遊びに行った 普段遊び慣れてる山の中、その日だけは見慣れないものが蹲っている 白黒で、大きな生き物 当時の職員さんたちには何と言う生物か分からなかった 翌日小学校で友達と協議した結果、「あれはパンダだ!」だと言う結論に達したんだと 「それ、牛かなんかじゃないんですか」 「いや、流石に牛だったら分かるよ。大きくて白黒で丸くずんぐりしてて、でも牛じゃない」 「だから日本にもパンダがいるんだ」 だ、そうだ 残念ながらそれ以降は一度も見付けられなかったと言う 場所はよく覚えていないけれど、八ヶ岳の話をしてたから多分その辺り 人面バッタ 57 :本当にあった怖い名無し:2010/04/07(水) 20:23:22 ID:Le9gZ4dQ0 書き込みついでに話を一つ。 おととしの五月頃、俺が父方の叔父の家へ行った時に起きた話。 母親に頼まれて蕨(わらび)を取りに山道を歩いていると、誰かがぼそぼそと話す声が聞こえてくる。 しかし、声の方を見ても其処には崖があるだけで誰の姿もない。 声の正体がわからず首を傾げて歩き出すと、再び聞こえ始める誰かの話し声。 声の方へ何度か視線を巡らせて、俺はようやくそれに気付いた。 何時の間にか俺の肩に止まる一匹のバッタ。 しかしそれはただのバッタではなかった。……何せそのバッタは人の顔をしていたから。 ヘンな物を見た驚きの余り、硬直する俺の様子に気付いたのか 人面バッタは「みつかった、みつかった」といいながら俺の肩からピョンと飛び降りた。 無論、俺は我に帰るや即座にバッタの飛んで行った方を探したが、バッタは見つかる筈もなかった。 叔父の家に帰った後で、叔父へその話を話すと 叔父は俺の話を疑う事もなく、「山には昔からそう言う”モノ”が多い」と一言返しただけだった。 イワナ? 90 名前:本当にあった怖い名無し:投稿日:2010/09/14(火) 16:07:13 ID:KQw6KxMd0 結構前に、ある山奥に渓流釣りに行ったんだけど、全然釣れなかったんだよ。 で、どんどん上流の方に登っていったら、すごい深そうな淵を見つけて、そこで地元のおじいさんらしき釣り人に遭遇。 おじいさんの仕掛けを見せてもらったら、リール竿なんだよ。「え? こんな山奥でリール?」って思って、しかも針はマグロとかを釣るような馬鹿でかい針。 何が釣れるんだ?と思って、隣に座って見てたら、餌にマムシかなんかの蛇を使ってるのね。 投入してから10分位して、なんかかかったんだけど、全然上がってくる気配がなくて、おじいさんも必死にがんばってるのね。 何がかかってんだ?と思って、淵の方見てたら、底の方でかなり巨大な黄色い魚?みたいな物が、ヒラを打ったんだよ、「なんだあれ! デカっ!」って思って、そしたら、次の瞬間、バレちゃったみたいで、 仕掛けを見せてもらったら、巨大な針が曲がってるのね。 おじいさんは、「ん〜 イワナだ イワナ!」って言ってたけど、絶対あれはイワナじゃないと思うんだけど、 なんだったんだろ? 白いエゾシカ 734 :本当にあった怖い名無し:2011/04/09(土) 18:29:25.47 ID:tGfbJGVg0 冬の北海道。旭川北方の名寄から音威子府付近の山中で、全身真っ白な雄エゾ鹿を 見たという目撃談をよく耳にする。 角は太く、普通と違って捻れるように生えている。その角だけが雪面に黒く目立つからハンター の注意を引くのだそうだ。 推定体重200前後。惚れ惚れするほど美しい姿だという。 30年近く前から噂されているが、同一の個体とは思えない。寿命的にも難しい。また、距離 的に移動が困難なはずの場所で其々近い日時に目撃されている。縄張りを円を描くように 移動する鹿の習性からみても、違う個体がいるのではないか、と考えられている。 私がこの話を聞いたのは、師匠であるK氏からだった。名寄の東、サンル川沿いで渉猟中に 山の稜線にじっと立つその姿を見たのだそうだ。距離150メートル。蒼い空をバックにした その姿は余りにも別次元の姿で、ただ見つめるばかりで撃つ気にもならなかったと遠い目つき で語ってくれた。 地元のハンターの多くは、見ても撃たないという。神の使いだと言う人もいれば、ただ撃つ気に なれぬと言う人もいるそうだ。密やかな噂として、その白いエゾ鹿を獲った者にはタタリが ある、と言う話も聞いた。本当かどうかは知らぬ。本州から訪れたハンターには追い掛け回 すものもいるらしい。ただし、捕獲したと言う噂は一切聞かない。噂が本当なら、その後報告 も自慢話も出来ないのかもしれない。実は、不慣れな北海道の山中で行方を立つハンター が毎年何人かいると話には聞く(北見警察関係者)。 K氏の命日がまもなくやってくる。氏は北海道の別宅で死ねて幸せだったのだろう。 私も何度か北海道を渉猟し、大古の原生林を覗き見て神の存在を感じたりもした。しかし まだ角以外全身真っ白な、ひねくれた変形角のエゾ鹿に逢えてはいない。 でも、いつか逢えると信じている。そのとき引き金を引くかどうか。考えていない。 北海道で聞く話を書いて見た。怖くも不思議でもないけど、今年も聞けた話。 一度でいい。見て見たい。 黒イノシシと大ミミズ 400 :本当にあった怖い名無し:2012/02/27(月) 08:29:14.61 ID:H/jkyVZr0 以前このスレで、地元九州の山にいる動物たちの話を書き込ませてもらった者です。 狸モドキといたずら猿、あと野良犬さんの話を見て下さった人はいるだろうか? 今回は、前に話すのを割愛した『黒イノシシ』と『大ミミズ』の話を書き込ませてもらいたい。 上2つの動物たちは、昔は地元の山にいたと伝えられているが、 今はその姿を見た人はおらず、知人からの遭遇報告も聞いたことがなかった。 自分がこれから書く話も、大人たちから山の怪談として教えてもらったものだ。 401 :本当にあった怖い名無し:2012/02/27(月) 08:33:31.20 ID:H/jkyVZr0 その@、黒イノシシ こいつの話は結構古いもので、時代的には明治か大正頃とほとんど昔話になる。 当時、件の山を含む周辺の山々を縄張りにする、熊と見間違うほど真っ黒な毛色をした雄猪がいたらしい。 この黒イノシシは両の牙が折れていて、『牙折れ』や『牙無しの黒』とも呼ばれていたそうな。 これだけならただの黒いイノシシなんだが、昔の人たちはこいつと遭遇するのを酷く恐れた。 というのも、黒イノシシは随分と不吉な存在だったからだとか。 黒イノシシは人間と遭遇しても、突進してくることはまずない。 代わりに歯ぎしり(牙ぎしり?)をして威嚇し、ギシ、ギシ、と大きな音を鳴らす。 面と向かってこの音を聞いた人は、後で災難に見舞われたんだそうだ。 402 :本当にあった怖い名無し:2012/02/27(月) 08:40:05.37 ID:H/jkyVZr0 どのような災難かというと、山を下りてから病気になり高熱にうなされる、道端で休んでる時にマムシに噛まれる等々。 なぜそのような不運に見舞われるのか、当時の拝み屋が言うには、 見えない牙で、人の見えない急所(運気とか厄とか)に噛みつかれるから良くないことが起きるのだそうだ。 そんなんだから黒イノシシは荒神の類いとして扱われて、山の一角に小さい祠を建てられ祀られた。 その祠の中に納められた御神体は、牙に似た形の石だったそうな。 なぜそんな石が御神体になったかというと、 黒イノシシは目に見えない牙で、本来なら触れられない人の運気や厄に触れて悪さをする。 だから形のある牙をお供えすることで、これ以上運気や厄に触れないようにし、祟りを起こさないで貰おうって理由らしい。 現在、黒イノシシが姿を消してからは祀り事は風化し、祠もほとんど放置状態とか。個人的には少し残念に思っている。 403 :本当にあった怖い名無し:2012/02/27(月) 08:42:36.46 ID:H/jkyVZr0 そのA、大ミミズ 大ミミズといっても、青っぽいヤマミミズのことではない。 こいつに遭遇したという話の中で最も新しいものは、 村で商店を営んでいる近所のおじさんの体験で、彼が子供の頃の話になる。 ある日、おじさんが彼の叔父と所要で山に入り、小雨の降る山道を歩いていた時のこと。 道端の藪がワサワサと揺れており、「何だろう?」と思ってそちらに目をやると、 青大将ほどもある巨大なミミズが這っていた。 おじさんもそんなに大きなミミズは見たことがなく、衝動的に捕まえに行こうとしたそうだ。 404 :本当にあった怖い名無し:2012/02/27(月) 08:44:52.60 ID:H/jkyVZr0 しかし、「止めい」と叔父に服を掴まれ、止められる。 その間に大ミミズは藪の中に隠れてしまった。。 「あんな大きいミミズ、捕って帰ればみんな驚くのに」と愚痴ると、 「あれは、まだ子供じゃけん」「大人がおれば、お前ぐらいなら飲まれるかも知れん。藪に入ったらいかん」 と彼の叔父は言う。 おじさんも流石にその話を聞いて怖くなり、ミミズを追うのを諦めたらしい。 おじさんが彼の叔父から聞いた話によると、 大ミミズは雨の日ほど山道の近く、つまり人の近くに現れやすく、 雨の日は山道を外れて藪の中に入ってはいけないのだそうだ。 405 :本当にあった怖い名無し:2012/02/27(月) 08:47:42.33 ID:H/jkyVZr0 俺が聞いたことのある黒イノシシと大ミミズの話は以上で終わり。 で、前回書き込まなかったこれらの話をなんで今頃になって書いたかというと、 俺の甥っ子が大ミミズの方に遭遇していたことが分かったかので、それを機に書き込ませてもらった。 正月に久しく帰郷した際、同じく顔を出していた甥っ子と話をして発覚したんだが、去年の夏に遭遇したんだとか。 話を聞くに、甥っ子は自由研究の昆虫採集で山に入っている時にヘビぐらい大きなミミズを見つけ、 おじさんのように捕まえようとしたらしい。 しかし、途中から夕立が降ってくるわ、山の野良犬さんと遭遇し後をつけられるわで危ないと感じ、断念したそうな。 俺は大ミミズのような妖怪じみた奴は、流石にもう山にもいないだろうと思っていたんだが、 そういったものもまだまだ山にはいるのかもしれない。 祖父母の不思議体験話 39 :本当にあった怖い名無し:2012/03/28(水) 01:10:07.57 ID:l+cR8jqUP 今日友人と久しぶりに電話で話してて ふと、自分達の祖父祖母の不思議体験話大会になったw 自分達が経験した事ではないけど、 双方の祖父も祖母も嘘をつくような人じゃなかったし 真剣に話してたから本当だったのかなって 今では考えられないような不思議体験だけど。 友人祖父の話(霊感有) ★山の中でイタチが青い炎を吹いた。(火炎放射器みたいに) ★山の中で金色の蛇を発見、 こんな所に居たら危ないぞって捕まえて、木の上に投げたら 一瞬で大蛇になって、ぞぞぞって山の上に消えていった。 自分の祖母の話(霊感無し) ★昔は山の中に住んでて、仕事で海の方へ行ってたんだけど 帰りに大きな魚と小さな魚を手に家に帰るんだけど 小さい魚はいつも帰り道に一尾づつ点々と一定の距離で置いていき、 「この魚はやるから、大きい魚は取ってくれるな」って言いながら帰ってたそうで ある時、あんまり魚が手に入らなかったみたいで、大きい魚しか無くて 小さい魚を道に置かずに帰っていたら、道に迷ったみたいに同じ場所ぐるぐる回って しばらくしたら抜け出せたらしいけど、気がついたら 手に持っていた魚が頭だけ残して骨だけになっていた。 そんな話。 昔の人の方が不思議体験沢山してそうだよねw (コメント) 山の中には狐狸、猿、蛇などの他に、様々な生物がいるわけですが、玄武、猫又などの伝説上の生き物も目撃されているようです。アメリカなどではビッグバードと呼ばれる巨大な鳥が目撃されていますが、『巨大な鳥』の話を読むと、ひょっとして日本にもいるのか?と思ってしまいます。ウサギの中にも怪しい種類がいるようで、ウサギの足跡を追跡していたら足跡が途中で消えたとか、足跡が三つになっただとか、いろいろと不思議な話を聞きます。これらの不思議なウサギの正体は『不思議な生き物』に登場する奇妙な生物のような気がしますが、どう見てもまともな生物には見えません。一体なんなんでしょうか。言葉を喋る巨大蛙とかは、もうファンタジーの世界ですね。 |
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