山での諸注意 山での諸注意 1 142 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/07/30 21:07 1.弁当などの携行食は食べ尽くさない。(小屋や家に戻るまで、形式的にでもひと口は残しておく) 2.用便の際は斜面に向かって(山側を向いて)行う。 3.登山口で山に向かって一礼。山頂に立つとき頂は踏まない。 4.刃物は肌身離さず、寝るときも枕許に。 5.人の真後ろには立たない。真後ろから声をかけない。 6.山に入った後は互いに屋号や通り名で呼び、本名では呼ばない。 145 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/07/30 22:59 >>142 勉強になりますた・・浪人時代に半年ほど丹沢の小屋で働いていました。 こんな理由ですか?(レスきぼん) 1→遭難時の非常用 2→転落防止&落石の発見 3→山ノ神に敬意 4→お守り&野生動物の護身(? 5→前の人の浮石転落などでで巻き込まれる&その発生防止 6→山ノ神に惹かれないように(? あと、漏れのいた小屋の主人によればこんなのもありますた ・下着は必ず白。 ・山中でものをなくしても絶対に探してはいけない。 147 名前:142 投稿日:03/07/30 23:31 漏れが聞いた理由、はこうだった。 >1.弁当などの携行食は食べ尽くさない。(小屋や家に戻るまで、形式的にでもひと口は残しておく) これには非常食としての意味はなく、おまじないの類らしい。 確かに、弁当箱にひと口だけ残しておいたら、陽気がよければ速攻で腐ってしまうしね。 >2.用便の際は斜面に向かって(山側を向いて)行う。 これも、落石避けなどの一見もっともらしい理由もあるようだが、 実は山の神は女性というのが一般的で、用便のときに 男性器を山に向けると神が喜ぶ、という説がある。 >3.登山口で山に向かって一礼。山頂に立つとき頂は踏まない。 これも山の神関連。 山への畏敬と感謝の念の発露、とか。 148 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/07/30 23:33 >4.刃物は肌身離さず、寝るときも枕許に。 これも、有名なおまじない。魔除けですな。 ナタやマキリなどの大袈裟なものである必要はなく、 ビクトリノックスや卑語の守のような小さなナイフでも良いとのこと。 ボンナイフでも良いかどうかは、知らないけど。 >5.人の真後ろには立たない。真後ろから声をかけない。 これも、魔除けの類らしい。 物の怪は背後から現れるから、とか。 >6.山に入った後は互いに屋号や通り名で呼び、本名では呼ばない。 これも、魔除けと言霊信仰が混合したもののよう。 山で本名を口にすると、時に物の怪や山ノ神連れ去られてしまうのだとか。 山での諸注意 2 413 名前:本当にあった怖い名無し :04/09/05 13:47 ID:Kxm0oKKR 知り合いが環境関係の学校にいってるのですが、その実習で山を数日間 歩いて生態系の調査をすることになり、その際使用する山小屋がどうや ら地元人なら絶対に使用を避ける場所らしくその人達にこんな注意を受 けたそうです。 1、絶対に1人にならず常に全員で行動する、トイレのときにも必ず誰 かに周りを見ててもらう。 2、夜寝ているときになにかに声をかけられても返事をするな。 3、寝るときなども常に刃物を持っていろ。 4、なにか怪異があっても気持ちを崩すな。 特に4が重要らしいです。結局色々な事情でそこに泊まる事はなかった そうですが…… 忌み名 509 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/11/15 21:55 雷鳥一号さんの話を読んでいたら思い出した私の父の話。 父(以降は兄)が子供の頃、弟と一緒に近くの山に薪に使う木を拾いに 行った時の事。 山深く迷信も多いその地域では、「猿・犬・猫」などの言葉を山へ行く前や 山に入っている最中には口に出さない様にと両親から強く言い付けられて いたらしい。 が、ちゃんとその言い付けを守っていた兄とは対照的に、弟は山に入って しばらくするとふざけて「猿」を連発。 いさめる兄の言葉も聞かず、弟はずっと「猿」を言い続ける。 すると、にわかに山が陰り、驚いて空を見上げた兄は今迄快晴だったのが 嘘の様に真っ黒な雲が生まれて自分達の頭上に集まり出しているのに気が ついた。 辺りの雰囲気も妙にざわざわと落ち着きがなくなり、不吉な物を感じた兄は 弟を怒鳴りつけて黙らせ、拾った木を放り出して慌てて家に逃げ帰った。 息を切らせながら戻って来た彼らを、家に居た父(私の祖父)は説明される 前に「お前ら、山で要らん事言っただろう!!」と指摘。 何故分かったのかと聞いた兄に、父は「庭先から山を見ていたら、物凄い 勢いで雲がある一部分に集まって行き、しばらくすると消えて行った」と 答えた。 勿論、そのある一部分とは彼らが薪拾いをしていた辺り。 取りあえずひとしきり怒られてから事の次第を説明した兄は、父に「お前が 気が付いてなかったら、帰って来られなかったかもしれない」と言われた そうだ。 ちなみに、この弟と同じ事をやって大けがをしたり、おかしくなって帰って 来たりした人も居るらしい(父談) お陰で私も山に入る時は注意している。 536 名前:509 投稿日:03/11/16 10:19 >>513 はっきりとした理由は聞いた事は有りませんが、祖父と父の話では、 四本足の動物全般を言わない方が良いとの事です。 猟師の場合、獲物の名前を言うのは仕方の無い事ですが、みだりに 連呼するのは未だに禁じられている様で。 確かに、山の神や山自体の雰囲気を壊す物として受け止められている のかもしれません。 ちなみに509はもう50年程前の話。 大けがをした人は犬とか猿を連呼した直後に片側が崖になっている 山道で足を踏み外し、何十メートルも滑落した結果、折れていない 場所を探す方が少ない程ありとあらゆる場所を骨折した状態で発見 されたそうです。 私はこれらの事が偶然でも何でも単純に試すのが怖いので、山に入ると 自然と無口になります。 忌み言葉 605 名前: 本当にあった怖い名無し [sage] 投稿日: 04/12/02 18:23:03 ID:ewavzbB8 山で遭難したとき、救助を待つ人は孤独と恐怖を紛らわすため独り言を言うことがあるそうです。 「早く帰りたい」とか「助けに来て」とか、、、その際、決して口にしてはならない言葉があります。 それは、「迎えに来て」です。もちろん本人は救助隊が迎えにくるのを望んで口にするのでしょうが 迎えに来るのが救助隊とは限らないわけで。。。 神言 275 :本当にあった怖い名無し:2009/09/29(火) 19:03:14 ID:iX0Uo8or0 取り敢えずこんなの見つけたから書いておく。 山の怪異を避ける神言 「三山神三魂を守り通して、山精参軍狗賓去る(さんさんじんさんこんをまもりとおして、さんせいさんぐんぐひんさる)」 どの山であっても登山前に麓で山に向かって、これを誠心誠意唱えておけば、山中の霊怪妖神に遭わず、山神の祟りを受けることもないとされる。又山での奇禍も基本的に避けられるという。万一事故に遭っても無傷か、怪我をしたとしても、軽い物で済む。 奥義として入山印を結んで奉唱したり、あるいは奉唱語、天の気を三度飲み込み、その気を腹中に納めてから、強く山に向けて 吹き出す息吹法を交えることも行われている。 山篭りの体験 15 名前:華南在住[] 投稿日:2005/08/28(日) 15:34:24 ID:WA+FcDi80 昔、夏場に1週間ほどキャンプに毛がはえた程度の山引きこもりやった ことがある。 16 名前:華南在住[] 投稿日:2005/08/28(日) 15:55:45 ID:WA+FcDi80 (一週間の間にあったこと) ・あまりに暑かったので、地べたに直接寝たのだけど、次の日 背中を変な虫に刺されてカイカイに。キンカンで何とか助かった。 ・上記生活必需品の他に道着をもっていったけど、一番邪魔になった ような気がする。でもこれがないとねぇ・・・・ ・練習とかいうよりほとんど食糧調達で一日が終わったような。 でも全身運動だったので結果的にはよかったのかな? ・どんなにきれいな湧き水でもいっぺん煮沸してから飲むべし。 これは予め聞いてあったので、徹底したけど。 ・上記アイテムであんまり役に立たなかったのは、サバイバルナイフ。 枝を払ったりするには力が入らないし、細かい作業するには 大きすぎる。鉈と十徳ナイフで事足りるような。これは多分に 銃剣以外の用途って期待できないのでは、って思った。 ・蛇に注意。蛇は人間の体温が好きみたいで、わたしも股のところに 絡み付いてるのをみて失神しそうになった(青ダイジョウって わかったのでそのまま放っておいたら、そのうちどっかに消えた。 お礼なのかすずめの雛が置いてあった・・・・食わなかったけど) ・あと、山のなかには変な存在も多いので、魔よけかお経をしって おいたほうがいいね。 23 名前:名無しさん@一本勝ち[] 投稿日:2005/08/28(日) 20:31:20 ID:WacSx4T80 山中の夜は凄いよな漆黒のやみとゆうか、 そういえば、真夜中白い塊のような物が漂っていたが、あれなんだったんだろう。 24 名前:名無しさん@一本勝ち[sage] 投稿日:2005/08/28(日) 21:06:20 ID:2toXeG0CO >>23 俺もビビったが、霧じゃないかな? ダムのそばも静かで異様な雰囲気で怖かった。 一人でやるもんじゃないと思いますた。 あと山ん中をオレンジ色の光が縦にゆっくりと蛇行しているのを見たときは涙が出ますた。 一瞬見ただけで速攻で目を逸らして二度とそっちを見なかった。 それと女のすすり泣き。俺だけに聞こえて連れには聞こえない。 夜中の三時半頃でしたが車で逃げました 25 名前:華南在住[] 投稿日:2005/08/28(日) 21:09:26 ID:Qe8jmQ7H0 >19、23 実際夜中のテントになんか変なの(夏場なのに 厚手のセーター着た眼がある部分が空洞の中年女性)が訪ねてきて、無理やり 入ろうとしてきた。九字をきったり塩撒いたり、不動明王の真言 唱えたりして難とか追い払った。 55 名前:華南在住[] 投稿日:2005/08/30(火) 00:32:47 ID:8Re2oMB10 >37,45 実際にいろんなもんが山にはいるようです。とくに霊場で有名 なところや自殺の名所では尚更。 修験道で毎年夏になると大峰山にいってた近所のじーさまの はなしでは、幽霊のほかに狐や狸も化かしにくるそうです。 そういう意味で修行は命がけ。 おもいだしたけど、うえの方に書いた蛇ちゃんと目無し幽霊ですが どちらもあれから何回かきたのですが、目無しがきたとき、蛇ちゃんが鎌首 あげて威嚇したら、消え去りました。蛇は神様の使いっていう昔からの いいつたえを信じるようになりました。 (コメント) 登山客が行き交うようなポピュラーなハイキングコースならともかく、テントや山小屋で宿泊したり、人気の少ない山で登山する場合に、是非、携帯したいのが、登山ナイフや鉈の類でしょう。これらを街中でぶら下げていると銃刀法違反になりますが、人目に付かないように持ち運びに留意し、山中で身に付けたり、リュックに入れておく分には銃刀法違反にはなりません。調理場で包丁を使っていても銃刀法違反にならないように、要は目的に応じた使い方を守れば問題ない訳です(※但し、両刃の刃物は秋葉原通り魔事件の影響で規制が厳しくなり、目的の如何を問わず、所持してるだけ法律違反になりますので注意して下さい)刃物は山に住む異界の者達から身を守る有効な手段ですが、山には守った方がいい決まりごとのようなものもあり、山に住む動物の名前はなるべく口にしない方が良いようです。伝統的な猟師さんは、獲物を表す時には様々な隠語を使ったりするようで、山の主や物の怪が動物と関係がある場合があるので、下手に怒らせて災いが降りかかるのを警戒しているのではないかと思います。こちらはお邪魔する側ですから、なるべく穏便に済ますようにした方がいいでしょう。 |
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